総力取材記事

東洋一美しい海と珊瑚礁、6つの島々からなる宮古島市の味が届く!宮古そばや島豆腐、長期貯蔵泡盛

東洋一美しい海と珊瑚礁、6つの島々からなる宮古島市の味が届く!宮古そばや島豆腐、長期貯蔵泡盛

地元の島豆腐や宮古そば、泡盛の酒蔵に焼き物も必見

東洋一美しいといわれる遠浅の海と珊瑚礁に囲まれた宮古島市は、沖縄県内で4番目に大きな島の宮古島を含む、6つの離島で構成されている。そして、南国の豊かな自然と共存するリゾート地として観光客を魅了する。天然ビーチが多く、砂山ビーチや与那覇前浜ビーチは人気が高い。

7㎞の砂浜が続く前浜ビーチ。夕方はサンセットを観賞できる

景勝地として知られる東平安名崎、北側の池間島や西側には伊良部島と下地島など、宮古島と各島をつなぐ橋からの眺めは格別。特に伊良部大橋は絶景だ。

海の中を走行するような気分に浸れる全長3540mの伊良部大橋

多良川や菊之露酒造など6つの泡盛蔵元があり、南国フルーツのマンゴーやパッションフルーツ、冬に栽培する宮古メロンもおいしい。海産物ならもずくの養殖やカツオ漁も盛んだ。海とリゾートを堪能できる宮古島市で、心ゆくまで日頃の疲れを癒してほしい。

宮古島市の東端に位置する断崖絶壁の東平安名崎

プール付き客室で過ごす贅沢、離島の絶景リゾートホテル

来間島の最北端に位置する「シーウッドホテル」は、東京ドーム2.8個分の面積を誇り、暮らすように滞在できる絶景リゾートをコンセプトに5つのハウスで構成されている。敷地内に点在する107邸のビラハウスと全62室のホテル棟・首里ハウスに客室がわかれ、全169室を保有する。

建築家の高松伸氏が設計した絶景のリゾートホテル「シーウッドホテル」

エントランスとフロントを兼ねた竜宮ハウスの2階では1955年創業の日本料理屋「吉祥」の来間島店が完全予約制でディナーを振る舞う。

シンメトリーでアーチ型のエントランス「竜宮ハウス」

ビーチハウスにはメインプールと「BeachHouseRestaurantKISSHO」があり、朝食の和洋ブッフェを提供している。

ビーチハウスのレストランで提供する朝食の和洋ブッフェ

そしてトリートメントなどの施術を行う弁天スパハウスがある。竜宮ハウスから海へと続く119段の大階段を降りると、海に吸い込まれるような爽快な眺めに高揚するだろう。

竜宮ハウスから海へと続く、119段の大階段

返礼品で宿泊できる客室は「プレミアプールビラハウス」だ。

プレミアプールビラハウスは全室プライベートプール付き

テラスを含む占有面積149㎡以上、客室の広さ73㎡で全室プライベートプール付き。電動カートの有料での貸し出しもあり、広いホテル敷地内のカート移動も可能。ゆったり流れる島時間が似合う。"海の中にあるヴィラ"で過ごす贅沢で優雅なひととき。ホテルから通じる天然ビーチの長間浜へも足を伸ばしてみてほしい。

記念日や思い出の写真に、前浜ビーチでフォトツアー

家族やカップルの思い出写真、ウエディングやハネムーンの記念撮影など、宮古島の前浜ビーチでプロのカメラマンが撮影する「ツアーバンクシステム」の格別なフォトツアー。

透明度が高い海、前浜ビーチで思い出の家族写真を撮ろう

当日は前浜ビーチに現地集合し、撮影は1時間から1時間30分。200~250枚ほど撮影した中から、よりすぐりの写真を30枚お渡しする。当日の天候が心配だが、雨天時は滞在中の別日に変更可能。

12月~2月の冬期は天気の悪い日が続くことがあり、8月~9月の台風シーズンも避けたいところだ

時間が取れなくてもチケット発行日から1年間有効だ(旅費は自己負担)。旅程に余裕を持っておくか、宮古島ロングステイに向いた返礼品だろう。ギフトとしても贈呈できるため、両親の結婚記念日や子どもの誕生日祝い、親族のウエディングなど幅広い用途で利用できる。宮古島の美しい海と共に思い出の写真を残そう。

ウエディングの前撮りやハネムーンの格別な記念撮影に

74年の歴史を刻む酒蔵、多良川の長期熟成泡盛

1948年に創業した泡盛蔵元「多良川」は2023年で75周年を迎える。

多良川の看板泡盛「琉球王朝」が描かれた多良川の本社

地下に上比根杜の麓から湧き出る伏流水の多良川が流れ、琉球石灰岩で濾過された天然水を泡盛の仕込み水として使用している。3年以上寝かせた泡盛を古酒といい、古酒の泡盛をブレンドした場合、寝かせた期間が短い年数を用いて表記する決まりがある。3年ものと10年ものをブレンドしても3年古酒としか表記できない。1996年に発売した「十年古酒 久遠」は、10年古酒に3年古酒を仕次ぎした長期熟成泡盛だ。

