総力取材記事

創業100年以上の老舗が伝える、岩下の新生姜®にローストビーフ、うなぎ蒲焼、クラフトビールも

創業100年以上の老舗が伝える、岩下の新生姜®にローストビーフ、うなぎ蒲焼、クラフトビールも

老舗企業の技と心が光る!歴史が息づくまち、栃木市

栃木県の南部に位置するまち、栃木市。鉄道や高速道路を使えば、東京から1時間ほどと交通の便が良く、その暮らしやすさから、居住地としての人気も高い。

現在の栃木県は1873(明治6)年に、当時の栃木県と宇都宮県が合併して誕生した。2023年に150周年を迎えた栃木県の県庁は、1884年に宇都宮市に移転するまでの11年間、栃木市に置かれていた。

旧県庁跡地の周囲には約1㎞に及ぶ「県庁堀」が今なお残っており、堀に面して建つ「栃木市立文学館」は2014年まで、栃木町役場・栃木市役所の庁舎として使用されていた。

県庁堀周辺は往時の姿を見ることができる。堀に面した栃木市立文学館は、市の有形文化財に指定されている

栃木市は浮世絵師・喜多川歌麿が滞在し、作品を描いたといわれるゆかりの地だ。また、蔵造りの街並みが観光スポットとして人気で、訪れる人たちの関心を集めている。栃木市のシンボル・巴波川沿いでは、夏は「行灯まつり」、冬には「竹あかり」を実施して、幻想的な光の演出を見せてくれる。

ライトアップされた巴波川の岸辺。水面に映る光が風情のある雰囲気を醸し出している
巴波川沿いの塚田歴史伝説館は、資料館として栃木市の歴史や祭りを紹介している

食べて、遊んで、知る 岩下の新生姜ミュージアム

「岩下の新生姜®」でおなじみの「岩下食品」も、1899(明治32)年に栃木市で創業した企業の一つだ。創業当時は乾物や野菜類を販売し、1942年からは漬物製造業に着手した。

岩下の新生姜®の原材料「本島姜」は、当時の社長が台湾で偶然に出合ったものだ。その風味の良さと深い味わいが気に入った社長は、商品化を決意。産地との取り組みに加え、漬物業界では当時、他に類をみないコールドチェーン(※)を導入するなどして、1987年に商品化された。

※生産から消費者に届くまで、一貫して低温に保って流通させる仕組みのこと

「岩下プレミアム特撰セット」は、選りすぐりの形状や肉質の原料のみを使用した5種のセット。セット内容の岩下の新生姜®は、新生姜全体の数%しか収穫できない芽先のみを使用している。また、「岩下のみそ漬生姜」は独自に配合した、甘口の粒味噌の深い味わいが楽しめる。国産らっきょうを唐辛子や秘伝のたまり醤油で味つけした「岩下のピリ辛らっきょう」と「岩下のたまりらっきょう」は、らっきょう本来の香りを引き立てた逸品になっている。

「岩下の新生姜プレミアム」は豚バラ肉で巻いてフライパンで焼くのもおすすめ

岩下食品では、2015年に岩下の新生姜®の魅力が丸ごとわかるスポット「岩下の新生姜ミュージアム」をオープンした。

栃木市に行ったらぜひ寄りたい!展示や楽しいアトラクションがいっぱいの岩下の新生姜ミュージアム(入館無料)

2025年9月現在までの累計来館者数は、124万人を突破。同施設では、〝来館したお客様に岩下の新生姜®で笑顔になってもらうこと〞がコンセプトになっており、さまざまなアトラクションの他に、会社の歴史から新生姜の栽培、生産工程に至るまで、わかりやすく紹介されている。

ミュージアム内は、岩下の新生姜®をテーマにした展示やアトラクションの数々が楽しめて、ピンク色がいっぱいの施設になっている。キャラクターの「イワシカちゃん」のダンスパフォーマンス(土日祝)は特に人気なので、ぜひ見てほしい。

