ふるさと納税「玄米」

ふるさと納税で玄米を注文する人続出?気になるコスパとその魅力!

玄米の魅力(白米との違い)

ふるさと納税の返礼品の中でも、玄米は「栄養価の高い食品」として注目されています。

玄米とは、もみ殻を取り除いた段階の、精米していないお米のこと。精米すると、ぬか層や胚芽が削られて白米になります。

このぬか層や胚芽豊富な栄養が含まれているため、玄米は白米と比較して栄養価が高いのです。

白米との違いを一覧表にまとめました。

  玄米 白米
色味 茶色
精米 していない している
水につける時間 8~12時間 水温により異なるが、20分~2時間程度
炊きあがりの時間 炊飯器の玄米モードで90~120分 炊飯器で30分~1時間
食感 硬い 柔らかい
栄養素

ぬか層:フィチン酸(がん予防)・イノシトール(脂肪肝・動脈硬化予防)・フェルラ酸(抗酸化作用)

胚芽:ビタミン・ミネラル・食物繊維

糖質・食物繊維

玄米にはぬか層や胚芽が残っているため、白米の約6倍の食物繊維が含まれる胚芽やアンチエイジング効果が期待できるフェルラ酸などが豊富に含まれており、とても栄養価の高い食品です。

また、食後の血糖値を上げるスピードを表す「GI値」も白米より低く、血糖値を上げにくいため、太りにくい体質をつくりやすいと言われています。

玄米の選び方

ふるさと納税の返礼品で玄米を選ぶ人の中には、初めて玄米にチャレンジする人もいると思います。

しかし、食べたことがないと自分に合う玄米をどう選んだら良いのかわかりませんね。

ここでは、玄米の選び方をご紹介します。

①銘柄、食感

玄米は、精米する前の状態です。そのため、普段から好んで食べている白米の銘柄と同じ銘柄の玄米を選ぶと食べやすいです。

もしも銘柄にあまりこだわりがない場合は、お米の特徴に合わせて玄米を選んでみましょう。


特徴ごとに代表的な銘柄をまとめました。

※上図は当サイトの独自調査と主観によるものです。弾力や甘さ、硬さの感じ方は個人により異なります。

②栽培方法

玄米はぬか層や胚芽が残っているため、農薬を使っている場合は白米に比べて残留しやすいと言われています。

「身体への影響が心配」という人は、「無農薬」や「自然栽培」を謳っている玄米を選ぶと安心です。

また、無農薬でなくても「残留農薬ゼロ」の玄米もあります。

③価格

白米よりは比較的コスパの良い玄米ですが、主食として毎日食べるものなので、継続して購入しやすい価格の物を選びましょう。

無農薬や自然栽培は価格が上がりますが、ふるさと納税の返礼品であれば選びやすいですね。

玄米の炊き方とおいしく食べるレシピの紹介

玄米を食べたことがないと、「炊き方が難しそう」と思うかもしれません。

しかし、ほんの少し手を加えるだけで、白米と同じようにおいしく食べられます!

ここでは、玄米の炊き方とおいしい食べ方をご紹介します。

玄米の簡単な炊き方

玄米は、白米と同じ炊飯器で簡単に炊けます。最近は「玄米コース」がある炊飯器も多いので、以前より手軽に準備ができるようになりましたね。

①計量

白米用の計量カップで摺り切りにして量ります。

②洗う

白米と違い、玄米は研がなくて大丈夫。ほこりやチリを落とすためにサッと洗った後、玄米の表面に傷をつけるようにもみ洗いをします。傷が付くことで吸水しやすくなり、柔らかく炊き上がります。

③吸水(炊飯器に玄米コースがない場合)

玄米は水分を吸収しにくいので、時間をかけてしっかり吸水させます。たっぷりの水で、6時間以上水に浸けておきましょう。最低でも2~3時間は必要です。

この時、玄米1合に対し、塩ひとつまみを入れます。塩によって水の吸収が良くなり、おいしさも引き出されます。

炊飯器に玄米コースがある場合、吸水の時間は玄米コースに含まれているため必要ありません。

④水を入れる

吸水用の水を捨て、炊飯器の内釜に吸水後の玄米を入れます。

玄米コースがある炊飯器では、「玄米」のラインに合わせて水を入れましょう。玄米コースがない場合は、玄米2合に対して水を580~600cc入れます。白米炊飯用メモリの1.25~1.5倍が目安です。

⑤炊飯

玄米コースがある場合はそちらで、ない場合は白米コースで炊飯します。

玄米のおいしい食べ方

【玄米に合うご飯のお供】

白菜の漬物ほんの少し醤油を垂らした白菜の漬物が、玄米に抜群に合います。

 

納豆(+卵)玄米と納豆を食べる場合は、生卵を割り入れた方が卵の甘みが合わさりおいしくなります。

 

とろろ個人的には、とろろは玄米がもっとも合うと思います。醤油を入れたとろろの甘さと玄米の持つ香ばしさが絶妙にマッチします。

 

【玄米で混ぜご飯】

炊き上がった玄米に切干大根やひじきの煮物を混ぜるだけで、とてもおいしい混ぜご飯になります。

【玄米で炊き込みご飯】

玄米を炊くときに、鯖缶を汁ごと入れて炊飯すると、おいしい炊き込みご飯になります。水の量は、通常の玄米炊飯時と同量でOK。舞茸などのキノコ類を入れると、より旨味がUPします。

ふるさと納税玄米が人気の地域のご紹介

ふるさと納税の返礼品として玄米を扱っている自治体は数多くありますが、ここでは当サイトから寄付できる自治体をいくつかご紹介します。

1万円台の玄米をご案内していますが、ここでご紹介する自治体以外にも多くのおいしい玄米があります!

