雄大な自然に囲まれた、日本屈指の高級リゾート
エメラルドブルーの澄み渡る東シナ海を望む恩納村は日本国内でも有数のリゾート地として知られている。高級リゾートホテルが連なり、近隣には観光スポットも点在。美しい海岸線が広がる万座毛は沖縄でも有数の名所の一つ。遠くまで見渡せる展望台からの眺めは壮大で、マジックアワーには幻想的な雰囲気に包まれる。沖縄本島の最西端に位置する真栄田岬からはコバルト色の海と真っ白い砂浜が見渡せ、周辺の美しいサンゴが広がる海はダイビングを楽しむ人たちで賑わう。
観光客と地元客が混じり合う「おんなの駅」は、ローカルな食材や土産物などに出合える人気スポット。沖縄を代表する体験施設「琉球村」では、エイサーの演舞や「琉装」と呼ばれる沖縄の着物の着付け体験などの地域芸能に触れられる。海のアクティビティの他に地元の食材や文化など、沖縄の観光を幅広く楽しめるエリアだ。
村全体でサンゴの養殖。循環型の観光リゾートへ
美しいサンゴ礁が広がる恩納の海は、海水温の上昇や観光客の増加によってサンゴ礁へのダメージが増えつつある。未来につながる観光を目指して村全体でサンゴ礁を守るために漁業者や地域住民、観光従事者と協力して「サンゴの保護・養殖」「海洋ごみの削減」「エコツーリズムの推進」の取り組みをスタート。持続可能なリゾート地のあり方を目指している。リゾートホテルでは環境汚染に配慮した取り組みへシフト。マリンアクティビティではただ遊ぶだけでなく沖縄の海の現状を説明し、観光客と一緒に観光のあり方を考える機会を設けている。感動するほどの碧く澄み渡る海は、地域住民や事業者、訪れる観光客との協働によって「次世代にも同じ海を見せてあげたい」という願いで維持されている。
サンゴ畑に群がる熱帯魚!南国の海をのぞいてみよう
2018年に「サンゴの村宣言」をした恩納村。ダイビングサービス「Lagoon」では、生きているサンゴ畑の風景を見ながらカラフルな熱帯魚と戯れるシュノーケリング体験ができる。波の影響が少ないスポットだから、船が苦手な人でも参加しやすい。
ライフジャケットやウェットスーツも完備されており、水着とタオルのみで気軽に参加できるのも嬉しい。ボート周辺でインストラクターの指導のもと、練習をしてからスタート。海に入れば、スズメダイやチョウチョウウオ、クマノミなどのかわいらしいカラフルな魚の群れに出合える。
沖縄のきれいな海と魚との思い出を水中写真のデータでダウンロードできる特典付き。家族や友達と見た幻想的な沖縄の海の自然はきっと忘れられない思い出になるはず。
恩納の海に魅せられてリピートする客が多いLagoonでは、シュノーケリングを経てダイビングのライセンスを取得したり、サンゴの種の植えつけをしたりするなど、より深く海の魅力に引き込まれる体験が待っている。
島全体が極上リゾート。海に囲まれた贅沢な時間
瀬良垣島にある「ハイアット リージェンシー瀬良垣アイランド 沖縄」は美しいエメラルドグリーンの海に面し、自然に囲まれたリゾートホテル。
オーシャンビューの客室は、開放感あふれるモダンなインテリアと南国の美しい景色が融合した上質な空間。今回の返礼品の部屋は、38㎡の広々としたスタンダードツインオーシャンフロントビュータイプ。滞在中、屋内外のプールやプライベートビーチも利用できる。
屋外プールではなだらかな曲線が美しい「グスクプール」と、目の前に広がる海へと続くインフィニティな景色が望める海水を利用したプール「ラグーン」がある。泳ぎ疲れたらデッキチェアに横たわってリラックスできる。
夕食は2階のスペシャリティレストラン「シラカチ」へ。琉球料理伝承人資格と泡盛マイスターの資格を持つ、統括料理長の嘉数 順さんとシラカチ炉端シェフ宮城 進さんが腕をふるう。朝食は目の前でシェフが調理するライブスタイルで躍動感あるビュッフェが楽しめる。返礼品でしか味わえない極上なひとときを満喫できるはずだ。
艶やかな紅型に包まれて、万座毛の絶景を散策
2020年にオープンした万座毛周辺活性化施設で使える「万座毛ゆったり利用券」は、琉装と呼ばれる沖縄の伝統的な着物を着て施設内や人気名勝地の万座毛を散策できる体験プラン。さらに施設内の「琉球料理 松の下」で2500円分使えるチケット付き。
県内屈指の観光スポットである万座毛は、切り立ったサンゴ礁の断崖絶壁に芝生が広がっている。岬の先まで歩くとコバルトブルーの海が広がり、打ち寄せる波が岩に当たって白い花が咲くようなしぶきをあげる。琉球王が1726年に「万人を座するに足る毛」と褒め称えたことが名前の由来。
施設内には、お土産品や特産品が買える「SHOP MANZAMO」、2階には沖縄そばや海ぶどう丼、サーターアンダギーなど沖縄名物が食べられるフードコートが連なる。
特に人気の「松の下そば」は軟骨ソーキ、本ソーキ、三枚肉のオールスターが勢揃い!
