四日市市は全国屈指の産業都市。石油化学コンビナートや半導体製造工場が有名だが、西には鈴鹿山脈がそびえ、東には伊勢湾を望む自然が多い地域でもある。それゆえ食文化も長い歴史の中で豊かに発展してきた。

そんな四日市市の自然の恵みを贅沢に使った逸品が「老梅庵」の手打ち十割そばである。土づくりからこだわり、風土にあった種を選び抜いて、試行錯誤の末につくりあげたそばの実。水は2種類の軟水を毎朝汲み上げて使用するという徹底ぶり。そば粉はその日使う分だけを石臼挽きで製粉し、注文を受けてから丁寧にそばを打っていく。お店での提供に限らず、通販や返礼品の場合も「挽き立て・打ち立て」を貫いているというから驚きだ。お店の味と同じように、おいしく食べられるゆで方レシピが同封されているのも嬉しい。また、地元の蔵で特別に醸造された醤油とみりん、鹿児島県山川の本枯れ節と北海道羅臼の1等昆布のだしを使用したつゆが、そばの風味を最大限に引き立ててくれる。

四日市市の魅力が詰まった返礼品「かぶせ茶ハイセット」にも注目してもらいたい。日本有数の生産量を誇るかぶせ茶は、収穫前に黒い覆いをかけて遮光することで、茶葉の渋みを抑え、旨みを引き出す伝統的な製法でつくられる。そのままでも十分美味だが、地元の天然水仕込みの「キンミヤ焼酎」で割って、手馴染みのよい「四日市萬古焼」の焼酎カップで飲めばさらにおいしく楽しめる。国内の甲類焼酎の中でも最高の品質を誇るキンミヤ焼酎は、すっきりした口当たりとほのかな甘みが特徴。飲みやすく、まろやかなかぶせ茶ハイを味わうことができる。伝統工芸品・四日市萬古焼の焼酎カップは、使うほどに光沢と味わいが出る。かぶせ茶ハイを楽しんだ後も、晩酌のお供に長く愛用してもらいたい。