ふるさと納税ニッポン!

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厳選レビュー

鳥取県鳥取市

伝説の酒・強力に左党が唸る!
大粒で旨さ格別の米「さくら姫」と
早い者勝ち「瀬戸ジャイアンツ」

 海と山に囲まれ、そして広大な鳥取砂丘を有する鳥取市(とっとりし)。同市の返礼品は、海産物、農産物など自然の恵みがずらりと並ぶ。 「鳥取ならではの地域色にこだわりセレクトした返礼品が好評で、3~4割の方がリピートしてくださいます」と同市市民税課・浜部あずささん。 「いなば鶴(つる) 純米吟醸 五割搗き強力(じゅんまいぎんじょう ごわりびきごうりき)」は、まさに鳥取にこだわった酒造りで、リピーターを増やしている。「強力米(ごうりきまい)」は、かつて鳥取で作られていた酒米だ。あまりに育てにくいため、栽培する農家がなくなり、昭和29年には姿を消してしまった。  そんな伝説ともいえる強力米を蘇らせ、銘酒を完成させた中川酒造の7代目蔵元・中川盛雄(なかがわもりお)さんを訪ねた。 「フランスのワインは、土地独自のブドウの品種、醸造法などを国が管理し、地ワインの地域性や品質を守っています。日本の地酒にもそんな地域性がほしいと考えました」と中川さん。  鳥取大学から得た一握りの種籾からスタートし、農家の協力に支えられ、やがて酒造りが可能になる強力米の収穫にこぎつけた。強力米と蔵近くの源太夫山(げんだゆうやま)から湧き出る井戸水で仕込んだ「いなば鶴 大吟醸強力」は、全国新酒鑑評会で、2年連続金賞を受賞。強力米の良さを公的に証明した。 「五割搗き」は精米歩合を50%としたもの。素材の旨みを削らないよう炭素濾過は行っていない。ほのかな吟醸香と熟成されたコク、ほどよい酸味が相まって食欲をそそる。常温がおすすめだが、燗の旨さも捨てがたい。左党をうならせる鳥取ブランドの酒である。

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長崎県佐世保市

大ブームの黒豚ロールステーキ
ハウステンボス宿泊券など
まちの「五つ星」が大集結!

 「平成28度年も26億円という大きな寄附をお寄せいただきました。『ふるさと納税ニッポン! クチコミアワード』で2位に選ばれたことについても感謝の気持ちでいっぱいです!」  と、お礼の言葉を重ねる佐世保市(させぼし)ふるさと納税推進課の下津浦千賀子(しもつうらちかこ)さんと亀井亮(かめいりょう)さん。「平成27年度にお寄せいただいた寄附金は、さっそく学校や観光施設、文化遺産の保存整備などの事業に活用させていただいています」と声を弾ませる。  佐世保市は、平成27年度の寄附額が前年度の約2000倍となる26億円を突破し、寄附額が全国6位にランクイン。一躍、注目を浴びた。「27年度は350品、28年度はネットの限定品や季節商品を合わせると約500品の返礼品を取り揃え、ご好評を得ることができました。今年度も同様に多くの返礼品をラインナップしています」と、返礼品がますます充実したことを同市の二人は力強くアピールする。  長崎県北部に位置し、「ハウステンボス」や「九十九島(くじゅうくしま)パールシーリゾート」といった魅力的な観光スポットを数多く抱える佐世保市。今年度もそんなまちをめいっぱい楽しめる宿泊券が好調だ。ハウステンボスのオフィシャルホテルをはじめ、建築家・黒川紀章(くろかわきしょう)氏プロデュースによる温泉宿、島の民宿など、まさに選り取り見取り!  そうしたレジャーのお供にぴったりなのが「大和製菓(やまとせいか)」の「スナック菓子10種の詰め合わせ」である。大和製菓といえば、長崎県民にはおなじみのソウルフード。食べ切りサイズで携帯しやすく、子どものおやつからお父さんのビールのつまみまで、幅広い人気を博している。返礼品ではバリデカ味カレーを筆頭に、佐世保バーガー味や辛子明太子味など、10種類ものスナック菓子がドーンと200袋も届くというから、この迫力と興奮、子どもたちはきっと大はしゃぎだろう。