ぜひじっくり検討してみてください。

【北海道赤平市(あかびらし)】

北海道のほぼ中央に位置する赤平市は、イルムケップ山から流れる雪どけ水と気温の大きな寒暖差によって、とてもおいしい農作物が実ります。

■玄米 北海道赤平産ゆめぴりか特別栽培米5kg:12,000円

北海道米の最高峰と名高い「ゆめぴりか」の特別栽培米玄米をお届けしています。

玄米の返礼品は、10kgのものや定期便もあります。そのほか、ジンギスカンやアイス、ししゃもなどを扱っています。

北海道赤平市で取り扱っている玄米はこちら >

 【北海道石狩市(いしかりし)】
北海道、札幌の北隣りにある石狩市は日本海側に面し、漁業が盛んな街です。北海道の中でも穏やかな気候を活かし、安心安全な栽培を進めています。

■ホクレンパールライス「ホクレン玄米ゆめぴりか」 6kg:15,000円

10年連続「特Aランク」を獲得している「ゆめぴりか」の玄米です。

玄米の返礼品は、「ゆめぴりか」以外にも「ななつぼし」「ふっくりんこ」があり、定期便もあります。そのほか、いくらやローストビーフ、コーヒーなどを扱っています。

北海道石狩市で取り扱っている玄米はこちら >

 【秋田県にかほ市(にかほし)】
秋田県南西部に位置するにかほ市は、鳥海山の北麓に広がる仁賀保(にかほ)高原を吹き渡る爽やかな風と、標高400mの高さに位置する土地柄による寒暖差で、おいしいお米が実ります。

■鳥海山の恵み 農家直送! あきたこまち 10kg(5kg×2袋 玄米):12,500円

あきたこまちは玄米でもパサつかない粘り気の強さが特徴です。

玄米の返礼品は、5kgで6,500円のものをはじめ、20kgのものや定期便があります。そのほか、秋田みそやハタハタ、焼酎などを扱っています。

秋田県にかほ市で取り扱っている玄米はこちら >

【 福島県西会津町(にしあいづまち)】

福島県の最西端に位置する西会津町は、1日の寒暖差が大きく、おいしいお米が実ります。中でも会津地方は新潟県魚沼地区と隣接しており、最高級のブランド米「魚沼産コシヒカリ」と同じ「特A」ランクのお米も数多くあります。

■令和3年産 コシヒカリ 玄米 10kg:11,000円

甘み・風味・粘り気のバランスがととのったコシヒカリの玄米です。

玄米の返礼品は、5~10kgのものがあり、定期便も種類が豊富です。玄米と米麹味噌のセットもあります。そのほか、馬刺しや漬物、そばなどを扱っています。

福島県西会津町で取り扱っている玄米はこちら >

【 新潟県佐渡市(さどし)】
日本海側最大の島「佐渡島」の全域を占める佐渡市。佐渡産コシヒカリは炊き上がりの香りがよく、冷めてもおいしいためお弁当にもおすすめです。

■【令和三年産】栽培期間中農薬不使用 佐渡産コシヒカリ 玄米30kg:50,000円

栽培期間中は、除草剤や農薬、化学肥料を一切使用せずに栽培しています。

玄米の返礼品は、他にも10~30kgや定期便があります。そのほか、佐渡牛やズワイガニ、りんごなどを扱っています。

新潟県佐渡市で取り扱っている玄米はこちら >

【 愛知県日進市(にっしんし)】
日進市は愛知県の中央に位置し、名古屋市と豊田市に隣接しているため住宅が多く建ち並びます。「あいちのかおり」や「ゆめまつり」など、愛知で生まれた品種があります。

■JAあいち尾東 玄米「あいちのかおり」5kg×1袋:10,000円

「あいちのかおり」は、大粒で甘みがありながらあっさりとした口当たりで、寿司米の系統です。

玄米の返礼品は、2~10kgと幅が広く、定期便も数多くあります。そのほか、純米吟醸やスイーツ、ソーセージのセットなどを扱っています。

愛知県日進市で取り扱っている玄米はこちら >

※こちらに掲載している返礼品は2021年11月時点のものです。寄付金額が変更されている可能性がありますので予めご了承ください。

まとめ

ふるさと納税の返礼品として人気の玄米についてご紹介しました。

白米よりも栄養価が高く、コスパの良い玄米ですが、初めて食べる人は慣れない食感に戸惑うことがあるかもしれません。

その場合、主食をすべて玄米食に変えるのではなく、白米とほぼ同じ食感の「7分づき」から始めたり、混ぜご飯にしてみたりすると食べやすくなります。

今年の返礼品は、ぜひ玄米にチャレンジしてみてください!

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