高知のクラフトビール TOSA REIHOKU BEER 土佐天空の郷 こめホワイトエール 4本セット(8,000円)
2022年12月5日 16:17
ブラボーさん
苦さが控えめでかなり飲みやすいです。山椒の風味も非常にマッチしており美味しいと思います。
高知県の北部、四国のまんなかに位置する長岡郡本山町は、県庁所在地の高知市から国道32号線と439号線経由で約1時間という気軽に行ける距離にある。四国山地の山々に囲まれた同町は、高知県のなかでもとりわけ自然豊かなまちだ。町内には日本三大暴れ川の一つである吉野川が東西に流れ、上流には四国最大の早明浦ダムもある。
吉野川はエメラルドグリーンに透き通り、ラフティングの聖地としても人気。支流には汗見川もあり、汗見ブルーと称された美しい川には、夏場、川遊びに多くの観光客が訪れる。山と川の自然豊かな土地では林業やお米作りが盛んで、土佐あかうしの飼育も盛ん。のどかな本山町は多くの人がその魅力に引きつけられる土地となっている。
少子高齢化と過疎化が進んでいる地方は多くあるが、本山町は環境が整っていることから移住者が多いようだ。保育所から県立高校、町立嶺北中央病院もあり、周辺地域の拠点にもなっている。町内にある県立嶺北高校では県内外から生徒を積極的に受け入れ、毎年数十人の生徒が同町へ移住し通学している。生活インフラに教育施設が整っているのが、本山町に移住者が増えた理由のひとつといえるだろう。
本山町の返礼品の一つ目は、高知県内でしか飼育されていない「土佐あかうし」だ。赤毛の和牛は貴重であり、年間数百頭しか出荷されない幻の和牛といわれている。黒牛などの脂が多めの霜降りの肉質と比べ、土佐あかうしは赤身と脂肪のバランスが適度でヘルシーだ。土佐あかうしの程よい脂は、噛めば噛むほど旨みを感じられるのが特徴といえる。
同町の返礼品では、この貴重な土佐あかうしを「ブイマート」が提供する。ブイマートはもともと「高橋商店」という名で精肉店を40年ほど営業し、2015年、ブイマートとしてリニューアル。地元生産者の牛肉を中心に取り扱っており、お肉の目利きと品質の高さから地元では定評がある。
今回は、土佐あかうしをぜいたくにいただけるステーキ肉とブロック肉をご紹介する。
モモブロック肉はローストビーフやシュラスコなど、お肉本来の旨みをいただける食べ方がおすすめだ。ワインやビールと一緒に心ゆくまで堪能していただきたい。
本山町で土佐あかうしを飼育している細川茂幸さんの牛舎にも伺った。ブイマートでは、細川さんが育てる土佐あかうしも扱っている。細川さんは本山町の土佐あかうし生産者のなかでも、肉質がいい土佐あかうしを育てると評判の一人だ。細川さんは土佐あかうしの特徴をこう話す。「土佐あかうしは高知のように温暖で本山町の昼夜の寒暖差が合う品種。また、人懐こくて、人が近寄ってもあまり逃げません」。牛舎は、山と青い空しか見えない自然いっぱいの環境にあり、ストレスの少ない育て方をしていることがおいしさの秘密のようだ。
次に紹介するのは、高知県でもひときわきれいな清流といわれる汗見川のそばにある宿泊施設「汗見川ふれあいの郷 清流館」。清流館の目の前にはエメラルドグリーンの汗見川が流れる。
ここは地域の人が管理している宿で、1893(明治26)年に開校し、2004年に休校となった沢ケ内小学校の校舎を活用して、08年から宿泊体験交流施設として開業した。木造の校舎では木のぬくもりを感じながら滞在できる。
清流館では、年間を通して多くの体験イベントが開催されている。一例としてグリーンウッドワーク体験や石窯ピザ焼き体験が楽しめる。夏場には、川遊びやBBQを目的に多くの家族連れが滞在するが、そのなかでも汗見川地区産のそば粉で作るそば打ち体験は子どもも楽しめると評判だ。
清流館の管理者で多くのイベントを取りまとめている川村光正さんは「そば打ち体験は汗見川地区で種まきして育てたそばの実を粉にしたそば粉を使用しています。お子さん連れで来て、汗見川を楽しんでほしいです」と話す。
本山町では、清流館の宿泊券(2名)とそば打ち体験(5名)チケットが返礼品となっている。宿泊をしてゆっくりと滞在することもできるが、そば打ち体験は日帰りでも可能なので、汗見川で川遊びをして、地元特産のそばをいただくのもいいだろう。
最後にご紹介するのは、クロモジ茶と土佐薪火三年番茶だ。
クロモジ茶とは、本山町産のクロモジの枝とつぼみを丁寧に乾燥したお茶のこと。クロモジというと、爪楊枝をイメージする人もいるかもしれないが、中国では漢方に使用されており、日本でも昔からその効用が知られ、今では、アロマとしても親しまれている植物だ。クロモジは香りがよいので、お茶にすると癒しの時間となるだろう。
また、土佐薪火三年番茶は、本山町内で3年以上放置されて遊休地となった茶畑から枝葉をまるごと収穫して丁寧に薪で焙煎したお茶だ。
この2種類のお茶を製造するのは同町で「ヤドリギ」という屋号で林業を営む川端俊雄さん・聖佳さんご夫妻。お二人ともに移住者で、俊雄さんが本山町の地域おこし協力隊をされていたときに聖佳さんと結婚されたのだとか。川端さんは本山町での移住生活をこう話す。「本山町はあまり開拓されていない、自然がいっぱいの環境なので、自分たちでいろいろ考えて新しいことができるのが魅力です」。この2種類のお茶は、まさにご夫妻の探求心から生まれたものだ。
刈り取りから丹精込めて製造するお茶は、どこか温かさを感じられる一品となっている。
ちなみに、川端さんがおいしいお茶の淹いれ方を教えてくれたのでご紹介しよう。
クロモジ茶は水2ℓに対し、約15gほど入れ、沸騰したら弱火で15分ほど煮出す。ピンク色になったら飲み頃となるそうだ。土佐薪火三年番茶は水1ℓに対し番茶8〜10gを入れて火にかける。沸騰したら弱火で10〜20分ほど煮出してできあがりだ。どちらのお茶も和菓子やスイーツなどと一緒に楽しんでいただきたい。
2022年12月5日 16:17
ブラボーさん
苦さが控えめでかなり飲みやすいです。山椒の風味も非常にマッチしており美味しいと思います。
2022年11月30日 16:40
pipiさん
期待通りの美味しさでした。
外は香ばしく、中はとろっとして甘味を感じます。
ゆず風味のたれと、おろしにんにく、おろししょうがが付いていて
流水で解凍するだけですぐに食べられるところも良いです!
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