総力取材記事

里山の豊かな自然や清流が育む最高峰の神戸ビーフや但馬牛、 農産物から加工品までが多彩に

里山の豊かな自然や清流が育む最高峰の神戸ビーフや但馬牛、 農産物から加工品までが多彩に

氷ノ山をはじめとする豊かな山々の自然が息づく

氷ノ山は兵庫県でもっとも高い山で、標高は1510m。天然記念物のイヌワシが生息するなど自然の宝庫だ
落差98mと兵庫一のスケールを誇る天滝
日本の原風景を思わせる棚田も養父市の豊かな自然のシンボル

兵庫県養父市は但馬地域の中央部に位置する自然豊かなまち。同市の魅力を語る際に欠かせないのが美しい稜線を描き出す山々だ。その筆頭にあげられるのが、兵庫県最高峰の氷ノ山。近畿地方トップクラスの自然が息づいていると言われ、その豊かな自然とのふれあいを求めて同市を訪れる人は少なくない。
この氷ノ山の他にも、鉢伏山や妙見山、ハチ高原、若杉高原など同市には山の自然があふれている。また、豪快な水しぶきをあげる天滝や素朴な原風景を思わせる別宮の棚田、ホタルが乱舞する奥米地など山にゆかりのある観光名所も数多く点在しており、旅行の目的地としての魅力も申し分がない。

但馬牛の中でも特においしい神戸ビーフ

太田畜産で肥育している但馬牛は約1700頭にものぼる。1頭1頭を手塩にかけて育てている
牛舎は清潔に保たれ、牛たちは快適な環境で育つ
ふわっと繊細なおいしさをすき焼きで堪能!
肉質のやわらかさに感動!ステーキはレアがおすすめ!
太田畜産のみなさん。若い人が中心に頑張っている。中央が太田社長

そうした豊かな自然はまた、多彩な名産品を生み出している。ここではそのいくつかを紹介することにしよう。
数ある名産の中で根強い人気を誇るのが黒毛和牛の最高峰と呼ばれる「但馬牛」だ。全国には数多くのブランド牛があるが、そのほとんどが但馬牛の血を引いているとのことで、最高峰の称号は決して誇張ではない。
この但馬牛の中でも特に厳しい審査をクリアしたものは「神戸ビーフ」と呼ばれる。意外に思う人が多いかも知れないが、神戸ビーフはそもそも但馬牛だったのだ。
その神戸ビーフを返礼品として提供しているのが「太田畜産」だ。「当牧場では牛たちにストレスを与えないよう細かくケアしながら育てています。
牛たちの健康のために飼料もオリジナルで、肥育期間は約30ヵ月です」と語るのは、同社の太田克典さん。神戸ビーフは繊細な肉質が特徴で、口に入れるととろけるような滑らかさ。「ほとんどの方が驚かれます」とのことで、ぜひその感動に出会ってほしいと語ってくれた。

遠方からも来客多数。昭和初期開店の老舗精肉店

昭和初期創業の平山牛舗は地元に愛される老舗
常連のお客さんに加え、遠方からの来店客も増加
しゃぶしゃぶ用は軽く湯にくぐらせて、食感を楽しむ
焼肉用は火を通すことでまろやかな味わいに!
平山牛舗のみなさんは全員がお肉のプロフェッショナル。中央が平山社長

但馬牛は食肉に加工されると読み方が変わって「たじまぎゅう」となる。この但馬牛を昭和初期から扱っている精肉店が「平山牛舗」だ。「もともとうちの店があるエリアは家畜の競り市が盛んなところで、品質のいい牛たちが集まっていたんですね」と教えてくれたのは同店の平山敏明さん。高品質の牛を仕入れ、地元客を中心に提供してきたという歴史がある。
「当店では地元の但馬牛を一頭丸ごと仕入れて専用の工場で加工まで行っています。だから一切のムダがなく、新鮮な牛肉をお届けできるわけです」。仕入れ・加工・販売を一元管理することで本来のおいしさを楽しんでもらえると平山さんは強調する。同店の評判は遠方にも広がり、大阪や神戸から足を運ぶ人も少なくないとのことだ。
肉本来の味わいをシンプルに楽しめるのが但馬牛の持ち味。とろけるような食感は世代を超えて多くの人を魅了する。「この機会に但馬牛の魅力にふれてほしいですね」と平山さんは笑顔で語ってくれた。

健康志向の人にピッタリの名産品はにんにくと酢

実がぎっしり詰まっていて、つやつやと純白!
収穫されたにんにくは根切り・茎切りなどの調整がほどこされていく。見た目の美しさも特長の一つだ
ナカバヤシ兵庫工場のみなさん。右から3番目が小谷工場長
生協や高級レストランで扱われるケースも増えている