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静岡県焼津市

「本物のおいしさ」は日本一!
新鮮な天然ミナミマグロと
国産うなぎの蒲焼にリピート殺到

 静岡県の中央に位置する焼津市(やいづし)は、温暖な気候と富士山が望めるロケーションに恵まれた地域。市内にはカツオ・マグロなどが水揚げされる焼津港(やいづこう)、サバ・アジ・タチウオなどが水揚げされる小川港(こがわこう)、そしてシラスや駿河湾(するがわん)でしか漁獲できない桜エビが水揚げされる大井川港(おおいがわこう)の3つの港がある。また、焼津神社では元旦早朝から3日間、漁業者が各船の大漁旗を拝殿前に立て、歳旦祭(さいたんさい)に併せて、その年の大漁と海上の安全を祈願する「幟祭り(のぼりまつり)」が行われるなど、漁業が盛んな港町ならではの光景が見られる。その焼津市の返礼品は水産加工品などをはじめ、地元の企業170社、1400品を超えて日本一を誇る。2016年の寄附件数は、昨年度の14万件から大幅に増えた22万件、納税額は昨年の38億円を上回る48億円(3月上旬現在)に達した。「オール焼津」を掲げた返礼品の一番人気はマグロ、夏場はウナギ、冬場はカニの申し込みが増えるという。種類豊富な焼津市の返礼品をここで紹介しよう。  まず、焼津ならではの逸品、天然マグロを中心に取り扱う山松水産(やままつすいさん)の「ちょっぴり贅沢 三種の天然まぐろ」。養殖ものではなく天然マグロにこだわる自慢のお礼品でお刺身好きをうならせるセット。「天然マグロの本物のおいしさを全国に伝えたい」と力強く言うのは、同社・営業部の原田裕之(はらだひろゆき)さん。上品な脂と赤身のバランスが絶妙な目鉢鮪(めばちまぐろ)中トロと赤身がセットになった「旨味たっぷり天然目鉢まぐろ」には、その旨さにやみつきになり、すでに10回以上申し込んでいる方もいるそうだ。  延縄漁法(はえなわぎょほう)で漁獲されたマグロは、船上で内臓を取り出し血抜き処理を行う。この作業に要する時間は約10分。その後、マイナス60℃の冷凍庫で急速凍結される。これによって獲れたての鮮度が維持されるのだ。「お申し込みくださったからには、一番おいしい状態で召しあがって欲しい」と言う原田さんは、商品を発送する際には、解凍方法や切り方などが書かれたリーフレットを同封している。お客さまとのコミュニケーションも密に行い、時には電話で切り方のレクチャーも行うそうだ。「本当のおいしさをお届けする」という思いは、一つ一つの丁寧な作業となって全国に届けられているのだ。

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北海道白糠町

旨すぎるタレにご注意!
大ボリューム「この豚丼」と
これぞホンモノ北海道サーモン

 北海道の東部、太平洋に面する白糠町(しらぬかちょう)。人口約8300名の同町で一日500食以上が売れるという人気の豚丼が、「レストランむ〜んらいと」の「この豚丼」だ。同店は演出家、倉本聰(くらもとそう)氏主宰の劇団「富良野塾(ふらのじゅく)」の御用達店でもあり、地元でも「美味さとボリュームで一度食べたらリピート必至」と言われる有名店だ。休日には同町の道の駅、しらぬか恋問(こととい)(恋問館(ことといかん))ほか、グループ各店へ人が押し寄せる。人気の秘訣は何にあるのか、「この豚丼」生みの親である社長の松田秀夫(まつだひでお)さんに聞いた。「この豚丼の一番の特徴はたれ。たまり醤油に沖縄の黒糖を加えたベースに昆布や干椎茸を漬け込んでじっくり寝かせてあります。試行錯誤してようやく納得できる味になりました。この味は20年以上ずっと同じ。返礼品でお届けする瓶詰めも、お店と全く同じ配合です。余ったら、だし汁、酒と合わせて煮物のベースに、オリーブオイルと合わせて万能ソースに応用してください」とにっこり。  たれを熱く語る松田さんだが、もちろん主役の豚肉も負けていない。豚肉は北海道を代表するブランド豚、上質な肉質で知られる「阿寒(あかん)ポーク」だ。160グラムにカットされた肩ロースの厚さは迫力の約一センチ。この厚さと大きさも白糠流だ。秘伝のたれに絡んだツヤツヤの肉を頬張ると、肉の旨味と脂、たれの風味が口の中いっぱいに広がる。「こんな豚丼初めて!」そんな感動を味わってみてはいかがだろう。

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北海道赤平市

ネットで話題騒然!
幻の高級米「ゆめぴりか」と
究極「スーツケース」は赤平産

 北海道のほぼ中央、一級河川・空知川(そらちがわ)の流れる赤平市(あかびらし)。1960年をピークに炭鉱を基幹産業とし賑わいをみせ、その閉山後は市をあげて企業を誘致。地域経済の大幅な立て直しに取り組んできた。  その一方で、豊かな田畑にも恵まれ全国的にも注目を集める北海道米の産地としても認知されてきた。まさに赤平市のスローガンにも掲げる「水と緑豊かなふれあい産業都市」の言葉通りの町だ。 「赤平のお米の特徴は、各農家さんの安心・安全の意識の高さにあるんです」と教えてくれたのはJAたきかわの伊藤治(いとうおさむ)さん。生産者は60戸と少数精鋭だが、「高度クリーン栽培」を行っている面積の割合が非常に高い。この栽培で作られたお米は、農薬を慣行栽培の1/4以下に抑え、使用する薬も5成分以下に限定。農薬を減らす分、雑草や病害虫の駆除を創意工夫しながら行うことで手間はかかるが、安全・安心の付加価値が生まれる。こうして出来上がったお米が特別栽培米の「ゆめぴりか」と「きたくりん」だ。  その品質の高さから、通常は首都圏の有名百貨店やこだわりの米店にしか卸していないという同商品。だが、寄附をいただいた方には赤平の魅力を存分に伝えたいということで、返礼品としての採用を決めた。「ゆめぴりか」は粘り強く炊き上がりのツヤ、甘み、旨みがしっかりとした北海道米の最高級ブランド。「きたくりん」はその名の通り、クリーンでバランスの取れた良質なお米。どちらもリピート率が高い、大変な好評を得ている人気銘柄だ。

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長崎県松浦市

プロの料理人も太鼓判を押す
“食のコンパクトシティ”は、
日本一グルメがざっくざく!

