北海道枝幸町
紅ずわいがにほぐしみ水煮 35缶(固形量135g/缶)(50,000円)
2023年4月5日 15:17
ロンタさん
北海道枝幸町よりかにの缶詰を頂きました。
一年中食べたいので盛大に35缶にしましたが、6缶、12缶も選べます。
チャーハンやパスタにも使おうと思っていますが、最初は一番味わえるかにサラダにしました。
これから色々な食べ方考えるのが楽しみです。
2006年の平成の大合併により旧「枝幸町」と「歌登町」が合併し、新たに森と海の恵みが融合する新町としてスタートを切った北海道枝幸町。オホーツク海に面した枝幸地区では漁業が盛んで「毛ガニ」の籠漁水揚げ日本一を誇る。一方の歌登地区では、四方を山に囲まれた緑豊かな土地を活かした、酪農業や林業が行われている。
流氷で海が閉ざされる時期以外は漁が行われ、様々な海産物が水揚げされるが、中でもホタテは地元の人たちが「枝幸ほたてがナンバーワン!」と胸を張って言うほど、肉厚でおいしい。なぜ枝幸町で水揚げされるホタテが上質なのか。その理由は大きく2つある。
ひとつは、ホタテの餌となるプランクトンがより豊富な北オホーツクに位置していること。流氷が運んできたプランクトンによって、オホーツク海の海産物はよく成長するが、北オホーツクで獲れるホタテは特に大きく育つという。
ふたつめは、枝幸の漁場の海底に「砂が多い」ことである。ホタテは生息する環境によって貝殻の厚さが変わる。ゴツゴツした石の多い海底で育つホタテは、割れないように貝殻が厚くなる。一方、枝幸ほたては外敵のいない砂地で育つため、身を守る必要がない分、貝殻は薄く繊細で、栄養分が身に集中し、肉厚で旨みの多い身になる。
昭和58年創業の「海洋食品」は、カニやホタテを中心に地元で獲れる海産物の水産加工を手掛けている。海洋食品の「特大ジャンボ枝幸ほたて貝柱」は、本当にいいものを知っている人が何度もリピートするお礼の品だ。
「枝幸のホタテは全体的にサイズが大きくて肉厚です。とても品質がよいのですが、それだけに海外からのニーズが高く、高値で取引されるため国内では一般向けになかなか流通しません。ふるさと納税は、全国の方に『枝幸ほたて』のおいしさを知ってもらえる、とてもよい機会だと考えています」(海洋食品 代表取締役社長 三國浩司さん)。
また、ホタテとともに多くのリピーターがついている商品がホタテやカニの缶詰シリーズ。港で水揚げされたホタテやカニを、すぐに港で缶詰に加工。殺菌には「回転式加圧加熱殺菌装置」を使って、回転させながら熱殺菌する。これにより、短時間の加熱で殺菌できるため品質が高く保てるのだとか。燃料が少なく済むので、エコな製造方法ともいえる。
こうして作られた「ホタテほぐしみ水煮缶詰」は、サラダ・和え物・汁物など様々な料理に使えて、大変便利。長期保存が可能なので、非常食としてストックしておいてもよいだろう。ホタテ缶以外も食べてみたいという人には、ホタテ缶に加えてカニ缶や鮭缶、炊き込みご飯の素が入った「オホーツクセット」がおすすめ。
「枝幸は本当に海に恵まれているんだよね」と語るのは、「枝幸海産」代表取締役 松嶋修一さん。
「同品種のお米でも畑が違うと味が変わるように、同じ海産物でも獲れる場所によって味や食感が変わる。ひとくくりに北海道産といっても、産地場所によってホタテの味は変わります。食べ比べればすぐにわかりますが、枝幸ほたては本当に甘くておいしい。そのことをたくさんの人に知ってもらいたくて、ふるさと納税では冷凍ではなく、生のホタテをお届けしています。もちろん冷凍でも十分おいしいし、冷凍商品を出す方が業務的には手間が少ないんだけど、やっぱり寄付者の皆さんには、最もいい状態で枝幸ほたてを食べてもらいたくて」と、松嶋さん。
「お刺身用『生』ほたて貝柱」は、その日水揚げされたものの中から鮮度・品質がよいものだけを厳選し、当日中に加工して発送している。そのため出荷できる時期はホタテの漁期に限られる。ホタテ漁が行われるのは11月までなので、すぐに食べたい人は早めに申し込もう。
枝幸で水揚げされた鮭の卵を原料に、昔風の味付けで作った「鮭いくら」も枝幸海産が自信を持ってお届けする逸品。一般に流通している醤油イクラは、タレにひたひたに浸かっているものが多いが、この商品はしっかりタレが切られており、200g分たっぷりイクラが入っている。添加物は一切使用せず、醤油数種類と酒のみで味付け。昔の漁師の人たちが作っていた醤油イクラの味が再現されている。
「食べると粒の中からとろっと濃厚なイクラの脂が溶け出します。ぜひ枝幸ほたてと一緒に丼にして食べてもらいたいですね」(松嶋さん)。
枝幸町では6月〜11月の期間、タコ漁も盛んに行われている。「山上佐藤水産」の「浜茹でボイル冷凍たこ足」は、まずその大きさに驚くが、代表取締役の佐藤秀之さんいわく「この辺ではこのサイズが普通」とのこと。
