湖南市は滋賀県南部に位置し、東西に野洲川が流れる自然豊かなまち。国宝を有する「常楽寺」や「長寿寺」「善水寺」は、「湖南三山」と称され、多くの参拝客が訪れる紅葉の名所。桜の季節には、大型遊具や川遊びが楽しめる公園「じゅらくの里」が、ファミリーに人気のスポットになっている。
平成27年12月に返礼品の送付を開始し、順調な伸びを維持している。平成30年度の寄附金額は、目標の1億円を突破し1億6000万円を超え、令和元年は2億円を目標にしている。「ふるさと納税で湖南市の認知度が高まっていることを実感しています」と話すのは、同市地域創生推進課の東佑樹さん。
リピーターが多い返礼品は、恵まれた環境で育った極上の近江牛。
「近江牛は脂の融点が低いため、口の中でとけるまろやかさが特徴」と「牛肉商徳志満」の徳島加奈さん。きめ細かい霜降りと上品な風味をロースステーキで堪能したい。
次は、最高級近江牛のモモ肉で作った「かねきち」の本格ローストビーフ。牛肉の中で最も脂肪が少ない赤身肉なので、肉本来の味が楽しめる。ブロックで届くので、好みの厚さにスライスして、近江牛本来の濃厚な風味を味わいたい。
「近江牡丹」は、「近江肉の廣田」の地元で愛されているハンバーグ。素材にこだわり、職人が一つ一つ手造り。凝縮された肉の旨みと肉汁が人気だ。
近江牛をはじめとする地域食材を利用した本格フレンチレストランや特産品や工芸品などを販売・展示しているスペースがある、湖南市魅力発信拠点施設HAT。同市の魅力がつまったおしゃれ空間として人気を集めている。
「市内の四季折々の景観や旬を味わいに訪れてください」と同市の東さん。
ふるさと納税をきっかけに旅の計画を立てたくなる。