 長崎県・北松浦半島の東北部に位置し、海を囲んで3つのまちからなる松浦市(まつうらし)。新鮮な魚介類をはじめ、野菜や果物、お茶、棚田米といった農産物にも恵まれることから、”食のコンパクトシティ“とも呼ばれる。  そんなまちを知ってもらうべく奮闘するのが、松浦市ふるさと納税・魅力発信室の宮田友香(みやだゆか)さん。地域おこし協力隊として福岡市から移住し、現在は市のさまざまな広報活動に携わる。  移住した最大の理由は、松浦の人たちの心の温かさだった。おおらかでガツガツしたところがなく、まちの豊かな自然にも心癒されたと話す。だが最近、そこに少しもどかしさを感じることも。「松浦市には知られざる日本一が眠ったままです。トラフグの養殖量は日本一、アジとサバの水揚げ量も常に全国トップクラス。車エビは築地市場で10年以上も一番高い競り値をつけている。こうした素晴らしさをもっとたくさんの方に知ってほしいですね」。  そんな松浦市の返礼品は、ブランド魚の「旬(とき)あじ」「旬(とき)さば」を中心とする加工品セット「旬(とき)づくし」に高評価のコメントが集中している。「旬の時期にとれたサバとアジだから、“旬”の字を冠しました。脂の乗りが違いますよ」と、「エンマキ水産加工場」工場長の谷川秀人(たにがわひでと)さん。パリッと焼けたサバの身はジューシーで、長崎産の天然塩にこだわったという塩の加減も絶妙!この塩サバ2枚とアジの開き4〜5枚、イカの開きなどが8種類も入る旬づくし。受けとるときは箱のずしりとした重さに、どんな人も頬がゆるんでしまうはずだ。

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香川県丸亀市

生でも甘いアスパラガスに
130年以上の伝統誇る「桃」
ビッグな「骨付鳥」にゴクリ

 香川県中西部に位置する県第2の都市、丸亀市(まるがめし)。美しい石垣で知られる国史跡、丸亀城(まるがめじょう)を中心に発展してきた歴史ある街だ。郊外に出ると、田畑の間におわんをひっくり返した形の山々が点在する、昔話のような風景が広がる。うちわの産地としても有名だ。  2014年度に返礼品の送付を始め、徐々に品目を増やした。現在は、特産のアスパラガスや桃、名物の骨付鳥(ほねつきどり)やうどんなど75品目以上がそろう。  返礼品の中で人気なのが、アスパラガス「さぬきのめざめ」だ。17年3月、同市で栽培に取り組むアグリファクトリー菜(さい)社長、平尾一孝(ひらおかずたか)さんを訪ねた。  ビニールハウスに入ると、酸素が入りやすいよう、かまぼこ型に整えられた土から、数十本のアスパラガスが生えていた。その中にある、人のひざの高さぐらいまで伸びた巨大なアスパラに驚いた。「さぬきのめざめの春芽(はるめ)です。伸ばしても穂先が開きにくいので、一般的なアスパラの約2倍、50㎝まで成長させて収穫します」と平尾さん。真っすぐと伸びた芽は太く、薄い黄緑色の表面は筋がない。つるつるしている。  県のオリジナル品種、さぬきのめざめは、年明けから10月にかけて収穫、出荷される。春芽の時期は4月上旬ごろまでで、4月以降の夏芽(なつめ)はレギュラーサイズとなるが、それでも太い。  さぬきのめざめの特徴は、その長さに加え、みずみずしくて柔らかい歯ごたえ、さわやかな甘さだ。「どうぞ」。平尾さんが、にこにこしながら採れたてを渡してくれた。ぎっしりと詰まった茎は柔らかく、甘い。「ゆでて食べるのはもちろん、豚バラ肉で巻き、塩こしょうで焼くのもおすすめです」(平尾さん)。根元を水につけ、立てた状態で冷蔵保存すると持ちが良いそうだ。  品質が高く、安心なアスパラを作るため、害虫の防除回数を減らし、有機肥料のみでの栽培に取り組む平尾さん。柔らかい土づくりにもこだわったアスパラは、うわさ通りの逸品だった。

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北海道増毛町

獲れたて・もぎたて・搾りたて
とてつもない「三たて」が
増毛町に続々集まってる!

 日本海の豊かな漁場と暑寒別岳(しょかんべつだけ)に抱かれた北海道・増毛町(ましけちょう)。かつてはニシン漁で栄えたが、現在では「フルーツのまち」「エビのまち」「酒のまち」として、全国的にも知られている。  その人気に改めて気づかされたのは、ふるさと納税の実績だ。返礼品制度を導入したのは2011年(平成23年)。それ以来、寄附額は急上昇し2016年(平成28年)には、およそ3万6000件、5億円に迫る勢い。「増毛町には、町の魅力を伝えたい人たちが多く、返礼品にも積極的に参加してもらっています」(増毛町前企画財政課・高橋一将(たかはしかずまさ)さん)。だから、返礼品も多く魅力がいっぱい。それに加えて、「海あり、山あり」のこの土壌。これは人気となるわけだ。 「サクランボと言えば山形」とも言われるが、増毛町も負けてはいない。海と山に囲まれたこの町は、緯度の割に温暖な環境。しかし、果物作りに向いている土地とは言えなかった。土を耕せば、出るわ出るわの石の山。海岸沿いゆえの強い海風。フルーツを育てるにはあまりに過酷だった。  だが、それが功を奏した。石が多いのは、逆に言えば水はけの良い証拠。育てるのは大変だが、手入れをすれば立派な果樹が育った。雨風に弱い果実。そこで取り組んだのはハウス栽培。結果、傷のない高品質な果実が実った。加えて昼夜の寒暖差も美味しさの理由。「木がいじめられると、そのぶん果実は甘く、たわわに実るものなんです」と、冨野果樹園代表の冨野嘉隆(とみのよしたか)さん。  増毛町のサクランボ作りはこれだけにとどまらない。シーズン前には全農家が集まり、独自の基準に沿った品質勉強会を行っている。手間ひまかけて作られた果実は品質も見栄えも最高級の品質。返礼品ギフトでは、その中でも「佐藤錦」と「紅秀峰」を厳選。その日の朝に収穫した、もぎたてホヤホヤを産地直送でお届けする。