ミュージアムの人気者。公式キャラクターのイワシカちゃん

その他にも、ジンジャー神社やタッチして遊ぶ体感型ゲーム、世界一大きな岩下の新生姜®の被り物の撮影スポットなどもあり、見どころがいっぱいだ。

恋人や夫婦仲がポカポカに!?生姜のご利益があるユニークなジンジャー神社
高さ5mの巨大被り物で新生姜になった気分を味わえる。記念撮影にどうぞ

また、同社の品々を使ったカフェも併設しており、「おいしい料理やスイーツが楽しめる」と、来館者の人気を集めている。

併設のカフェで楽しむ新生姜メニュー。写真の「岩下の新生姜肉巻きプレート~エスニックソース~」も人気

岩下食品の魅力あふれる返礼品を味わい、ミュージアムを訪れて、岩下の新生姜®の奥深さを体験してみてはいかがだろうか。

収穫直前の「土の中の新生姜」を再現した模型、躍動感と生命力に驚かされる

肉の旨みを閉じ込めた、やわらかローストビーフ

1918(大正7)年に、食肉販売店として創業した「滝沢ハム」。1976年には、オランダで開催された国際食肉ハムオリンピックで、金メダルを2個、銀メダルを2個受賞した。それをきっかけに、"ハムの金メダリスト"を合言葉にして、同社は販売を全国に広げていった。「わが社では、"総べての行動は打てば響く如くに"を、自社理念に掲げています。そして、より良い食品を通じて、食文化の向上と健康増進に貢献できるよう、日々精進しています」と、滝沢ハムの担当者は言う。

現在では、さまざまな食肉製品を製造販売しているが、「前日光黒毛和牛モモローストビーフ」は、人気の品の一つだ。前日光黒毛和牛は、日光連山を水源とする鬼怒川水系の良質な水と特別配合の飼料、乳酸酵母などを与えられて育つ。清潔な環境でストレスなく飼育管理されているので、肉質の良さは折り紙つきだ。

程よい脂身と赤身のバランスが絶妙で、そのやわらかさとおいしさに驚くはず。特別な日の一品にどうぞ

「前日光黒毛和牛のローストビーフは、とろけるような食感が特徴です。ローストすることで肉の旨みをしっかり閉じ込めているので、噛めば噛むほど口の中に旨みが広がります。きめ細やかでやわらかい肉質を、ぜひ味わってください」と担当者は話してくれた。

専門工場で低温・長時間加熱。独自製法でしっとりジューシーに仕上げている

ローストビーフは、食べる日に合わせて冷蔵庫でゆっくり解凍するのがおすすめとのこと。2〜3㎜の厚さにスライスして、同梱の特製ソースと西洋わさびをつけて食べるのが、いちばん贅沢な食べ方なのだとか。熟練の職人が肉を選定し、素材の良さを最大限活かすことにこだわったローストビーフを、ぜひ堪能してほしい。

ローストビーフバーガーの他、ダイスカットして軍艦巻き、スライスして握り寿司に。和風アレンジもおすすめ

うなぎ一筋150年!老舗が守る伝統の味

うなぎ一筋150年、1872(明治5)年創業の「うなぎ割烹むさしや」は、地元の人たちから親しまれている、老舗のうなぎ専門店だ。

その昔、栃木市内を流れる巴波川には、多くのうなぎが生息していたといわれている。しかし、市内にある「太平山神社」では、"うなぎが神様を乗せて太平山に連れてきてくれた"という伝承があり、うなぎを食べることが禁じられていたのだそう。

「うなぎは神聖な生き物という信仰から、栃木では御布令によって、うなぎ漁が禁じられていました。しかし、明治に入るとうなぎ漁が解禁され、市内には多くのうなぎ屋が軒を並べていたそうです。今では栃木にとって、うなぎが身近な存在だったことを知る人はほとんどいませんが、このような歴史を広めるのも私の役割だと思っています」と、六代目店主の川田貴光さんは話してくれた。

うなぎと地域の歴史を発信する、六代目店主・川田さん。「神社のお参りのついでに、お店にもお立ち寄りください」
運気アップ間違いなし!うなぎを祀る神社「平柳星宮神社(ひらやなぎほしのみやじんじゃ)」のオリジナル御朱印つき

