総力取材記事
中山道・本庄宿の面影残すまちから、絶品和菓子や三之助豆腐、人気餃子に極上ソースなど自慢の逸品が大集合
食べ飽きない絶品ねりきりに、嬉しい驚きの焼きナスアイス
埼玉県北西部に位置する本庄市は、かつて中山道最大の宿、本庄宿として栄えたまち。
そして原始・古代遺跡の分布地域として知られる同市は、約500ヵ所以上に及ぶ遺跡群から今なお遺物が発掘されている。なかでも旧石器時代から近代までの考古資料は、本庄市と早稲田大学の共同で開設された「本庄早稲田の杜ミュージアム」見ることができ、週末には多くの来館者で賑わう。
そんな魅力あふれる本庄市には、地元に根ざした名品の数々が揃う。同市の返礼品でもラインナップしているので、そのうちの人気の品をご紹介しよう。
一つめは、秀麗さが際立つ「あさ美製菓舗」の和菓子だ。
テレビ番組のドラマで使用されたこともある"ねりきり"は、これを求めて遠方から足繁く通う客も多い。その魅力は、見た目だけではない。何度食べても飽きないおいしさにある。「北海道音更町産の小豆を使用して、一から餡を作っています。白ザラメ、氷砂糖など、数種の砂糖をブレンドして加えているので、甘いけれど口に残らない、キレのよい甘さに仕上げています」と話すのは、店主の阿佐美広さん。
ねりきりというと、茶道で使われる主菓子というイメージがあるが、今は、コーヒーや紅茶に合わせる人も多い。「ねりきり12か月 花鳥風月四季彩々」で季節の移ろいを感じながら、口福な時間を過ごしていただきたい。
もう一つ、地元の食材を使い、サステナブルな取り組みにも積極的な洋菓子店「Heartsong」をご紹介する。同店の人気商品「焼きナスアイス」は、フードロス活動もしている店主の渡辺美津子さんが、市の名産、児玉ナスの規格外品を使って何か作れないかと考えたのがはじまり。
一口食べると、児玉ナスの旨みと甘みが感じられて、その絶妙な味わいに驚く。おいしさの秘密を尋ねると「焼いた児玉ナスに赤味噌を加えることで、アイスにコクとクリーミーさをプラスしました」とのこと。アボカドミルクジェラートも入った「焼きナスアイスアソートセット」で、その味わいを堪能してほしい。
そして、週末のティータイムには、「ウィークエンドケーク〜カフェ・ノアゼット〜」がおすすめ。
ストレスのない平飼いで育てられた鶏の卵を使ったパウンドケーキは、ほろ苦いコーヒー生地と濃厚なカラメル生地の2層仕立て。生地に練り込まれたヘーゼルナッツの食感や芳醇な洋酒の香りも、大人の休日を満喫させてくれるはず。
職人たちの技が集結した、三之助豆腐セット
昭和の初め、初代・茂木三之助が始めた「もぎ豆腐店」では、創業当初から生産者とつながり、質のよい国産大豆だけを使用して豆腐づくりを続けている。
「三之助豆腐セット」は、まさに実直な職人たちの技が集結した豆腐製品詰め合わせだ。
「私どもの豆腐製品はどれも熟練の職人たちがベストな状態を見極めながら仕上げています。ですから、只管豆腐は木綿豆腐ですが絹ごしのように柔らか。絹ごし三之助は濃厚な味わいを楽しめ、寄せ豆腐のふわふわは、口の中でふわっと溶ける食感が味わえます。油あげは、質のよい国産菜種油で揚げているので、油ぬきせず、そのまま召し上がっていただけます」と話す初代・三之助の孫娘、茂木清子さん。
作り手の味がまっすぐに感じられる豆腐製品を思う存分、味わっていただきたい。
自然の恵みをいただける、絶品ソースと有機ケチャップ
次にご紹介するのは、76年前からソース一筋、素材にこだわり、安心安全で、誰もがおいしいと思えるソースを製造し続けている「高橋ソース」だ。
同社の主力商品「カントリーハーヴェスト」は、完全契約栽培で作られる野菜や果実を原料としている。
「顔が見える契約農家さんが丁寧に育てた野菜や果実を使っていますから、素材そのものの味が生きたソースになっています。トマトケチャップは完熟した有機トマトを使用。トマトの甘みと旨みが最大限生きています」と語る代表取締役社長の高橋亮人さん。
返礼品では、贈り物としても最適なギフトセットと、食卓に並べやすいミニソース3本とケチャップがセットになった品。自然の恵みをいただけるソースとケチャップを毎食のお共にしていただきたい。
一度食べたらやみつきに!キャベツの甘みが生きた餃子
昭和49年創業の「久」は、地元で人気の"野菜たっぷり餃子"のテイクアウト店。
受付窓口のカウンター前には、いつも焼き上がりの餃子を待つお客が絶えない。「おかげで焼き場はいつもフル回転です」と嬉しそうに話す二代目代表の石井満さん。
一度食べたらやみつきになる味の秘密を初代代表の石井さんに聞いてみた。「餃子の餡で使っているキャベツは4〜6ヵ所ほど、産地の違うものを混ぜて使っています。産地だけでなく採れる時期によっても、キャベツの甘みに差がでるので、その時々によってブレンドする割合や味付けも変えています」とのこと。
熱々の餃子を頬張ると、キャベツの甘みと肉の旨みが口いっぱいに広がる。返礼品では、冷凍餃子が届くが、焼き方の案内状が同梱されているので安心。ふるさと納税を通して、市自慢の餃子をお試しいただきたい。
緑豊かな武蔵野の景観を楽しめる、ゴルフコース2選
ところで、都内からのアクセスもよい本庄市には人気のゴルフ場が点在しているのをご存じだろうか。市の返礼品でもゴルフプレー券が人気を博している。
なかでも1977年オープンの「こだまゴルフクラブ」のプレー券では、名匠・上田治氏が設計したゴルフコースを堪能できる。
「総延長が7066ヤードと長いので思い切ったショットができるのが特長です。数多くの競技を行っているゴルフ場ですので、プロの方からアマチュアの方まで、チャレンジしがいのあるコースとなっています。また、場内は、美しい木々に囲まれていますから、グリーンだけでなく、四季を通じて景観もお楽しみいただけます」と営業部の横山英幸さんは話してくれた。
もう一つ、1979年オープンの「北武蔵カントリークラブ」のプレー券では、ビギナーでも安心して楽しめるゴルフコースでプレーできる。「武蔵野の緑豊かな丘陵地に展開するゴルフコースなので、雄大な自然を楽しみながら、快適なプレーをお楽しみいただけます。また、ランチビュッフェは料理の品数が多く、たくさんの方に喜ばれています」と話す営業部長の木村敏久さん。
どちらのプレー券も1年間有効なので、早めに申し込んでからプレー日を決められる。同市の自然を味わいながらゴルフプレーを楽しんでいただきたい。
本庄市のお礼の品のクチコミ
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