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広島県庄原市

サシが絶品「比婆牛」と
地元で長く受け継がれる逸品
秘伝の「地域別セット」

 中国山地の真ん中、広島県庄原市(しょうばらし)を東西に走るのは緑豊かな「比婆いざなみ街道」だ。イザナミノミコトが眠るという御陵(ごりょう)など貴重な自然や文化財が点在する。名所を巡るスタンプラリーも開催され多くの人が足を運ぶ。  庄原市ではふるさと納税を平成20年に開始、リニューアルを重ねてきた。 「ふるさと納税は、庄原の魅力を全国へ発信する機会としても捉えています。記念品も庄原でしか手に入らないものばかりですよ」笑顔で語るのは財政課の松永智子(まつながともこ)さん、平岡洋介(ひらおかようすけ)さんだ。  特に人気を集めるのが比婆牛。庄原で生まれた品種「あづま蔓(つる)」の血統を継ぎ、特に優れた肉質を持つ牛だけが比婆牛(ひばぎゅう)になる。これまで和牛のオリンピックと呼ばれる和牛能力共進会で2度の全国一位の成績を収めている名牛だ。サシが細かく、オレイン酸を多く含む脂は融点が低いため、口に入れるととろけるという。「ステーキや焼き肉はシンプルな味付けで火を通しすぎないのがコツ。すき焼きは、肉はもちろん脂をまとった野菜も絶品です」と農業振興課の延藤祐一(のぶとうゆういち)さん。比婆牛への愛が溢れている。

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千葉県いすみ市

朝市で争奪戦になるほど旨い
「伊勢エビ」と「真ダコ」
高秀牧場のチーズもすごい

「いすみ市は2005年(平成17年)に旧夷隅町(いすみまち)、旧大原町(おおはらまち)、旧岬町(みさきまち)が合併した比較的新しい市ですが、海・山・川に恵まれ、おいしいものがたくさんあります!」  と話す、いすみ市企画政策課・田邉勝敏(たなべかつとし)さんによると、同市が返礼品を開始したのは2008年(平成20年)10月。当時は「いすみ米」のみだった返礼品も、2017年(平成29年)3月時点では118点まで増大した。  数ある返礼品の中でも、なんと言っても目玉は、「千葉ブランド水産物」認定の「外房(そとぼう)イセエビ」と「太東(たいとう)・大原産真蛸(おおはらさんまだこ)」。その”海の幸“を求めて県内外から来る多くの人で賑わう「港の朝市」は、いすみ市の大原漁港で毎週日曜日に開催される。大原漁港から10数km沖には、「器械根(きかいね)」と呼ばれる、水深20m前後、約120㎢の岩礁群がある。その周辺は北上する暖流の黒潮と、南下する寒流の親潮がぶつかる良好な漁場だ。  5~11月(うち6・7月は禁猟)に獲れる伊勢エビは日本一の水揚げを誇る。夷隅東部漁業協同組合の松本明央(まつもとあきお)さんによると、 「いすみの伊勢エビはなんと言っても甘みが強くて味が濃厚。刺身はもちろん、ボイルしたり、豪快にエビフライでも!」  12~3月に獲れる真ダコも、明石タコと並ぶ日本の2大タコと称される。歯ごたえがあり、味わい深い。同組合・荘司哲也さん(しょうじてつや)は、 「この真ダコを食べたら、他のタコが水っぽく感じてしまうほど。刺身はわさびではなく、七味と白髪ネギを薬味に、醤油で食べてみて」  朝市の会場でも、伊勢エビのバーベキューやタコしゃぶなどを味わえるが、この両方を一度に楽しめる、夢のようなセットが返礼品に。それぞれの旬の時期に漁獲したものを冷凍しており、年中美味しく食べられる。

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埼玉県飯能市

パーク開業へカウントダウン
世界に一つのムーミングッズに
ただ今アクセス急増中!

