総力取材記事

「日本酒発祥の地」の良質な水・米で造る日本酒、江戸時代創業の酒蔵がお届け

「日本酒発祥の地」の良質な水・米で造る日本酒、江戸時代創業の酒蔵がお届け

宍粟市の赤西渓谷。宍粟市には澄んだ空気と透き通る水、季節折々の色を見せる山や渓谷が多く、森林セラピーに訪れる人も多い

旨い酒を造る酒どころといえば、必ず挙げられる兵庫県。灘の酒が有名だが、他の地域でも良質の日本酒を製造している。その一つが宍粟市だ。兵庫県内陸部の岡山県側に位置し、面積の大部分は山林。標高1000m級の山々がそびえ、一級河川の揖保川や日本の「名水百選」に選ばれた千種川など美しい水資源が豊富だ。また、同市のある播州地方は昔から日本屈指の酒米の穀倉地帯で「山田錦」や「夢錦」など良質な酒米が豊かに実る。宍粟市は日本酒造りに欠かせない、清らかな天然水と地元で育つ酒米に恵まれた地なのだ。
実は、宍粟市は日本酒発祥の地とも言われている。奈良時代の「播磨の国風土記」に、宍粟市一宮町の庭田神社で初めて麹こうじを使って庭酒を造ったという記述があるからだ。
そんな同市から、2つの老舗蔵元が造る日本酒を紹介したい。1つは1837年(天保8年)創業の山陽盃酒造の「播州一献」だ。「播州の水と酒米を使い、手間をかけた酒を、いっぱいどうぞ」との思いから名付けられた。返礼品では「播州一献」の純米酒と純米吟醸「千年の藤」をお届けする。純米酒「播州一献」は米麹の歩合が多く、米の旨みが広がる。純米吟醸「千年の藤」は、市内の大歳神社の境内で咲き誇る「千年藤」を思わせるふくよかな香りと味わいだ。
もう1つの老舗蔵元は1768年(明和5年)創業の老松酒造だ。老松の伝統の味は日本三大杜氏の一つの丹波杜氏が、昔ながらの手法を守り続けている。「老松あじわいセット」は7種類のお酒とハムのセット。無加水の原酒や5年熟成の無濾過の古酒、麹の香り豊かな純米吟醸酒、やや辛口の純米酒などの本格的な日本酒もあれば、日本酒をベースにした梅酒やりんご酒のような飲みやすいお酒もある。宍粟の名水と老舗が生んだ日本酒をふるさと納税を通して味わっていただきたい。

「日本酒発祥の地」といわれる庭田神社。「播磨国風土記」によるとここで初めて麹を使った庭酒が作られた
長く老松の酒蔵に棲みつく酒の酵母菌の力を借り、杜氏の監督のもとで丁寧に酒造りをする
播州一献の純米吟醸「千年の藤」の由来となった大歳神社の「千年藤」。豪華絢爛な咲きっぷりを眺めに訪れたい

宍粟市のお礼の品のクチコミ

兵庫県宍粟市

おいしいしそうの杵つき餅「揚げおかきセット」(10,000円)

2022年2月13日 20:17

ひとみさん

昔ながらの「おかき」です。エビ、ノリ、ゴマ、紫蘇とシンプルな味もたまりません。開けたら手が止まらずついつい、一袋いってしまう魅惑の返礼品でした。

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兵庫県宍粟市

笹うどんとくま笹茶(5,000円)

2016年6月18日 01:57

糖尿予備軍さん

そろそろ健康を考えないとならない齢になっててきたなと思っているときに気になったのが、宍粟市の笹うどん。
調べてみると健康にいい成分がたくさん入っているようです。
笹の葉が混ざったうどんが果たしておいしいのか疑問に思う中、5000円なら失敗したとしても試してみていいかと思い挑戦しました。
食べたところ、程よく酸味があり、においも強めなので、好みはわかれるかと思いますが、自分は美味しく食べることができました。健康を意識した食品は美味しくないものがおおいですが、これなら継続的に食べられると思いました。

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自治体情報

兵庫県宍粟市(しそうし)

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