「獲れたてのタコを浜茹でするんですが、一般的な食料品店や市場で流通している煮ダコよりも、やわらかめに茹でています。やわらかくて食べやすいので、子どもや年配の方にも好評です」(佐藤さん)。
薄く切って刺し身醤油で食べてよし、たこめしや煮物、唐揚げにしてもタコの旨みを存分に楽しめる。
山上佐藤水産の商品の中で、もうひとつ注目してもらいたいお礼の品が「新巻メジカ鮭切身」である。メジカというのはオホーツク海の沖側で、限られた時期にだけ漁獲される鮭。枝幸の川は鮭の遡上を妨げる大規模ダムがほとんどないため、漁獲高は国内トップクラス。川で孵化した鮭はオホーツク海に出て成長し、その後、産卵のために川へ戻ってくる。産卵直前の鮭は「ブナ」と呼ばれ、卵を産む準備をするので、魚体に赤黒く縞模様が現れ、身の脂も少ない。一方、産卵前25〜60日前に漁獲されるメジカは、まだこれから川に向かって泳がなければならないため、身に脂が乗っているのだとか。「メジカはトキシラズのように脂乗りがよくておいしい鮭です。これを一度新巻にしてから切り身にしています。新巻といっても塩漬けにしているわけではなく、一度塩を振って凍結させているので薄塩の仕上がりです」(佐藤さん)。
道外ではまだあまり知られていない希少なメジカ鮭。鮭の漁獲量が少しずつ減少している今、品薄で食べられなくなる前にご賞味いただきたい。
枝幸町の海の幸をたっぷり紹介したところで、最後に緑豊かな歌登地区の名産品を取り上げたい。道内唯一の生活保護法による授産施設「歌登授産所」では、30名ほどの利用者が山菜の加工やはちみつの製造を行っている。
「ここでは、全国的にも珍しい『しころ』や『あざみ』のはちみつを作っています。しころもあざみも、人工的に栽培しているものではなく周辺の野山に自生しているもの。自然任せなので、しころの蜜が3年採れなかったこともあります。雨が降ったら蜂が飛べないんですが、今年は幸いにも雨が極端に少なかったので、蜂がとても元気でしたね」(歌登授産所 施設長 野尻和男さん)。
今年は特にしころの蜜がよく採れたという。「しころ」という呼び方は北海道の方言で、ミカン科の「キハダ」のこと。「黄肌」という文字の通り、木の皮をはぐと鮮やかな黄色の内皮が現れる。この内皮を乾燥させたものは、漢方で「黄柏」という生薬として使われたり、染料になったりする。
しころのはちみつは上の写真の通り、透き通った美しい黄色で、お礼の品でも人気が高い。さっぱりと上品な甘さで、苦味やクセはまったくなく、後味にほんの少しだけハーブのような香りが感じられる。
甘みが強いはちみつがお好みの人には、あざみのはちみつがイチオシ。舌にのせた瞬間は濃厚な甘さを感じるが、雑味がないため後味はすっきりとした印象。どちらのはちみつもお礼の品ではリピーター人気が高く、一人で2本申し込まれる方もいるとか。
「町内のスーパーマーケットなどでも販売していますが、地元の人は煮物に使ったりヨーグルトに入れたり、コーヒーや紅茶に入れて飲んでいるという話もよく聞きますね」(野尻さん)。
なかなか手に入りにくい希少な枝幸産はちみつを、ぜひこの機会に味わってみてほしい。また、歌登授産所では他にも周辺の山に自生する「ふき」「わらび」「たけのこ」等の水煮や、地元産のじゃがいもとかぼちゃで作った「いもだんご」「かぼちゃだんご」のセットもお礼の品に用意している。
広く流通していないがゆえに、全国区で知られていない枝幸町の名産品の数々、「まだ食べたことがない美食」を求める人にこそおすすめしたい。
北海道枝幸町
2023年4月5日 15:17
ロンタさん
北海道枝幸町よりかにの缶詰を頂きました。
一年中食べたいので盛大に35缶にしましたが、6缶、12缶も選べます。
チャーハンやパスタにも使おうと思っていますが、最初は一番味わえるかにサラダにしました。
これから色々な食べ方考えるのが楽しみです。
北海道枝幸町
2019年8月14日 14:51
なみさん
一キロの箱は大きめのホタテ貝、おまけの300グラムは少し小さめのホタテ貝。
冷凍保存ですこしづつ使えるので便利。しかも甘味があり美味しい!
アヒージョにしたり、刺身にしたりと食べ方いろいろです。
※現在、返礼品内容が変更している可能性があります(編集部注)
北海道枝幸町
2019年7月6日 06:56
エクレアさん
昨年頂いて気に入ったため、今年も申し込みました。
今は300gおまけが付いてきて、更にお得になっています。
とにかく粒が大きくしっかりしているのでオススメです。
一回に数個ずつ焼いて食べています。長く帆立が楽しめて贅沢な気分です。
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