 市の約70%を森林や川や湖が占める飯能市(はんのうし)は、どこか北欧の雰囲気が漂うまち。同市のふるさと納税でも、世界中で愛される北欧のキャラクター「ムーミン」の返礼品が人気を集めている。  2018年秋には、市内に北欧のライフスタイルが体験できる「メッツァ」がオープン予定。その翌春には、ムーミンの物語の世界をテーマにした「ムーミンバレーパーク」も誕生する。フィンランド以外にムーミンのテーマパークができるのは初めてとあり、日本中が開業を待ちわびている。  もともと同市には、ムーミンの作者、故トーベ・ヤンソン氏のアドバイスを受けて1997年に開園した「あけぼの子どもの森公園」がある。さらに、市内北東部の宮沢湖(みやざわこ)周辺の風景がムーミン谷の自然に似ていることなどから、飯能市に決定した。  そのような経緯もあり、2016年度からふるさと納税の返礼品に約30種のムーミングッズが加わった。どれも世界でたった一つのいわばレアもの。全国のムーミンファンが放っておくわけがなく、2015年度には397万円だった寄附金総額が瞬く間に塗り替えられた。2016年度(2月現在)の寄附金総額は1億6000万円と、大躍進を遂げている。  数ある中でもとくに人気なのが、「MOOMIN VALLEY PARK(ムーミンバレーパーク)オリジナルグッズ詰合せ12点セット」。ぬいぐるみ、マグカップ、「MOOMIN VALLEY PARK」のロゴが入ったショッピングバックなど、同市のふるさと納税でしか入手できない、ムーミンのキャラクターグッズが合計で12点。楽しさいっぱいの、誰もがニッコリしてしまう返礼品だ。  2017年4月に新しく返礼品の仲間入りをしたのが「MOOMIN(ムーミン)ファブリックフレーム」。ムーミン物語オリジナルの絵柄を市内の看板屋さんが布にプリントした壁掛けパネルは、S・M・Lと豊富なサイズ展開。落ち着いた色味はどんな場所にも似合いそう。大人の北欧の雰囲気を醸す、ため息が出るほどおしゃれな一品だ。

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滋賀県近江八幡市

「特別な日に行くならこの店」
日本最高峰の食肉・近江牛は
口の中でとろける旨さ

 豊かな水と緑に恵まれた近江八幡市(おうみはちまんし)は、豊臣秀次(とよとみひでつぐ)が築城した八幡山城(はちまんやまじょう)の城下町。琵琶湖(びわこ)を往来する船すべてが寄港する水運の要衝として発展した。  ヨシ(葦(あし))が生い茂り水鳥達が集う風光明媚な市内の水郷地区は観光スポットとして人気のエリア。2005年(平成17年)には重要文化的景観の第一号に選定されている。鈴鹿山脈(すずかさんみゃく)から琵琶湖に流れる川は肥沃な土壌をつくり、良質の米や日本三大和牛のひとつである近江牛(おうみぎゅう)の産地となった。潤沢で清らかな水が、近江八幡の産業を育んできたのだ。  近江八幡の豊かな大地で育つ近江牛は、独特の美しい色艶と柔らかく細やかな線維と脂肪が織りなす霜降りが見事だ。近江牛は脂が溶けだす融点が低いため、口の中に入れると、じわっととろけて肉の旨みが広がる。この独特の風味こそ、近江牛を「肉の芸術品」と言わしめる所以。日本最高峰の食肉は、血統のよい仔牛に上質の餌と水を与え、手間と愛情をじっくりとかけて大切に育てる。これが近江の伝統的な肥育法だ。長年の経験と技、そして、肥沃な風土が理想的な肉質の近江牛を育む。 「近江牛の素材そのものを味わっていただくためには、シンプルな調理法がオススメ。塩コショウで、サッとあぶる焼しゃぶも良いですね」と話すのは、毛利志満(もりしま)の社長・森嶋篤雄(もりしまとくお)さん。同店の肉は、一般の市場には出さず、毛利志満のレストランと小売店でのみで取り扱う。良質で美味しい近江牛を提供するため自社牧場も運営するこだわりようだ。「最高品質の近江牛は一朝一夕でできるものではなく、長年の経験を活かし、選りすぐりの牛を選び育てて初めて可能なのです」という言葉から、老舗の信念が伝わってくる。地元でも『特別な日に行くとっておきの店』と評判の近江牛を、味わってみてはいかがだろう。 「昨年末は発送にてんてこ舞いでした。12月には用意できる量の上限まで達したため、20日で一旦打ち切らせていただいたほどです」とカネ吉山本の食肉部長・久田勉(ひさだつとむ)さん。こちらも地元で人気のレストランと小売店を営んでいる。店で定めた独自の基準を満たす肉だけをお客様に提供する。条件をクリアする品質が確保できなければ、出荷を止めることもあるという厳格さだ。カネ吉山本で扱うのは雌牛(めすうし)のみ。「近江牛の中でも雌牛の肉は柔らかく、とろけるような味わいが楽しめます」(久田さん)。切りたての風味を味わってもらうために、カネ吉山本では最先端の凍結技術『CASフレッシュ』を使用。限りなく生に近い味わいを届けている。

