総力取材記事

コシヒカリに玄米ベーグル、淡麗旨口の酒を味わい、雪に遊び、南魚沼の自然の恵みを満喫!

コシヒカリに玄米ベーグル、淡麗旨口の酒を味わい、雪に遊び、南魚沼の自然の恵みを満喫!

南魚沼の実りの秋と冬を見て味わって、楽しもう

新潟県の南部にあり、八海山や2000m級の山々に抱かれた南魚沼市。冬に山々に積もった雪が長い時間をかけて流れてくるミネラル豊富な雪解け水と、盆地特有の昼夜の寒暖差、そして肥沃な大地が育てる南魚沼産コシヒカリのおいしさは折り紙付きだ。

実りのシーズンを迎えた黄金色の魚沼平野。ここで育てられた米だけが、コシヒカリの王様「南魚沼産コシヒカリ」と呼ばれる

農業はもちろん、米を主原料とする醸造業や製菓業も地域に根付いて発展し、多くの人に愛されている。

さらに、首都圏から最短90分というアクセスの良さが四季を通して人々を引きつけ、冬のスキーやスノーボード、夏のキャンプやトレッキングなどの観光も盛んだ。あふれるほどの自然の恵みを、見て、楽しんで、味わって、満喫できる南魚沼市。

秋の八海山は、山全体が燃えるような赤や黄色に包まれる。紅葉はロープウエーに乗車して楽しむこともできる
戦国武将の直江兼続、上杉景勝が幼いころに学んだ禅寺「雲洞庵」

まずは、塩沢宿の老舗酒蔵を訪れてみよう。

雪国の風土を活かして、淡麗旨口の酒をかもす

三国街道の宿場町として栄えた塩沢宿で、1717年の創業以来300年にわたって酒造りを続けてきた「青木酒造」。南魚沼の米と巻機山の伏流水を用い、越後杜氏の伝統の技で酒をかもす。そして、すべての酒を雪室で貯蔵し、ベストコンディションで出荷している。

江戸時代の随筆家、鈴木牧之は塩沢宿生まれ。その名にちなんだ「牧之通り」沿いに立つ青木酒造
杜氏のもと、南魚沼出身の8人の蔵人が酒をかもす

「私たちが目指す淡麗旨口とは、新潟ならではのキレのいい淡麗な造りながら、米の旨みを最大限に引き出した当蔵ならではの味わいです」と、専務取締役の阿部 勉さん。というのも、南魚沼は山間地なので、干し物や漬物、しっかり味をつけた煮物などの保存食がしばしば食卓に並ぶ。こうした料理に合い、飲み負けしない味を目指しているのだ。

酒造りの頭を務める髙橋一栄さん(右)と、阿部さん(左)。「杜氏は酒造りの監督で、頭はヘッドコーチのような役割を果たします」(髙橋さん)。「個人的には鶴齢は鶏やジビエ料理にも合うと思います」(阿部さん)

返礼品は、純米酒を2銘柄、純米吟醸酒、その純米吟醸酒で作った梅酒、純米吟醸酒の酒粕を使った米焼酎の5種6本のセット。「ベースが同じなので、焼酎を水で割ると日本酒の味になり、割った梅酒に日本酒を足してもよく合います」

また、米焼酎を割るために、南魚沼の天然水を使ったサイダーも開発した。「酒寄りの発想なので、炭酸は強めで甘みは抑えました」(阿部さん)。もちろんそのまま飲んでもすっきりし、リフレッシュにはぴったりだ。

青木酒造「雪男サイダー」
江戸時代の雰囲気が漂う店内では、定番銘柄のほか、蔵限定の酒も購入できる

350年受け継いできた、田んぼに任せた米作り

江戸時代から約350年続く農家を受け継ぐ三輪弘和さんは、少し変わった経歴の持ち主だ。料理人の道を選び、石川県でプロとして働く中で、「料理に合う米、お客様の好みに合わせた米を提案できたら」と米に興味を抱くようになりUターンした。

江戸時代から受け継いだ農地でコシヒカリを育てる三輪さん。「コシヒカリとの相性を考えて、地元の食材を使ったわっぱ飯やおせちのメニューを開発中です」

現在は21町歩(約22ha)の田でコシヒカリを育てている。その栽培方法もユニークだ。「うちの田んぼの土壌はいいし、山からくる水はミネラルが多い。ベースがよければいろいろしなくてもおいしい米ができるんです」。

春、周囲の山々からの雪溶け水が田を満たすと米作りが始まる
「まつえんどん」は三輪家の屋号。コシヒカリをメインに数種類の米を栽培している

一部は無農薬、基本的には低農薬で、有機肥料を控えめに与える。「稲が元気になり、病気にかかりづらくなるので、黒酢玄米を散布しています。粘りや甘さも増すんですよ」。田んぼに任せた自然な米作りで、滋味豊かなコシヒカリが実るのだ。

