総力取材記事

いながらにして旅する気分!人気観光地から届く名水やハム、スイーツ、宿泊補助券も登場!
国内屈指の温泉・観光地。天然炭酸水に寄付が殺到

2005年に湯布院町、庄内町、挾間町の3町が合併して誕生した由布市。自然と歴史、文化、グルメと多彩な魅力が詰まった人気観光地として知られている。ふるさと納税の返礼品は「湯布院ブランド」から「由布ブランド」へと広がりを見せ、出品数が大きく増えたことから2024年度の寄付額は約10億円と過去最高を記録。今年度はPR活動にも力を入れていくという。


そんな由布市のふるさと納税を牽引する返礼品は、雄大な自然からもたらされるものが多い。阿蘇くじゅう国立公園内の黒岳の麓に湧く「天然炭酸水シリカ99」はその代表格といえる。


戦国時代の文献にも「泡の水」として記述され、古くから地元で親しまれてきた名水。脚光を浴びたのは、某テレビ番組で紹介されたのがきっかけだ。


「シリカ99は1ℓあたり99.4㎖以上のシリカ(メタケイ酸)を含み、黒岳の地下のマグマから発生する二酸化炭素が溶け込んだ炭酸水素イオン水です。さらに、それらが高濃度で含まれた硬水であることから、美容や健康面で多くの方々にご愛飲いただくようになりました」と言う販売会社「住宅企画」の大八木友香さん。全国の寄付者から申し込みが絶えない人気の品だ。
ハム・ソーセージにお菓子、宿泊補助券が好調!
湯布院エリアは、温泉と並んでグルメも楽しみの一つだ。「由布院燻製工房燻家」は、この地でハム・ソーセージを作り始めて約30年になる。

県外からのお客はもちろん、地元レストランやホテルからの注文も多い。
「うちは肉屋上がりなんです。湯布院といえば鶏肉ですから、最初はチキンフランクから開発しました」と、社長の松山圭伸さん。


ドイツ製法ながら、ローストしたオニオンやジンジャーなどの香辛料を合わせ、ご飯にも合うハム・ソーセージを作り出してきた。人気の10品をセットした「ハム・ソーセージセットC」はギフトにも最適だ。


続いて紹介するのは「お菓子の菊家」謹製の「ぷりんどら」。大阪・阪急百貨店で開催された九州展でデビューし、1週間でなんと4万個を売り上げた伝説のスイーツだ。

「湯の坪街道の食べ歩きの品として開発したのが始まりです」と誕生秘話を明かしてくれたのは、マーケティング本部の伊﨑岐子さん。和風のどら焼きに洋風のプリンをサンドした和洋折衷菓子は、まさにハイブリットスイーツの先駆け。「阿蘇小国ジャージー牛乳など素材にこだわり、皮も従来のどら焼きからパンケーキ風のふんわりとした生地に変更しました。何度も試作を重ね、崩れにくいプリンに仕上げています」と伊﨑さん。

甘すぎず、ほろ苦いカラメルソースが絶妙なアクセントになっている。マイナス30℃で急速冷凍し、できたての味をお届けする。


締めくくりに紹介するのは、同市の魅力を満喫できる「ふるさと納税宿泊補助券」で、宿に差額を支払って使用する。

湯の平エリア16施設、塚原エリア5施設、由布院は56施設の合計77施設で利用可能だ。ふるさと納税宿泊券の利用であることを宿に伝えるとスムーズに予約できる。宿泊補助券は申し込みから約2週間で発送され、使用期限は2年と長い。さっそく家族旅行の計画を立ててみてはいかがだろうか。
由布市のお礼の品のクチコミ
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