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山梨県甲斐市

全国に固定ファン多し!
中村葡萄園「旬の高級ぶどう」と
柔らかな赤身の「甲州ワインビーフ」

 市内のどこにいても、絵のように美しい富士山が見える甲斐市(かいし)。南北に伸びる同市は空気が澄み、肥沃な土壌に恵まれている。  市内北部には果樹園や棚田が点在し、全国観光地百選で渓谷の部第一位に輝いた渓谷美で知られる昇仙峡(しょうせんきょう)や、ワイナリーなど観光名所も多い。南部は住宅地で、釜無川(かまなしがわ)の下流には戦国時代に武田信玄が築いたといわれている信玄堤(しんげんつつみ)がある。釜無川近くの水源地下100mの深井戸から汲み上げた水が、甲斐の名水「龍王源水(りゅうおうげんすい)」だ。 「ふるさと納税でも、甲斐の自然豊かな土地柄をフルに生かした農産物や加工品がいちばんの人気です」と話すのは、同市秘書政策課の箭本知大(やもとともひろ)さん。 同市がふるさと納税で返礼品の贈呈を拡充させたのが、2014年の6月。当初は28種類だった返礼品を翌年には66種類に増やし、2016年度にはさらに100種類以上に充実させた。「おかげさまで2016年度4月から3月の寄附総額は、1億4500万円以上に達しました」(箭本知大さん)  100種類以上に増えた返礼品のなかでも、早い者勝ちなのが「中村葡萄園(なかむらぶどうえん)の旬のぶどう詰め合わせ」。中村葡萄園は全国に固定客がいる、知る人ぞ知る葡萄園。「8月~10月半ばにかけて収穫するぶどうのほとんどは、固定客への出荷で終わってしまいます」と話すのは、同園の3代目中村敬一(なかむらたかもと)さん。  それだけに、このぶどうの返礼品は特別で貴重だ。大箱4㎏相当、中箱3㎏相当、小箱2㎏相当で、セットにはシャインマスカット、種なしピオーネ、ロザリオビアンコなど20種類のなかから、そのとき一番粒のいい、もぎたてのぶどうが3~4種類入る。世界的にも最高級の大粒ぶどう、アウローラ21が入ることもあるという。  寒暖差があり日照時間が長い同市では、ぶどうのほかにもさまざまな果樹栽培が盛んだ。いちご、さくらんぼ、柿を栽培し、フルーツ狩りや直売でも人気のヤモト農園には、週末になるとたくさんの観光客が訪れる。  その人気のヤモト農園(のうえん)からは、季節ごとに旬のフルーツが返礼品として提供されている。今の時期は、さくらんぼと冷凍あんぽ柿がオススメ。「さくらんぼ」は、太陽を存分に浴びて育った佐藤錦(さとうにしき)や紅秀峰(べにしゅうほう)など、東京銀座の高級フルーツ店でも売られていた最高級の品種が入る。 「冷凍あんぽ柿」は、同園で11月に収穫される甲州百目柿(こうしゅうひゃくめがき)を半生に乾燥し、さらに冷凍したもの。あんぽ柿作りは手間暇がかかり、返礼品の数は、10箱限定だ。「凍ったままスライスして食べてもおいしいですが、完全解凍すると、たいていの人はそのとろける甘さに驚きます」(ヤモト農園・箭本孝徳(やもとたかのり)さん)

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北海道音更町

品切れ必至の「白いとうもろこし」と
モール温泉成分で潤う「美肌セット」

 北海道遺産に選定された世界でも珍しい「モール温泉」が湧出する音更町(おとふけちょう)。2016年も3億円を超える寄附を集めた。  2016年末にオープンした「ガーデンスパ十勝川温泉(とかちがわおんせん)」は、植物性の有機物を多く含むモール温泉を男女一緒に水着で満喫できる同町の新スポットとしてにぎわいをみせている。十勝の食材を使った体験工房、季節の野菜や加工品などを販売するマルシェやレストランもあり、心も体も喜ぶ施設だ。 「十勝川温泉美肌セット」は、モール温泉の成分をたっぷり含んだ温泉マスクや全身ジェル等の女性に嬉しいセットで、肌に潤いを与え、しっとりツルツル美肌に。ガーデンスパではお土産としても観光客に喜ばれている。  毎年人気の返礼品である白いとうもろこし「木野(きの)シャイニングコーンホワイト」は、粒皮が柔らかくシャキシャキとした食感。「フルーツ並みの甘さを堪能するためには、生のままかぶりつくのが一番。セットの電子レンジ専用袋で熱を加えて食べると甘みが逃げずに美味しいです」と教えてくれたのは、コーン生産農家の関根拓治(せきねたくじ)さん。収穫時期の8月下旬〜9月下旬に発送される。  そして、不動の人気No.1を誇る返礼品が、同町に工場を構える「よつ葉」のチーズ・バターセットだ。なんと、2016年は1万5000件以上の申し込みで、北海道限定品を求めるリピーターも多い。限定品の一つである発酵バターは、北海道産のクリームを乳酸発酵させてから、昔ながらの伝統的な製法で生産。バターのコク、ミルクの風味に加え、ヨーグルトのようなすっきりとしたさわやかな後味が特徴だ。  同町の返礼品の多くが数量限定。申し込みできる機会を逃さずに、十勝の恵みを感じていただきたい。

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北海道根室市

夏が旬「花咲かに」は身がぎっしり
「ウニ界最高」と名高い品もリピ殺到

 北海道の東の果てに位置する根室市(ねむろし)。どこまでも広がる原野は美しく、周囲約96㎞の汽水湖(きすいこ)「風蓮湖(ふうれんこ)」やその南の砂州「春国岱(しゅんくにたい)」には、全国から多くの観光客が訪れる。日本最東端の駅であるJR東根室駅や、日本100名城の国史跡「チャシ跡(あと)」も人気だ。ウニやカニなど海産物を中心とした食の宝庫でもある。  海産物やチーズ、スイーツなど常時約400品がそろう返礼品の中で、特に注目したいのが「花咲(はなさき)かに」。夏にシーズンを迎えるカニで、甲羅をむくと、ぎっしりと詰まった肉厚の身が顔を出す。口に入れて広がるのは、独特な甘みと濃厚な味わい。同市ふるさと納税担当の塩原康之(しおばらやすゆき)さんは「そのまま食べるのがおすすめですが、ぶつ切りにしてだしを取る『鉄砲汁(てっぽうじる)』もおいしいです」と話す。  名産の「エゾバフンウニ」も忘れてはいけない。濃厚で甘い、ウニ界最高級のウニは大人気で「3回、4回とリピートする方や、1度に5セット申し込まれる方もいます」(同市・塩原さん)。板ウニ以外に塩水パックもあり、そのまま食べても、ウニ丼や「うにしゃぶ」にしても美味だ。  ロングラン品の「新巻鮭姿切り身といくら醤油漬」は、粗塩で漬けた新鮮なサケを、1本丸ごと切り身にした迫力のひと品。こだわりの自家製だれで漬けこんだいくらも絶品だ。  2015年度から本格的に返礼品送付を始めたところ、前年度の1000倍にせまる申し込みがあり、約12億9000万円の寄附が集まった。2016年度の申し込みは15万件以上、寄附金は30億円を超えている。  今後は返礼品を充実させるとともに「根室の発展につながる、有効な寄附金の使い方をしたいです」(同市・塩原さん)。意欲的な根室のふるさと納税から目が離せない。

