総力取材記事
海とサンタのまちから届く贈り物ツリー、サンタのお菓子セット!ししゃも、秋鮭、シーフードミックス
サンタのまちで育った正真正銘・本物のツリー
北海道十勝地方の最南端に位置する広尾町。まちの東側は太平洋に面しており、ししゃも・毛がに・鮭・イクラ・ツブ・ほっき貝・いか・たこ・昆布など、1年を通して豊富な海産物が水揚げされる。
漁業が盛んなまちという他に、もうひとつ広尾町の顔となっているのが「サンタランド」である。サンタクロースの故郷、ノルウェーのオスロ市から国外初の「サンタランド」と認定され、サンタクロースからのメッセージが書かれたクリスマスカードの発行や、日本一早いクリスマス点灯式、年中クリスマスグッズを販売する「サンタの家」の運営など、様々な活動を行っている。
広尾町森組合が所属する「とかちサンタランドツリーの会」では、「プラスチック製ではなく、本物のツリーを飾る習慣を広めたい」という思いから、数年かけてクリスマス用に育てた苗木を販売。お礼の品では、約7年かけて育てた高さ65〜75㎝のツリーと、2〜3年物の小さな苗木・ベビーツリーが用意されている。
「生木のクリスマスツリーには本物ならではの風合いとぬくもりがあります。木鉢やオーナメントも地元産の木材で手作りしたもの。フェイクグリーンとの存在感の違いを、ぜひ味わっていただきたいですね。ツリーはクリスマスを過ぎた後も成長しますので、そのまま育てて楽しんでいただけますし、広尾サンタランドへ植樹する『送り返し』という制度も設けています」(とかちサンタランドツリーの会 松枝智子さん)。
植樹されたツリーは1年間に約3.48㎏の二酸化炭素を吸収する。木を植え育てて使い、また植える。ツリーの栽培と植樹は広尾町の豊かな森林資源を持続し、次世代へ繋ぐ環境づくりに欠かせない取り組みといえそうだ。
広尾町産の木材を広めたい、サンタランドウッドの活動
敷地面積の8割を森林が占める広尾町。広尾町産木材の良さを多くの人に知ってもらいたいと、「広尾サンタランドウッド」というブランドが立ち上がった。町内の工房や製材所等が協力して、サンタランドウッドを使った家具や木製品の制作を手掛けている。このプロジェクトを中心となって進めている「家具雑貨工房Ki‐Kiru」代表の斗沢誠さんに話をうかがった。
「これまでも広尾町産の木材を使って色々な製品を制作していましたが、サンタランドウッド事業がスタートして以後、オーダーをいただいて大型の家具を作る機会が増えました。タモの木のテーブルとベンチとか、ハルニレの木のテーブルとか、ほとんどが1点ものです。タモの木のテーブルとベンチは、役場の農林課で使用されています」。
今年の秋からお礼の品に登場した「サンタランドウッドツリー」も、その取り組みのひとつだ。商品の企画デザインを手掛けたのは、今年の4月から地域おこし協力隊として着任した、澤村拓也さん。澤村さんは「サンタランドウッド・プランナー」として、斗沢さんの指導のもと、Ki‐Kiruで木製品の制作も手掛けている。
「広尾町で伐採される木材の多くはカラマツなのですが、ヤニが多く出るので製品化するにはちょっと使いにくいんです。でも何とかしてカラマツの可能性を広げられないかな、と考えて企画したのが『サンタランドウッドツリー』です。ツリーの部分は1枚の板から切り出しているのではなく、寄せ木の手法で作っています。想像以上に作るのが大変ですが、カラマツの断面の模様がきれいな、他にはないデザインができたかなと。カラマツは経年変化で赤みを増してくるので、色の変化も見どころです。鉢部分はタモの木、トレーの部分にはセンの木を使用しています。カラマツ・タモ・セン、3種類の広尾町産の木を組み合わせて作っているので、素材感の違いも楽しんでもらえたら嬉しいですね」(澤村さん)。
手間を惜しまず、素材選びから加工〜仕上げまで丁寧なものづくりを行うKi‐Kiruの木製品は、お礼の品でも根強い人気を誇る。今回紹介したサンタランドウッドツリー以外にも、カッティングボードやワンプレート、斗沢さんの奥様が手掛けるオニクルミ材のアクセサリーなど、魅力的な商品が用意されているので、ぜひチェックしてみてほしい。
店内は一年中クリスマス!老舗菓子店のサンタスイーツ