養父市の地の利を活かした名産として近年注目を集めているのが、文具のアルバムで有名な「ナカバヤシ」の兵庫工場で栽培するにんにくだ。もともと製本専用工場として稼働していたが、閑散期の雇用を守るために、にんにく生産に乗り出した。
「なぜ養父でにんにく?」という疑問に答えてくれたのが、工場長の小谷英輔さんだ。
「養父市は、豊かな山々に恵まれていて、高地では寒地系のにんにくが、低地では暖地系のにんにくが栽培可能なんです。その地形を活かせば両方のにんにくを広く提供できることになるわけですね」。これぞ、まさに山の恵みと言っていいだろう。
商品ブランドも確立されており、寒地系は「やぶひめ」、暖地系が「やぶひこ」。それぞれの違いについて小谷さんは「やぶひめは甘みが強くてマイルドな味わい。素揚げやホイル焼きに適しています。一方のやぶひこは辛みがしっかりしていて、料理にアクセントを添えるタイプ。餃子の具材やパスタの味付けに向いています」と教えてくれた。また、やぶひこを加工した黒にんにくもあり、これはそのまま食べられる。豊かな大地で育まれた滋味たっぷりのにんにくは健やかな毎日を運んできてくれそうだ。
健康志向の方にもう一つ紹介したいのが但馬醸造所の酢を中心とした商品群。同醸造所は、味醂で知られる「日の出ホールディングス」が運営。廃校となった西谷小学校の旧校舎を醸造所として蘇らせた。
「このあたりは空気と水がきれいで酢造りに適しているんです。廃校を活用することで地域活性化にも貢献できるという理由もあって平成20年に開設しました」と語るのは、工場長の大友進さん。酢の原料となる米は地元産、製法は昔ながらの静置発酵法を採用している。
「自然本来の発酵なので、やわらかい酸味が特徴となります。これをベースに、さまざまな商品を作っています」
中には銀座の名高い寿司店がご指名をした酢もあるという。同醸造所で作られる酢のおよそ半分は海外向け。高級料理店で使われることが多く、フレンチのソースにも用いられるそうだ。
同醸造所では酢だけではなく、お酒やリキュール、香辛料等も製造。地元にこだわり、素材にこだわり、そして製法にこだわった商品群の魅力をぜひ堪能してほしい。

自然のペースで発酵させる製造法を採用
手間と時間を惜しまず、品質と安全性を徹底追求。だから安心して利用できる
「商品に使う柚子や山椒も自社で育てています」と笑顔で語る大友工場長
いろんなタイプの酢・酒が楽しめるセット
かつての小学校を再活用した醸造所。地域活性化や雇用の促進にもつながった。まさに地域貢献!

アロマにミネラル水。山の恵みは美容にも!

ひのき本来の優しい香りが自宅で楽しめる
正垣木材のみなさん。左から3人目が正垣社長
チップ状になったひのきを蒸留して精油を作る
精油以外にリネンウォーターやアロマウォーター等も製造

山といえば森林を思い浮かべる人も多いだろうが、地元を中心とした但馬産のヒノキを原料に精油を作っているのが「正垣木材」だ。
同社はもともと製材所として木材チップを生産。この木材チップは紙製品や環境に優しいバイオマス発電に使われている。
「山々に囲まれた養父では、原料に困ることはまずありません。この木材チップを別なものに使えないかと考えたところ、出てきたアイディアが精油でした」と語るのは正垣雅浩さんだ。
アロマテラピー等に使われる精油の中でも特にヒノキは人気。リラックス効果があり、消臭や抗菌にも優れた効果を発揮する。純国産のヒノキの精油は希少で、その意味でも使ってみたい一品と言える。森林の香りに満たされた住空間は、心地よい日常をプレゼントしてくれそうだ。
山の恵みとして忘れてはいけないのが水。氷ノ山をはじめとする山々に降り注いだ雨や雪は地中にしみこみ、長い時間をかけてミネラルたっぷりの天然水となる。
氷ノ山の麓の地下を流れるその天然水を汲み上げて商品化したものが「氷ノ山のおいしい水」だ。
「硬水に近い軟水なので、とても飲みやすいのが特徴。非加熱ですからミネラルもたっぷりです」と語るのは生産元である「サン・ウォーター」の三木善晴さん。地下200メートルから汲みあげる原水は、殺菌処理のみ行うためナチュラルな味わいが楽しめるとのこと。「この水を飲み始めてお肌の調子が良くなった気がします」という声も全国から寄せられているそうだ。
養父の豊かな山々が届けてくれるバラエティあふれる名産ラインナップ。どれをチョイスしても高い満足感を与えてくれると期待して、まず間違いないだろう。

フレッシュな感覚で喉越しも軽い天然水
「東京や神戸の高級ホテルにも提供しています」と三木社長
「おいしい水を味わって!」と笑顔でアピール

養父市のお礼の品のクチコミ

参考になった

兵庫県養父市

茹で松葉ガニ(50,000円)

2017年12月19日 17:26

ハーレーさん

初めて茹で松葉ガニの返礼品を選びました。
友達が養父市に住んでるので応援を兼ねて。

届いたその夜に食べたけどめちゃくちゃ美味しくて殻もむきやすく茹でられていてビックリ‼️

やっぱりダグ付きの松葉ガニは違いますね。

自治体情報

兵庫県養父市(やぶし)

こちらの自治体詳細

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