鹿児島本土から約470km、奄美群島のひとつ徳之島の北西部に位置する天城町。美しい海や砂浜はもちろんのこと、日本最大級の水中鍾乳洞「ウンブキ」、「犬の門蓋」の奇岩・断崖、ムシロを敷き詰めたような巨岩が連なる「ムシロ瀬」など、自然が作り出したユニークな景観も多く、訪れる観光客を楽しませている。
暖かい気候を活かしたマンゴー栽培が盛んで、奄美以南の限られた地域でしか実現できない「完全無加温栽培」が行われている。マンゴーのような南国の果物は、冬の寒さで枯死しないように、ビニールハウスの中でボイラーをたいて加温しなければならないのだが、天城町は年間平均気温が高いため、その必要がなく、無加温で栽培できるのだ。自然に近い環境でじっくりと熟した上質なマンゴーができあがる。とろけるような口当たりと、うっとりするような甘さが特徴。お礼の品では1㎏分をお届けしている。
肉用牛の繁殖も盛んで、9ヵ月間丹精込めて育てた後、鹿児島本土で肥育され、天城町産の黒毛和牛として出荷される。見た目にわかるきめ細やかな霜降りが、肉質の良さを物語っている。A5等級のすき焼き用ロースと、ステーキ用のヒレ・ロースがセットになったお礼の品でご賞味いただきたい。
最後に紹介するのが、米麹とサトウキビからとれる純黒砂糖でつくられる黒糖焼酎だ。酒税法の関係上、黒砂糖などの糖分を含んだ原料を使った焼酎づくりを認められているのは、実は奄美群島だけ。ほんのり甘くてクセがないので、色々な飲み方で楽しめる。後に残りにくく悪酔いしないとも。芋や麦の焼酎が苦手な人もチャレンジしやすいお酒だ。お礼の品では、地元で人気の銘柄をセレクトした「徳之島の黒糖焼酎お楽しみセット」がおすすめ。ぜひ飲み比べを楽しんで。