絶景を見ながらボリューム満点の沖縄そばで舌鼓を打ってみてはいかが?
輝くグリーンキャビア、恩納名産「海ぶどう」
恩納村の名物を聞かれたならば、まず真っ先に思い浮かべるのが、グリーンキャビアと呼ばれる海の幸、海ぶどうだ。平成23年度農林水産祭で天皇杯を受賞した折り紙付きの地域の名産品。細心の注意がはらわれて育った海ぶどうは、しっかりとしたプチプチ食感と、ほんのり残る磯の香りが特徴。ポン酢に合わせた小鉢料理に使われるが、地元恩納村ではウニやマグロなどと豪快に盛った「海ぶどう丼」を提供する飲食店も多い。
マグネシウムや鉄分、カルシウムなどの成分がバランス良く含まれることから、肌の疲れやトラブルを防ぐといわれ、美肌が気になる人に人気の食材としても海ぶどうは知られている。肌の水分をキープしてくれるといわれるヒアルロン酸やフコイダンも豊富に含まれており、沖縄の日差しを浴びた時は率先して食べたい一品だ。
恩納村の海ぶどうは一年中栽培・収穫されているが、冷気に弱いため保存は冷蔵庫ではなく常温が基本。このため冬場は県外発送ができない。返礼品の発送期間は毎年4月〜10月となっている。
自宅でおいしく食べるには、水で軽くすすぎ、まずはそのままひと口。特製ダレで食べるのもよし、パスタやそーめんチャンプルーにもマッチするから色々お試しあれ。
沖縄唯一の温泉旅館。和のおもてなしを南国で
恩納村名嘉真に位置する「海の旅亭おきなわ名嘉真荘」は、沖縄初の和の旅亭。全客室、食事処、大浴場からは、目の前に広がる東シナ海の美しさを堪能することができ、季節や時間帯によって表情を変える海の景色は、心をとても癒してくれる。
客室は、落ち着いた木目調の洋室で、開放感があり、一歩足を踏み入れると、目に飛び込んでくるオーシャンブルーに心が奪われる。バスルームからも、名嘉真の海を望むことができ、湯船に浸かりながらのんびりと過ごすのもおすすめ。また、サウナがある大浴場や、涼をとるスペースもあり、快適な滞在をサポートしてくれる。
夕食では、沖縄県産の豚「アグー」や「山城牛」、地元の新鮮な野菜など、沖縄の食材と北海道から直送される厳選素材を使った、こだわりの和風会席料理がいただける。料理とともに、海の眺めを楽しむ贅沢なひとときは心と体が解き放たれるだろう。
館内は、木材の温もりを感じる和モダンなデザインで、素足で過ごせるのがポイント。旅館ならではの心和む空間で、名嘉真の美しい海を望みながら、心身ともにリフレッシュしてみよう。
恩納の海の彩りを器に!透き通るさまが美しい
栃木県宇都宮市出身の陶芸家・玉田彰さんは、子どもの頃から益子焼に囲まれていた環境もあって陶芸は身近な存在だった。沖縄を訪れたときに壺屋焼をみて、益子焼に通ずる懐かしさを覚えて陶芸の世界に興味を抱く。庶民の生活に寄り添った沖縄の文化工芸に感銘を受け、壺屋で作陶していた陶芸家・島袋常秀氏に師事し陶芸を学ぶ。その後読谷村を経て2010年に恩納村前兼久に工房「青風窯」とギャラリーカフェ「土花土花」をオープン。
ギャラリーが位置する高台から望む恩納村の海。そのグラデーションの美しさを投影させたエメラルドブルーの器「海彩(うみいろ)」シリーズのフリーカップ2個セットが寄付の返礼品となっている。器の表面には目の前に広がる恩納の海さながらの色彩。
「沖縄の海の思い出をそのまま持ち帰る」と言って購入する観光客が後を絶たない。フリーカップを手に取るたびに、遠い沖縄の海を思い出し、海風や波の音が聞こえてきそうだ。