久遠の文字がゴールドに光る「十年古酒 久遠」。黒とエンジの上品な柄の化粧箱入り

つまりブレンドした後、7年以上寝かせた泡盛となる。多良川ではいいお酒をブレンドする。だから多良川は「ブレンド力がブランド力」だという。10年古酒久遠は多良川の蔵元と通販限定で販売している希少性が高い長期熟成古酒となる。

黒麹菌を使ってタイ産米を米麹にする。そこに水と酵母を加えてもろみを造り、アルコールを発酵させる全麹仕込みの作業
酒蔵見学では暗室で低温貯蔵された素焼きの南蛮甕(なんばんかめ)が並ぶ貯蔵庫が見られる

島にやちむんの歴史を刻み、至高の民芸品の作陶に励む

那覇市壺屋出身の金城敏信氏が宮古島で1985年に窯を開いた「宮古島壺屋焼 金城陶芸」。

のどかな場所に建つ宮古島壺屋焼 金城陶芸
金城陶芸の金城敏信さん。巧みな熟練の技でろくろを回す

立ち上げ当初は弟の敏幸氏(やちむんの里 陶芸城)が4年ほど手伝い、現在は息子の直敏さんが二代目として修行中。伝統的な牡丹文を描き、手間を惜しまず、艶の濃淡にこだわった「牡丹文斜め掛けコバルト釉コーヒーカップ&ソーサー」が金城陶芸の代表的な作品だ。

牡丹文が描かれ、コバルトの釉薬が塗られたコーヒーカップ&ソーサー

赤土で作成した後、白化粧をして絵柄を彫って絵付けする。1ヵ月半に1度の窯焼きでは、丸一日火入れしながら1時間おきに温度を確認するそうだ。作業工程が多く細かい作業は増えるが、手間をかけた手づくりにこだわる。宮古島には焼き物の歴史がない。だからここから歴史を刻んでいきたいと、暮らしが豊かになるような「至高の民芸品」として、焼き物の新しい可能性を模索し、伝統を守りながら新しいことにも挑戦している。

さまざまな形やデザインの焼き物を販売

90年の歴史と伝統。老舗の宮古そばを自宅で味わえる

戦前の1932年に創業した老舗の宮古そば屋「古謝そば」は2022年で90周年を迎える。

亜熱帯の植物に赤瓦の屋根が映える老舗の宮古そば屋「古謝そば」

「時代の流れによって原料を微調整する必要はあるけれど昔ながらの味を大切にしている」と話す四代目の古謝将太たさん。1978年から製麺所を営み、もちっとした自家製麺はよくスープが馴染む平麺だ。

自社の製麺所で製造する自家製麺。よくスープが馴染む平麺

2種類の小麦粉をブレンドし、薄く伸ばしてローリングした合わせ麺だからコシが出るという。豚骨をベースに鰹と昆布を加えて、じっくり3時間煮込んだスープはしっかりアクを取り臭みがなく、旨みを残したあっさりした味だ。スープと一緒に30分煮込む厚みがあるソーキを甘めに煮詰めてあり、これが煮崩れるほどやわらかい。この麺とスープとソーキが絶妙なバランスで調和する伝統を受け継いだ味。ぜひ自宅で宮古そばを味わってみてほしい。

自家製麺とじっくり煮込んだスープ、甘めに煮込んだソーキを2人前セットした古謝そばの宮古そば

宮古方言がんずぅ〜うやき、意味は「健康が一番の財産」

沖縄の郷土料理の一つである島豆腐。商品名と同じ社名の「しまとうふ」は宮古島市内のホテルにも商品を卸す、1968年創業の老舗豆腐屋だ。

朝5時から工場で島豆腐を製造。「あちこーこー(出来たて)」は格別な味

ゆしどうふと島豆腐には宮古島の「雪塩」を配合。雪塩はミネラル成分豊富な地下海水を汲み上げて製造し、にがり成分を含むのが特徴のひとつ。型崩れしづらくゴーヤーチャンプルーにも合う「雪塩入り島豆腐」は大800gと小400gのサイズ違いが用意され、豆腐が固まる手前の柔らかい「ゆしどうふ」とともに保存料不使用だ。

大豆を粉砕して煮沸後、おからと豆乳に分離する。にがりを追加し、1箱8㎏の型箱に入れて凝固させ、人の手でカットして梱包していく
豆腐が固まる手前の、ふわふわした「ゆしとうふ」なら味噌汁やスープにも合う

落花生から作るジーマミー豆腐はもちもち感があり、副菜の一品としても、黒蜜をかければスイーツにもなる。宮古島から直送する島豆腐をぜひ味わってみてほしい。

5種類の豆腐をセットにした返礼品。賞味期限は製造後14日間

宮古島市のお礼の品のクチコミ

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自治体情報

沖縄県宮古島市(みやこじまし)

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