現在、むさしやでは、(静岡県)浜名湖の養殖うなぎを使っている。栃木産ではないが、創業当時からのこだわりを受け継いでいるのだとか。

「むさしやでは創業当初より、江戸前の粋とされる『一人前、一本』が基本になっていることから、少し小ぶりのうなぎを仕入れています。浜名湖のうなぎは身がしまっていて、とてもおいしいですよ。新鮮なうちに召し上がっていただきたいので、受注生産方式を採用しています。その日の朝に割いたうなぎは、蒸したてを備長炭で炭火焼きします。タレは、150年継ぎ足している秘伝のタレです。時代に合わせて味を調整して、あっさりした味に仕上げています」と、川田さん。

やや小ぶりでも身が引きしまり、脂乗りバツグンの浜名湖産極上うなぎを使用
150年間継ぎ足してきた秘伝のタレ。濃い味からあっさり味へ、時代に合わせて進化している

おいしい食べ方を伺ったところ、電子レンジは使わずに、湯煎で温めるのがおすすめとのこと。歴史と伝統が詰まった、むさしやのうなぎを、ご賞味いただきたい。

備長炭の強火焼きなので、皮はパリッと中はふっくら
凝縮されたうなぎの旨みが堪能できる

お土産にピッタリ!味噌蔵生まれの地ビール

江戸時代に迷い込んだような趣のある外観。歴史の深さを物語っている

最後に紹介するのは、1781(天明元)年創業の「油伝味噌」だ。同社は油屋として創業したが、幕末から味噌の製造販売を行ってきた。しかし、味噌の消費減少を受けて事業の多角化を図り、2023年からは味噌の製造と共に、クラフトビールの製造を始める決断をした。

ホップの豊かな香りと味わい、深い苦みが特徴のこだわりクラフトビール。缶のデザインは地元のデザイナーによるもの
味噌工場の一部を改装。クラフトビール製造工場として新しい歴史を刻む

「新しい商売を始めるにあたり、まず考えたのは、味噌とは関連がないものにしようと思いました。栃木市を訪れる観光客が楽しめて喜んでもらえるもの。そして、『まちにあったらいいな』と思えるもの、ということでクラフトビールの製造を決めました」と、九代目社長の奥様、小池晃穂さんは話してくれた。

「油伝麦酒」では、九代目社長自らがクラフトビールの製造を行っている。油伝らしいクラフトビールに仕上げるため、原料の大麦と隠し味に工夫をしているそうだ。

「栃木市は麦の産地なので、地元産の二条大麦を使っています。また、隠し味には自社製造の味噌を入れています。返礼品の2種類では、ピルスナースタイルの『蔵の街ラガー』は飲みやすいので1杯目におすすめです。また、ペールエールスタイルの『カエモンエール』は、ホップの香りと大麦の旨みが特徴のワンランク上のビールになっています」と言う小池さん。おつまみには、味噌田楽や味噌きゅうり、豚汁、麻婆豆腐、麻婆茄子など、味噌を使った料理が合うとのこと。味噌蔵生まれのクラフトビールを楽しんでほしい。

味噌田楽やクラフトビールが敷地内で味わえる。自社製味噌との相性も抜群
油伝味噌、九代目社長の小池英太郎(えいたろう)さん。ビールの製造は社長自身が行っている

栃木市のお礼の品のクチコミ

栃木県栃木市

野田ホーローのレクタングル深型4点セット(27,000円)

2023年7月1日 14:36

琺瑯さん

熱いまま入れれるホーロー容器、実家に料理を持って行くのに役だってます!
軽いし洗いやすいし、気に入りました!

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栃木県栃木市

とちぎ和牛入り手作り生ハンバーグ(12,000円)

2020年10月13日 13:29

肉山さん

ふんわりジューシーなハンバーグでした。

切るとジュワッと肉汁が溢れ出て、肉の旨みを存分に感じました。

参考になった

自治体情報

栃木県栃木市(とちぎし)

こちらの自治体詳細

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