総力取材記事

花と野鳥の楽園で心震える体験!名産のジャガイモで作る新名物や、オホーツクの海の幸もお届け!

花と野鳥の楽園で心震える体験!名産のジャガイモで作る新名物や、オホーツクの海の幸もお届け!

憩い地域防災の拠点「ワタシノ」が誕生

道東エリアに位置する小清水町。北部はオホーツク海に面し、幾筋もの丘陵の間を縫うように走る道と、斜里岳を望む広大な畑、原生花園に放牧された馬たちの躍動する姿を眺めることができる。東西にはJR釧網本線が走り、窓外の景観も美しい。

そんな同町に2023年5月に誕生したのが、小清水町防災拠点型複合庁舎「ワタシノ」だ。地域住民のコミュニティの再生と健康拠点として、スポーツジムやカフェ、コインランドリーと、役場の機能を併設した特徴的な建物。防災拠点として従来のように非常時だけに備えるのではなく、地域の人々が日頃から親しむいつもの居場所が、災害時など〝もしも〞の時にも安心して利用できるのがポイントだ。役場が併設した複合施設としては日本初のフェーズフリー施設にも認証されている。

まちの中心部に誕生した「ワタシノ」

「親しみを持って町民がいつでも気軽に使える『にぎわいひろば』の一部には、町産の木材を使用しました。コワーキングや打ち合わせにも使えるこの多目的スペースは、世代や性別を問わず地域の人々が互いに関係性を築く場所として、小清水町に訪れる観光客には、情報発信の拠点として、あらゆる方面へ向けて交流の活性化を目的としています」(役場担当者)

天然素材をふんだんに使った空間が心地いい「にぎわいひろば」
モンベルが監修したボルダリングウォール。まちの風景が描かれている

加えて、さまざまな施設をまとめて整備したことによるコストの削減や、温泉熱を利用した床暖房や給湯の一時加熱など、省エネ設備によるランニングコスト&二酸化炭素の低減も同時にかなったことにも注目だ。

訪れるすべての人に〝うれしい〞をお届け

館内のカフェ「もいもい」で提供されているのはまちの名産・ジャガイモを使ったメニューの数々。ここにもまち独自の取り組みが隠れている。小清水町のデンプン工場では、これまでデンプンを製造する際に大量に出てしまう副産物「でん粉粕」と「でん粉廃液」が長らく課題だった。悪臭やカビなど問題が多かったが、長年にわたって試行錯誤と研究を重ねた結果、有効利用を実現。現在は畑の土壌改良材と牛の飼料に生まれ変わり、耕畜連携を可能にした。この資材を土にまくことで健康的な土となり、作物がより深く根を張るため、さらに良い農作物ができる。この「小清水式耕畜連携循環システム」がジャガイモの生産を支えている。

もいもいでは、自家製ジンジャーエールや、じゃがいもクラムチャウダーなど多彩なメニューを用意
カフェ・もいもいの阿部さんと池田さん。親しみやすいスタッフが出迎えてくれる

コインランドリーではアウトドアブランド「モンベル」の環境にやさしい撥水剤を使用した「モンベル撥水コース」が全国で初めて搭載された。撥水加工の落ちてしまったアウターや寝袋などの汚れを落とし、撥水加工を施して乾燥するので、プロ・アマ問わず登山家から大人気。農業で汚れた洗濯物も気兼ねなく利用できる「泥汚れ用洗濯機」も用意し、地域のニーズに合わせた内容になっている。

地域色たっぷりのコインランドリー。地元だけでなく登山者からも好評

また多彩なプログラムで地域の人々の健康づくりをサポートするフィットネスジム&スタジオ「HOTUS」や、見た目にも楽しいボルダリングウォールも設置し、世代を問わず楽しく体を動かせるのでファミリーにも人気だ。

無理のない範囲で体を動かせるヨガクラス
フィットネスジムは会員制。ヨガレッスンやマシンなど好みに応じて利用可能

ここでしか味わえない、自然を満喫できるエコツアー

年間を通じて300種類以上の野鳥が観察できることから「野鳥の楽園」とも称される小清水町。まちではこれに着目し、2018年には、「モンベル」と連携、ショップとビジターセンターの複合施設が設立された。町内では日本で見られる野鳥の約50%が見られるといい、小清水原生花園や周辺にすむタンチョウのほか、オオワシ、オジロワシ、ハクチョウなども飛来。

小清水町には湿原や湖、藻琴山など見どころがたくさん

このようなまち独自の自然を楽しむプログラムやアクティビティは、寄付に対するお礼として、夏季限定で体験が可能だ。

丁寧に乗り方を教えてくれるので、カヤック初心者にもお勧めだ

「返礼品では20㎞以上を下る爽快ダウンヒルや、ガイドと一緒でしか入れない湖でのカヤックエコツアーなど、小清水町にまたがる国立公園や国定公園での貴重な体験が選べます。日々の自然の移り変わりや美しさを体感してほしいです」(小清水町観光協会 湯浅史美さん)

