総力取材記事

大人気スポットをお食事券で満喫!工場から直送の石垣牛&あぐーに、太陽の恵みのスイーツも

大人気スポットをお食事券で満喫!工場から直送の石垣牛&あぐーに、太陽の恵みのスイーツも

郷土への愛着を響き合わせ、響むまち・豊見城

沖縄の玄関口である那覇空港の南側に隣接する豊見城市。2002年4月に全国初の村から市への単独での市制変更を行ってから、右肩上がりで発展を続けているまちだ。まちづくりのテーマは「Welcomeな思いでハートがつながり みんなで彩るまち とみぐすく」。農業をはじめ昔ながらの産業も盛んであり、道の駅や直売所では新鮮な食材を手に入れやすい。その暮らしやすさから移住先としても注目を集め、特にファミリー層からの人気が高まっている。

市民の憩いの場「豊崎美らSUNビーチ」。ヤシの木が立ち並ぶ様子が南国リゾート感満載

白亜のアイランドリゾート ウミカジテラスで食の祭典

2015年夏に開業した「瀬長島ウミカジテラス」。豊見城市内と橋でつながる瀬長島のアイランドリゾートだ。

商業施設が多い豊見城市の中でも「瀬長島ウミカジテラス」は大人気の観光・ショッピングスポットだ。営業時間は10:00~21:00、年中無休

西海岸の傾斜地に白い建物が立ち並ぶさまは、まるで地中海のよう。地元産の食材を使ったカフェやレストランのグルメ、セレクトショップでのショッピングや制作体験なども楽しめる。

恋の願掛けスポット「恋のテラス」。白と青空のコントラストが美しいフォトエリアだ。「ハートの貝の絵馬」に願いを書いて願い事を掲げよう
イルカと触れ合えるトリックアートなどフォトスポットもたくさん

那覇空港の滑走路に隣接しており、飛行機の離発着シーンを間近に見られるとあって、撮影に訪れる人も多い。

ウミカジテラスを運営する「リゾーツ琉球」の渡嘉敷拓斗さんが、特に気に入っているのはサンセットタイムの景色。日没後のマジックアワーの海と空が溶け合う風情は、毎日見ても感動するという。

海岸は西に面しているので素晴らしいサンセットとともに空港に離発着する飛行機を見られる
日に1度だけ見られる影のアート「ShadowHeart」

ご用意したお礼の品はウミカジテラスの食を満喫できる「お食事券」。

「氾濫バーガーチムフガス」は行列ができる超BIGハンバーガー
「カプリシャス食堂」では冷製の沖縄そばが味わえる

いずれも、500円ずつ切り離して使えるため、ランチやディナーだけでなく、ドリンクやおつまみなどちょっとしたものを食べ歩くのにもぴったりだ。

「Gallirallus」はビー玉のようなゼリーに県産のエディブルフラワーを閉じ込めたオリジナルドリンク
ポークたまごおにぎり専門店「Po egg Okinawa」の一番人気あぐー豚ジンジャー

ウミカジテラスの飲食店は、47店にものぼり、ここで紹介できるのはごく一部だが、楽しそうな雰囲気が伝わるだろうか。

手づくりの無添加ソーセージが自慢のホットドッグ、燻製メニューが楽しめる「プロースト東京」
ハワイ料理のポキボウルとカルアポークのお店「Poke Boo」

「ウミカジ」とは沖縄の言葉で「海からの風」を意味する。気持ちの良い海風を浴びながら、バラエティ豊かな食を楽しみたい。

サーターアンダギー専門店「De:」。ひと口サイズでカラフルなサーターアンダギー
「by・the・shrimp」では本場ハワイのガーリックシュリンプが味わえる

石垣牛にあぐー豚、沖縄を代表するブランド肉バーグ

1953(昭和28)年に那覇・牧志公設市場の一角で精肉店として開業した「上原ミート」は、豊見城市に本社を構え、半世紀にわたって小売・卸・製造と事業を展開してきた。