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高知県越知町

奇跡の清流育ちの野菜がドカンと届く
「家族から大好評!」の声多数

 高知県中央部の越知町(おちちょう)には、「奇跡の清流」と呼ばれる仁淀川(によどがわ)が流れる。2012年から4年連続で水質日本一に輝き、ラフティングなどを楽しめるアウトドアスポットとして人気があり、多くの人が訪れる。  2014年度に返礼品送付を始め、2015年度は前年度の約33倍、8100件の寄附が集まった。2016年度は5000円のコースを新設、返礼品数も約2倍に増やすと、1万件を突破した。  返礼品の中で一番人気なのが、清流の下で育った野菜だ、夏はキュウリやピーマン、秋はナスやニンジンというように、季節ごとの野菜をセットにした定期便が好評だ。  注目は、品数の豊富さ。毎回10種類前後の野菜が届く。春はワサビ菜、秋はチャーテ(インドウリ)と特産の野菜も加わり、料理のレシピも添えられる。味の評価も高く、同町総務課の大原範朗(おおはらのりあき)さんによると、野菜を受け取った人たちからは、「ロールキャベツを作ったら家族から今までで一番おいしいと言われた」などの声が続々と寄せられるという。  また、地元の材料にこだわった「お漬物セット」も外せない。創業50年を超える越知物産(おちぶっさん)が、昔ながらの製法で丹精した9~10種類の漬物の詰め合わせで、人気のしば漬けや古漬けたくわんをはじめ、時にはチャーテのしば漬けも加わる。  2016年秋には、返礼品に町のイメージキャラクター・よコジローのグッズが登場。町内にある日本最古の地質を持つ横倉山(よこくらやま)の妖精で、くりくりの目が愛らしい。1万円以上の寄附でもらえるのは、トートバッグとミニバッグ、クッキー、バッジの4点セット。「よコジローから越知を身近に感じてください」(同町・大原さん)。バッグを持って、越知町を訪ねたい。

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福岡県宗像市

極上明太子と国産牛モツが衝撃マッチ
「博多めんたいもつ鍋」に注文殺到!

 九州の2大政令都市福岡市と北九州市の中間に位置する宗像市(むなかたし)は、両市のベッドタウンとして発展。一方で、山や海に面する自然豊かな都市で、玄界灘(げんかいなだ)に浮かぶ沖ノ島(おきのしま)は世界遺産候補に選ばれ、話題になっている。  同市でふるさと納税の返礼品がスタートして2年だが、2016年度の申し込み件数は3万8000件。寄附金額は6億8000万円に達し、自治体間で躍進ぶりが注目の的だ。  2016年10月から返礼品配送管理を市で運営するようになって、特産品調達コストが浮いた。「その分を返礼品のボリュームアップに還元したことが、皆様に喜ばれたのだと思います」と話すのは同市財政課の椎葉寛(しいばゆたか)さん。  なかでも注文殺到の返礼品が、「博多めんたいもつ鍋」。明太子をもつ鍋に溶かして食べるスタイルは、九州地方でも大人気。同市産明太子・匠(たくみ)の小切れ、牛もつ、スープなどにちゃんぽん麺が付いて、本場屋台のおいしいもつ鍋が家庭で再現できる。 「無着色辛子明太子 匠と明太辛子高菜」も明太子・匠のセットで、こちらは粒立ちの良い最高級ランクの明太子。明太子・匠は特殊な冷凍法のおかげで解凍後も作りたてが味わえる。セットの明太子入りの高菜は、ご飯のお供に最適だ。  市内には漁港が5つもあり、魚の水揚げ量は九州地方でトップクラス。返礼品の「玄界灘産鐘崎(かねざき)漁港直送ヤリイカ姿づくり」は、獲れたてのヤリイカを急速冷凍したもの。袋ごと流水で解凍すれば、とろりとした食感の甘いイカ刺しが楽しめる。  これからの季節に注文が増えるのは、同市栽培のビール大麦が使われている「キリン一番絞り生ビール」。夏はビールに限るという人には、ぴったりの返礼品だ。

