石狩平野の北端・雨竜平野の中央部に位置する妹背牛町は、まちの面積の7割以上を田畑が占め、平坦な土地と肥沃な土壌を生かした稲作が盛んに行われている。農薬の使用量を最小限に抑える取り組みとして、田んぼのあぜ道でカメムシなどの害虫が嫌うハーブ（アップルミント）を栽培。減農薬で安心・安全なお米を消費者のもとへ届けている。ふるさと納税限定品の「プレミアム北彩香（ななつぼし）」は、米の食味ランキングで最高評価の「特A」を獲得した大変上質なお米だ。低いほどおいしいとされるタンパク値は6.8％以下。上品な甘みともっちり食感で炊きたてはもちろん、冷えてもおいしく食べられる。ぜひ味の違いをご自身の舌で実感してほしい。

おいしいお米があるところに、おいしい日本酒あり。「もせうし悠芽の咲」は、妹背牛町産の酒米「彗星」だけでつくられた純米吟醸酒。酒米は通常のお米と比べて粒が大きいため、削りやすく精米しやすいのが特徴。北海道では「吟風」「きたしずく」「彗星」が三大酒米としてあげられ、中でも特にタンパク質含有量が低く、良質なお米が「彗星」である。「悠芽の咲」という名前には「ゆっくり花を咲かせ、たくさんの人に飲んでもらいたい」という思いと、「夢の先」という意味が込められている。一口飲むと口の中に爽やかさを感じた後で、じんわりと体に温かさが広がる。この味わいと同じように、まちの新たな名産品としてゆっくりじんわりと全国に広がることを願う。