今回紹介する「石垣牛&あぐーハンバーグセット」は、石垣牛とあぐー豚のみをぜいたくに使用したハンバーグをそれぞれ5個ずつセットにした人気の品だ。

石垣牛ハンバーグはパンに挟んでハンバーガーに、あぐーは大根おろしにポン酢でさっぱりといただくのもオススメの食べ方だ

石垣島と八重山諸島で生産・育成される「石垣牛」。温暖な気候の中でストレスフリーで育つ和牛は、脂身が少なくさっぱりしているのに深い味わいがある。

また、「あぐー」は、古くから沖縄に存在した在来種の豚である「アグー」を品種改良して生まれたブランド豚だ。とろけるようにきめ細かく、甘みがあるのに、コレステロールは一般的な豚肉より少なく、ヘルシーであるのが特徴。

いずれも絶妙な挽き加減のミンチで、肉の食感と旨みを最大限に引き出している。

冷凍で届くハンバーグは、常温ではなく冷蔵庫に移してから5〜6時間ほどかけて解凍させるのがポイント。生地の真ん中を指でくぼませ、熱したフライパンで表面を焼き、弱火でじっくりと蒸し焼きに。良く焼けていたら透明な肉汁がジュワっと染み出るので、最後に強火でこんがりとほど良く焦げ目をつけて焼きあげればできあがりだ。「素材そのものの旨みが凝縮された肉汁はぜひソースに。ケチャップやソースと混ぜ合わせると全部をおいしくいただけますよ」と教えてくれたのは、直販部の早川さん。

子どもから大人まで年齢を問わず愛される肉厚のごちそうハンバーグ。パッケージを開けたときに家族の笑みがほころぶこと請け合いだ。

「うれしい」がめぐるお菓子、笑顔になるクッキーをお届け

サトウキビやフルーツなどの農業も盛んな豊見城市。「うんてん菓子店」は、生産農家が丹精込めて育てた作物を余すところなく使いたいと、あえて規格外のフルーツなどを積極的に使ってお菓子づくりを行っている。素材そのものの味わいを活かしたシンプルで体にやさしいスイーツは人気を博し、イートインスペースを備えた店舗には、市外からもお客さまがひっきりなしに訪れる。

お礼の品の「めぐるクッキー缶」には、プレーン、紅芋、黒糖の3種類のクッキーを詰め合わせた。プレーンと紅芋には、まろやかな甘さのきび砂糖を使い、黒糖には沖縄産黒糖の中でも甘みが強いといわれる多良間島産を使っている。

生地には、全粒粉のほかにサトウキビの搾りかすをパウダーにした「バガス」をブレンド。ザクザクした食感とともに食べ応えがプラスされている。食物繊維を多く含むバガスは、今注目される健康食材のひとつだ。製菓素材として購入することで農家への助けにもなっている。

「生産者さん、お客さま、そして私たちつくり手も『うれしい』がめぐるお菓子づくりをこれからも目指していきたいです」と語るのは、ストアマネージャーの池田さん。それぞれのクッキーの味わいの違いを楽しんでほしい。

ストアマネージャーの池田麻衣さん。個人的に好きなのは「紅芋」だそう

世界王者のジェラート職人が沖縄産パインと出合ったら

全国区で有名な北海道網走市の「ジェラテリアRIMO」が、豊見城市の「イーアス沖縄豊崎」に進出。オーナーの髙田 聡さんは、本場イタリアのジェラートコンテストで2度の優勝を果たした世界的なジェラティエーレだ。

イーアス沖縄豊崎内にある「Rimo okinawa」
お礼の品のパインソルベを手にする髙田さん

「その土地の材料のみでジェラートをつくる」というのが髙田さんのポリシーで、沖縄店には沖縄ならではのジェラートが並ぶ。お礼の品は、沖縄県産パインと、なんと5種類の砂糖を使ったという「パインソルベ」。口に含むと、フワッと濃厚なパインの香りが立ち、スーッと鼻腔をくすぐる。次に、驚くほどなめらかな舌触りと自然な甘さがやってくる。

ソルベとは、フランス語で果物の果汁を凍らせた冷菓のこと。後味のよい爽やかな味わいは、家族のだんらんにもぴったりだ

実は、このパインソルベはお礼の品のために開発したもので、店頭では販売していない。店舗で販売しているジェラートをそのままパッケージしても、輸送や保存の温度の違いで風味に差が生じてしまう。そのため、髙田さんが家庭用の冷凍庫に保存することを前提につくりあげた特別な品なのである。まさに匠の技が光るパインソルベ。ぜひ実際に味わってほしい。

豊見城市のお礼の品のクチコミ

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自治体情報

沖縄県豊見城市(とみぐすくし)

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