昭和9年創業の老舗菓子店「光香堂」。サンタのまちのお菓子屋さんとして、サンタクロースやクリスマスにちなんだ愛らしいお菓子を取り揃えている。
「祖父が和菓子店を始めて、父の代から洋菓子やケーキも作るようになったんです。昆布を練り込んだ白あんが入った『黄金道路』や『昆布羊羹』は創業当時からあるお菓子です。地元産の昆布を和菓子に使ってみよう、というところから作り始めたそうですが、未だに根強い人気がありますね。サンタランドにちなんだお菓子の多くは、父の代から作り続けているものです。たとえば、ニッセというサンタの手伝いをする妖精のイラストが描かれた『サンタランド』というお菓子は、昭和59年に広尾町がサンタランドとして認定されたときに発売しました」と話す光香堂 三代目の中田康敬さん。
「サンタのまち焼きケーキギフトセット」は、お礼の品限定品。クリスマスケーキ風のミニケーキは、生地に果物を練り込んだバターケーキがホワイトチョコでコーティングされている。サンタのまちから届く「サンタづくし」のお菓子セットで、クリスマスを彩ってみては。
すべて北海道産の海産物!極旨シーフードミックス
海産物の宝庫・広尾町の本領発揮ともいうべきお礼の品が「シーフードミックス5」だ。具材は広尾町産のタコ、イカ、ツブと、北海道産のホタテ、エビの5種類。使いやすいのはもちろん、具材ひとつひとつがおいしい。広尾町のお礼の品の中でも、大変人気が高い商品。
「魚介のおいしい出汁がしっかり出るので、カレー・パスタ・グラタン・中華・アヒージョ、どんな料理に使ってもおいしい!冷蔵庫に常備しておくと、とても便利ですよ」(広尾産業流通振興公社 宮下早苗さん)
広尾町の魚といえばこれ!白金色に輝く本ししゃも
広尾町で水揚げされる海産物の中でも、たびたび日本一の漁獲量となる魚が「ししゃも」である。北海道太平洋沿岸の水深120m以浅の限られた地域にしか生息しない希少な魚で、全道の漁獲量の大半は十勝・釧路管内が占めている。ししゃもは、サケと同様に海で成長して産卵のために川に戻ってくる「回遊魚」。通常、産卵期が近づくと身の脂が抜けて体が黒っぽくなるのだが、大きな川のない広尾町では、淡水にさらされる前の、脂乗りがいいししゃもが多く獲れる。
ちなみに、普段よく目にする「ししゃもと書かれている商品」の多くは、「カラフトシシャモ(キャペリン)」という輸入品で、広尾町のししゃもとはまったくの別物だ。
ししゃもを中心に、広尾町で水揚げされる海産物の水産加工・販売を手掛ける「岡嶋水産」の「生干しししゃも」は、上質なししゃもを厳選加工した逸品。
食べ方のポイントは、解凍せずに冷凍された状態で焼くこと。旨みを逃さず、ふっくらやわらかな身に仕上がる。お礼の品ではオス・メス両方出品されているが、今回紹介したいのは中サイズのメス。地元の人が最も好んで食べるサイズで、ほどよく卵が詰まっていて、身にもちゃんと脂が残っている。骨を気にせずパクパク食べられるのも嬉しい。
これまでカラフトシシャモしか食べたことがない人にこそ、ぜひ食べてもらいたい。きっとそのおいしさに衝撃を受けることだろう。
厳選された鮮度が高く美しい秋鮭を1尾分お届け
広尾町が誇る海産物はししゃもに限らない。「秋鮭」も広尾町の特産品のひとつだ。太平洋の大海原でのびのびと育ち、9月〜10月に産卵のため広尾の川に戻ってきた鮭を漁獲する。身がしまっていて脂分が控えめなので、フライやムニエル、蒸し焼き料理との相性がよい。
「宿院水産」の「うす塩秋鮭切身」は、身にほどよく脂が乗っていて、しっとりやわらかく品のある味わいが特徴。名前の通り塩味は控えめで、魚の旨みをしっかり感じられる。
「うちの秋鮭はどなたでもおいしく食べていただけるように、塩分控えめで味付けしています。おかげさまで『ちょうどいい味』と好評です。塩辛い鮭がお好きな方は、少し塩で味付けしてお召し上がりいただくとよいかもしれません」(宿院水産 代表取締役社長 宿院祐美さん)。
広尾町のお礼の品のクチコミ
R3AB-Ⅰ3 放牧牛のしぼりたてミルクアイス6種の味セット(14,000円)
2022年7月21日 18:17
生きづらさを生きていくさん
私はアイスクリームが大好きです。今回ふるさと納税で初めてアイスクリームを頼みました。広尾町のアイスクリームはミルクが非常に濃厚ですが甘すぎずさっぱりしていてとてもおいしかったです!!