蘭越町は北海道後志管内の南西部に位置し、雄大なニセコ連峰に抱かれた自然豊かなまち。まちの中央に流れる尻別川は｢清流日本一｣に幾度も選ばれ、流域に広がる肥沃な大地と清らかな天然水が｢らんこし米｣を育む。また、泉質の異なる7つの温泉郷では、四季折々の自然を満喫できる｢お米と温泉のまち｣だ。

返礼品ダントツ人気は、らんこし米。各種単品から食べ比べたり、定期便を選んだりといずれも人気。今回紹介するのは、らんこし米5㎏が12ヵ月届くコース。10月以降は新米が届く。粘り、甘み、つや、コシが揃う｢ななつぼし｣。粘り気が強くモチモチ触感の｢ゆめぴりか｣。寄付者から｢毎年定期便を申し込んでいます｣と声が届く。

木工家具工房｢湯の里デスク｣は、2002年旧湯里小学校の校舎を町から借り受けて再利用している。2名で営む小規模な工房から生まれる良品は、無垢材を着色せず、木の自然な色を生かすクリアー塗装で仕上げている。道内の書店やリゾートホテルのほか、東京・代官山などでも人気を集めている。そこで返礼品3品を紹介しよう。｢Have a wood time｣はスマートフォンスタンド。

木のぬくもりが自宅やオフィスのインテリアにおすすめ。使用したまま充電ができるので便利。

｢時間よとまれ｣は腕時計スタンド。大切な時計を傷から守ったり、紛失を防いだり。おしゃれな木製品なのでギフトにもおすすめ。

子供用のいす｢mini chair｣。｢名入れの彫刻ができるので、お子さんやお孫さんへの贈り物にされる寄付者の方も多いです｣(同町商工観光労働課 酒谷真菜さん)。

続けて｢新たに温泉施設の入浴剤や漬物セットなどを企画しています。これからもまちの魅力発信に努めていきます。応援をお願いします｣と力強く話してくれた。