四季折々で、300種類以上の鳥が見られることから、“野鳥の楽園”とも称される小清水町
初夏に見られる「エゾスカシユリ」は小清水町の町花

野鳥が描かれたモンベルとのコラボTシャツは「道の駅はなやか小清水」に隣接した店舗限定で取り扱っている。

大人用とキッズ用を取りそろえている。ほかにもノビタキやオオワシなどのバリエーションがあり、シマエナガ以外の取り扱いはモンベルふるさと納税ポータルサイトのみ

また濤沸湖の目の前、オホーツク海に挟まれた約8㎞の砂丘が小清水原生花園だ。初夏にはエゾスカシユリやハマナスなどが咲き誇り、見るものを魅了する。

200種類にもおよぶ植物が見られる小清水原生花園

これに先駆けるように、毎年春に行われるのが原生花園への「火入れ(野焼き)」だ。66haのエリアを区分し、4〜5年周期で全体に火が入るよう計画。早朝の合図とともに枯れた草木が一瞬で熱気に包まれる様子は圧巻のひとこと。関係者以外立ち入りの許されない火入れだが、まちへの寄付のお礼として限定のツアーを開催している。まさにここでしかできない体験で、植生を保護し、未来へ豊かな自然をつなぐ架け橋の一端となれる。

原生花園をよみがえらせる野焼きは、ここでしか体験できない
小清水ふれあいセンターの温泉は源泉掛け流し。肌がつるつるになると評判

おいしい海の幸&山の幸、手作りマフラーも注目作

小清水町では、ほかにも人気の返礼品が盛りだくさん。特産品のジャガイモは「キタアカリ」や「男爵」など品種もさまざま。

道内有数の反当収量を誇る小清水町のでん粉用馬鈴薯
「でん粉粕」は栄養豊富な牛の飼料として利用される

季節によっては玉ネギやアスパラガスもお礼の品に登場するので、使う料理や好みに合わせて選ぶのもいいだろう。

煮くずれしにくい「メークイン」
「まちの農家さんは健康な土作りに力を入れています」と、JAこしみずの松尾さんと狩野さん

カニの加工を得意とする専門業者「マルイ水産」では、工場長お勧めの詰め合わせが評判だ。鍋やしゃぶしゃぶにぴったりのズワイガニの脚や爪を食べやすいよう、手作業で剥いてあるセットや、ほぐし身をたっぷりと甲羅に乗せてカニ味噌と合わせた「ずわい蟹甲羅盛り」など、さまざまな味わいを提供。年末年始の家族が集まる季節の食卓を華やかに彩ってくれる。

焼いて良し、鍋にして良し。食べやすいよう、むき身でお届け
半解凍での調理がお勧め。旨みと甘みが際立つ

「小清水手織りの会」では、100%国内の羊毛を使用し、手紡ぎしたマフラーがお礼の品に選ばれている。

返礼品はすべて一点もの。国産の羊毛100%で暖か

素朴で温かな色合いは草木染めによるもの。身近な草花や樹木の葉といった植物と、染料を繊維に定着させる媒染の組み合わせや染める回数により、その可能性は無限大だ。同じ植物でも採取した場所や個体によって個性があるためふたつとして同じものがない。

イタドリやセイタカアワダチソウ、各種ハーブなど身近な素材で染めた、やさしい雰囲気の毛糸

昔ながらの機織り機で織りあげ、仕上がったマフラーは人気セレクトショップ「ビームス」とコラボしたことも話題。現在12名の会員が在籍しており、それぞれが自慢の逸品を製作している。すべて一点ものなので、気になるものはお早めにどうぞ。

小清水手織りの会のみなさん。それぞれが個性豊かな作品を制作

小清水町のお礼の品のクチコミ

北海道小清水町

復刻版 カルビーポテトチップス うす塩味(9,000円)

2023年7月4日 14:26

あんパンダマンさん

ポテチ好きにはたまらない返礼品です!
1袋90gで、容量も少し多めなのも嬉しいポイントです。12袋あったのでお友達におすそ分けしましたー。
中身はいつも食べてるポテチとの事だけど、小清水町産のじゃがいもを使って作られてていつもよりもなんだか美味しく感じました!

参考になった

北海道小清水町

生冷ずわい蟹しゃぶしゃぶセット(30,000円)

2016年12月23日 20:57

みわさん

ふるさと納税ニッポン!2016冬号でオススメされていた、北海道小清水町のズワイガニセットを申し込んでみました!
なんと4kgいり。

こんな量のカニを買ったことない…!
早速、第一段の鍋を娘と一緒に楽しみました。
剥く手間いらずで、いつもの鍋がカニ鍋にランクアップ♪
まだまだ、この冬は大好きなカニ鍋が何度かできそうです…!
オススメされていた食べ方のバター焼きもやってみたいですね!
小清水町さん、ありがとうございます!!

参考になった

自治体情報

北海道小清水町(こしみずちょう)

こちらの自治体詳細

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