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山形県

大玉「川中島白桃」にA5「米沢牛」
ファン急増中の「つや姫」と逸品揃い

 東京から新幹線で約3時間、東北地方の日本海側に位置する山形県(やまがたけん)。サクランボなど果物が有名な「フルーツ王国」だが、世界的なブランド牛「米沢牛(よねざわぎゅう)」の産地や米どころとしても知られている。また、県内に50を超える酒蔵がある、酒どころでもある。  2017年度は返礼品を大幅にリニューアル。1万円以上から甘みと粘りけはコシヒカリ以上ともいわれ、熱々はもちろん冷めてもおいしい「県産米つや姫4㎏」や、山形を代表する果物の1つである「ラフランス」などの返礼品を選べる。  ほかにも返礼品には、選び抜かれた一級品が揃う。これからの季節、ダントツの人気を誇るのがモモ。中でも大玉の「川中島白桃(かわなかじまはくとう)」は、上品な香りやなめらかな口当たりに定評がある。果物では、希少性の高い「シャインマスカット」にも注目だ。皮ごと食べられる実はすっきりと甘い。  果物は人気で、「受け取った方からは『ものがいいから、毎年ここにする』などの声が届きます」(同県商業・県産品振興課の土屋真樹子(つちやまきこ)さん)。  また、「米沢牛」は1年を通して申し込みが多い。2017年3月には、国が産地と結びついた品質などを保証する「地理的表示保護制度(GI)」にも登録された。返礼品では、最高級のA5ランクのみを扱う。  そして、「つや姫」と高品質の「庄内豚(しょうないぶた)」の味噌漬けセットもチェックしたい。山形の米を配合した特別飼料を食べた豚の脂肪はきめ細やかでコクがある。ご飯との相性も抜群で、止まらなくなりそうだ。  選んでいるだけで、お腹が空いてきそうな山形の逸品たち。山形県では県内全域の酒蔵から選りすぐりの酒を組み合わせた「県産酒セット」も多数取り揃えているので、名産の酒と一緒に味わいたい。

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秋田県三種町

健康効果で注目の「生じゅんさい」と
産地厳選の「旬メロン」詰め合わせ

 秋田県北西部に位置し、2006年に三町が合併して誕生した三種町(みたねちょう)。「日本の快水浴場100選」に選ばれた釜谷浜(かまやはま)海水浴場は、毎年夏にサンドクラフトイベントが開催され、町内外から多くの人でにぎわう。  80品目以上取り揃える同町の返礼品だが、注目は全国生産の約9割を占める「じゅんさい」だ。5月から夏にかけては「生」じゅんさいのシーズン。 「水中のエメラルド」ともいわれ、茎から出てくる新芽はゼリー状のヌメリで覆われ、つるりとしたのど越しと、ぷるぷるした食感が楽しめる。  近年、緑茶に匹敵するほどのポリフェノールが豊富に含まれていることが判明。食物繊維も含まれることから美容と健康に良い低エネルギー食材として注目されている。 「夏はポン酢やわさび醤油、ショウガ醤油でさっぱり。冬は鍋で心も体もぽっかぽか」と教えてくれたのは同町企画政策課の泉晶子(いずみしょうこ)さん。寄附者からは「初めて食べる美味しさ、食感に大変満足しました」という声も届く。じゅんさいの摘み取り体験と宿泊券がセットになった返礼品もあり、貴重な体験ができそうだ。  全国でも有数のメロン産地として知られる八竜(はちりゅう)地区からは、旬を迎えたメロンが詰め合わせで届く。ネット系のタカミメロンや、黄色い皮に白い果肉、梨のようなサクッとした食感のカナリアン等、どの品種が届くのかワクワクしながら待ちたい。  同町は、「健康保養地」を意味するクアオルトを推進、健康寿命を延ばす取り組みを積極的に行っている。「すんごくしょっぱい!」と話題の美肌の湯・森岳(もりたけ)温泉や、日本海を望める砂丘(さきゅう)温泉での温泉浴運動、健康ウォーキングなどのイベントも随時開催。食べて動いて体の内側から健康になれる同町から、今後も目が離せない。

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茨城県大子町

目利きが選ぶ「常陸牛」ヒレ肉と
味ランク全国1位の「奥久慈しゃも」

 大子町(だいごちょう)は、日本三名瀑の一つ「袋田の滝(ふくろだのたき)」で知られている。近年流行しているロケ地巡りでは、明治時代に建てられた美しい木造校舎、「旧上岡小学校(きゅううわおかしょうがっこう)」が人気だ。NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」、「おひさま」をはじめ、映画やCMの舞台として数々の名シーンが生まれ、同町の観光名所となっている。  2016年は、約70品目の返礼品を取り揃え、申し込み件数は1600件と倍増(前年比)。中でも一番人気が、「常陸牛(ひたちぎゅう)」だ。 「常陸牛A5等級ステーキ用360g(ヒレ)」(2万円以上の寄附返礼品)を提供している「きらく肉店」は、店主が直接ウシを選別して一頭買いするこだわり。その確かな目利きを求めて、直接購入する寄附者もいるほど。ヒレ肉は1頭のウシの重量のたった3%程度しかとれない希少な部位。さらにA5等級のみを厳選しているという贅沢さも見逃せない。  全国特種鶏(地鶏)味の品評会で第1位に選ばれた「奥久慈(おくくじ)しゃも」も根強い人気。「奥久慈しゃも肉詰め合わせ」(1万円以上の寄附返礼品)は、モモ・ムネ・ササミを計900gとボリューム満点のセット。他にも長時間低温調理し美味しさを閉じ込めた「奥久慈しゃものコンフィ」(1万円以上の寄附返礼品)がある。  また、全国お米コンテストで最高金賞を受賞した「おだがけ米」は、昔ながらの方法で手間暇かけて生産されるコシヒカリ。「太陽の恵みを受けて乾燥させたお米は、甘みも粘りも強く、冷めても色が変わらず美味しい。お弁当にも最適」と、同町財政課の大金真理子(おおがねまりこ)さんも一押し。  奥久慈りんごや常陸大黒、地ビールなど、この他にも特産品が充実。宿泊券も活用して、奥久慈の恵みを味わいに訪れてみたい。

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