埼玉県北西部に位置する美里町は、町名の通り、美しい自然に恵まれ、長坂聖天塚古墳や国指定史跡の水殿瓦窯跡など、歴史的文化財も多く、自然と歴史が融合した魅力あふれるまちだ。町内にはブルーベリーの観光果樹園も多く、収穫期には多くの来園者で賑う。
近年、牛・豚・鶏に続く第4の食肉として注目されるダチョウ肉だが、自然豊かな美里町で、ダチョウを肥育しているのが、「美里オーストリッチファーム」だ。ここでは、1万坪という広大な敷地で、ダチョウ1羽1羽の体調や生育状態に合わせて自家配合の餌を与えるなど、丁寧な方法で育てている。実はダチョウの雛は非常に弱く、平均生存率は3割といわれる中、同ファームでは、5〜6割の生存率だという。それだけ手間をかけて大切に育てているので、健康でおいしい肉質のダチョウに育つ。
同町の返礼品「国産オーストリッチ外モモ肉1㎏」は、ダチョウ肉の中でも旨みが一番強いドラム(外モモ)の部位が届く。冷蔵庫でゆっくり半日かけて解凍し、表面を炙ってスライスして、塩コショウで食べるのがおすすめ。ダチョウ肉は、ぜひともレアかミディアムレアで味わってほしい。
一見、野生味があると思われがちなダチョウ肉だが、クセがなく、臭みもない。「低脂肪・高タンパク質・鉄分豊富で、どなたにも親しみやすいお肉です」と語る同ファーム農園長の山田謙司さん。美里町のふるさと納税を通して、至極のダチョウ肉を味わっていただきたたい。