実りの時期を迎えると、平野は黄金色に染まる

炊いた玄米ごはんで作る、もっちり甘い玄米べーグル

三輪さんのもう一つの顔はパン工房の経営。田んぼの一画でコシヒカリを無農薬で有機栽培し、「栄養価が高くておいしい玄米を、もっと手軽に食べてほしい」と、自家工房でパン職人とともに玄米ベーグルを焼き上げている。まずコシヒカリ玄米を炊いて、そのごはんと北海道産小麦粉、天然酵母、水を混ぜて成型し、スチームしてからオーブンで焼き上げる。「バターや油を含まず、化学調味料無添加なので、玄米本来の甘さを感じていただけます」

「ごはんを小麦粉と混ぜるという製法は、ここで初めて知りました」とパン職人の冨所茂子さん。「余計なものが入っていないので、素材の甘さや香ばしさが感じられますよ」

返礼品は焼きたてを冷凍してお届けするので、食感も味わいも香りもそのまま。解凍後トーストすると、外側はかりっ、中はよりもっちりと仕上がる。ハムやチーズはもちろん、ごはんのパンだから、キンピラなどの和風のおかずを挟んでもおいしい。

コシヒカリ玄米の味わいそのままを楽しめるプレーンタイプを10個セットでお届け。ビーガン認証取得

とろける甘さで大人気!生クリーム入りの笹団子

あんをくるんだ蓬団子を笹の葉で包んだ笹団子は、昔も今も新潟土産の王様。長く地元に愛されてきた和菓子店「孝泉堂」の四代目店主・町田正樹さんは、新たな新潟土産として「生クリーム入り笹団子・笹子」を生み出した。小ぶりのまん丸な蓬団子の中には、あんと生クリームがたっぷり。

笹の葉でだんごを包んで仕上げる

「当店らしいアレンジを考えて、生クリームを加えるレシピにたどりつきました。若い人たちにも好まれるよう、和と洋のいいとこどりです」。難しかったのは生クリームの選び方だ。「コクは欲しいのですが、乳脂肪分が高すぎるとくどくなり、あんの存在感が薄れてしまう」と試行錯誤を重ねて、最適な乳脂肪分と、生クリームとあんのベストバランスを見つけ出した。「詳しいことは企業秘密です」と、町田さんはにっこり。

「こだわりを詰め込んだ逸品です」と町田さん

つきたての餅の柔らかさと、あん&生クリームのなめらかさ、さらにフレッシュ感を保つため、冷凍食品として販売している。解凍には常温で約1時間かかるが、半解凍で食べてもおいしい。新潟銘菓の新しい味わいをぜひお試しいただきたい。もちろん、定番の笹団子との食べ比べもおすすめだ。

餅つきにちなんで店のロゴはうさぎ

天然雪と南魚沼の大パノラマ!見て、遊んで、楽しもう!

南魚沼の冬の楽しみはスキーだ、と思った方はちょっと待って。石打丸山スキー場には、ウインタースポーツをする人もしない人も楽しめて、感動できる特別の場所がある。麓からコンビリフトでのぼった「ザ・ヴェランダ石打丸山」には、絶景を楽しめるテラスと快適に過ごせるドームテント、人気メニュー「雪山のパンケーキ」などが味わえるカフェがあり、子どもも大人も天然雪を楽しめるアクティビティが充実している。スポーツと離れて、おしゃれな冬時間を過ごせるのだ。

雪山と一体感を感じながら快適に過ごせるドームテント
カフェからテイクアウトもOK。自分たちのペースで過ごせる

初心者から上級者まで楽しめる20以上のコースやスノーパークで滑るもよし、麓の雪遊びエリアで雪山デビューを果たすもよし、思い思いの雪山体験ができる。自分らしい楽しみ方を見つけてみてはいかがだろう。

テラスからは魚沼平野と越後の山々が織りなす絶景を一望できる

南魚沼市のお礼の品のクチコミ

新潟県南魚沼市

やまと食品の生切り餅 1kg 2個 計2kg(10,000円)

2024年1月12日 14:27

みこ。さん

新米も毎年南魚沼市な申し込んでいますが、お餅も申し込んでみました。
やはりお米が美味しいんですからお餅も美味しい!
もちもちで柔らかく、汁物に入れてもきな粉や納豆と食べても美味しかったです。

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新潟県南魚沼市

雪温精法 南魚沼産こしひかり 精米 10kg(19,000円)

2023年11月1日 15:16

みこ。さん

今年も楽しみな新米の季節が来ましたね。
南魚沼産のコシヒカリ。
ホント美味しくって毎年頼んでいます。
炊きたてはつやつやピカでおかず要らずでもパクパク食べちゃいます。
この時期は体重殖えちゃいますが仕方ないですね。。

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新潟県南魚沼市

令和4年産 南魚沼産 笠原農園米 こがねもち 5kg(10,000円)

2023年7月22日 16:50

みこ。さん

急にもち米が食べたくなり、米といえば新潟でしょう。と言うことで南魚沼市のもち米を頼んでみました。
お赤飯とかにはせずに、普通にお米を炊くようにドナベで炊きました。(浸水はなし)
もっちりとしてとっても美味しかったです。
普通のお米3合にもち米2合が、結構好みでした。

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自治体情報

新潟県南魚沼市(みなみうおぬまし)

こちらの自治体詳細

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