総力取材記事

酒米の王者「山田錦」名産地が誇る本当においしい日本酒と甘酒

酒米の王者「山田錦」名産地が誇る本当においしい日本酒と甘酒

昼夜の寒暖差が大きく、粘土質で水はけのよい棚田地帯のため山田錦の栽培に適している。産地の格付け最上の「特A地区」に指定される水田も多い

兵庫県の中心部、やや南寄りに位置する加東市。国宝朝光寺本堂などの史跡や、バス釣りやボートが楽しめる東条湖などの名所があり、歴史と自然の調和が美しいまちだ。酒米の王者「山田錦」の産地として名高く、国内総生産量の約6割が作られる兵庫県の中でも、加東市産の山田錦は高品質で、旭酒造の「獺祭」をはじめ、各地の酒造会社の名酒に使用されている。
酒米の名産地として、日本酒の魅力を高めようと新商品の開発にも取り組んでいる。「なんでんの」は市内で障がい者就労支援を行う社会福祉法人「でんでん虫むしの会かい」の利用者たちが栽培する山田錦を使用した純米酒で、「剣菱」で知られる神戸市の蔵元「剣菱酒造」が製造を手掛ける。飲んだ人が「なんでこんなにおいしいの?このお酒はなんでんの?(播州弁で何なの?という意味)」と驚きつつ笑顔になることを願って、でんでん虫の会の利用者たちが皆で考え、命名したそう。純米酒らしいコクと、切れ味の良いスッキリとした後味が特徴。お礼の品では、獺祭となんでんのの2本セットが用意されている。
明治26年創業の「神結酒造」は、令和元年全国新酒鑑評会で9回目の金賞を受賞した「大吟醸神結」をはじめ、地元の酒米を使って上質な日本酒を作り続けている。長年培ってきた麹作りの技術を活かして考案したのが、ノンアルコールの米麹甘酒「麹スイーツPoudre」だ。スイーツと銘打っているだけあって、しっかり甘みがあるのだが、驚いたことに砂糖などの糖類は無添加。甘さはすべて米由来のもの。麹が米のでんぷんを糖化してブドウ糖を生成するのだという。そのまま飲んでも十分おいしいが、紅茶や牛乳、ジンジャーエールと1:1で割って飲むのもおすすめ。お酒が苦手な人や子どもたちにも、ぜひ味わってもらいたい。

毎年2月には酒蔵を開放して見学会や試飲会を行う「蔵まつり」を開催している
甘酒をスイーツ感覚で飲んでいただけたら嬉しいですね」(神結酒造・長谷川さん)
どちらも加東市で栽培された山田錦を使用した高品質な日本酒。なんでんのは今のところ市外では手に入りにくいので、ぜひお礼の品で味わってみてほしい
毎年5月に朝光寺で行われる鬼追踊(おにおいおどり)は、室町時代から続く五穀豊穣や無病息災を祈る行事
甘酒は、ビタミンB1や葉酸、アミノ酸などの栄養素が豊富な体に優しい発酵飲料として近年注目が集まっている
奇岩・怪岩が起伏する闘竜灘(とうりゅうなだ)。飛び鮎の名所で、その姿が竜に似ていることから名付けられた

加東市のお礼の品のクチコミ

兵庫県加東市

獺祭50と山花(10,000円)

2016年6月6日 17:44

メロンパンダさん

初めてふるさと納税で、日本酒を選択しました。
1万円の寄付で、なんと獺祭をいただくことができます。

実は、父の誕生日が近いので、お酒好きの父にプレゼントできないかと選んだ商品。
1か月くらいで届くかな~と思いながら、お酒なので少しくらい間が空いても大丈夫と思い誕生日2か月前に、加東市へ寄付。
こちらが届いたのは、入金後1か月強でした。計画通りです。

お酒は好きだけど、まったく詳しくないため、加東市が、お酒の産地だとは知りませんでした。
というか、山田錦はお酒の品種だと思ってました・・・
山田錦は、イネの品種の一つだったんですね~。加東市の一部は特A地区に指定されているほどの特産だとか。
ふるさと納税の返礼に、お酒が沢山登場するわけです!

純米大吟醸 獺祭50 720ml
純米大吟醸 山花 720ml
のセットでした。

獺祭は、以前からファンだったので見つけた時は感激しました。
それよりも収穫だったのは、山花の方でした。
とってもフルーティーで、飲みやすい!女子が好きそうな味です。

参考になった

自治体情報

兵庫県加東市(かとうし)

こちらの自治体詳細

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