愛媛県八幡浜市
代々橙せとか 訳あり3.5kg(10,000円)
2025年5月6日 10:18
だいだいさん
訳ありだったので少し水分が抜けてるようなものもありましたが、美味しく頂きました。
意外と皮は硬かったです。
愛媛県の西部に位置する八幡浜市。海に面する段々畑では日本を代表するブランド柑橘が育つ。ふるさと納税の件数・寄附金額は共に愛媛県1位を誇る。その9割を柑橘が占めるというまさに柑橘の聖地だ。
みかんの花が香る2019年5月、八幡浜市でダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会が開催された。マーマレードの本場イギリスで2006年から毎年開催されている由緒ある大会で、日本では初開催となる。国内外1614点もの応募の中から見事金賞に輝いたのが「河内晩柑マーマレード」。味・香り・見た目の美しさ、全てで高評価を得ての受賞となった。河内晩柑は春先からお盆にかけて出回る八幡浜では定番の柑橘。和製グレープフルーツとも呼ばれるが、苦みは少なく爽やかな甘みと、プリプリの粒感が特徴だ。マーマレードには、果実をまるごと使う。手掛けるのは、地元・高野地地区で柑橘農家を営むお母さんたち。山間にある高野地は八幡浜を代表する多様な果物の産地でもある。「透明感があってキレイでしょ。素材自体がおいしいから味もいいんですよ」と坂本裕子さん。皮むきや刻みなど手づくりにこだわり、皮の部分を湯でこぼすというひと手間で苦みをまろやかにする。大量生産はせず、果実と砂糖と最小限のレモンを小鍋で少量ずつ丁寧に炊き上げる。一度にできるのは13瓶ほど。柔らかなとろみとほろ苦さもあっておいしい仕上がりになっている。
お礼の品で一緒に届くのはブルーベリーやキウイなど、旬の果物を使ったジャム。旬の果物は香り豊かで味も最高。その食べごろの瞬間に収穫し、おいしさを瓶に詰め込む。素材の味を知り尽くした農家がつくるジャムは、果肉感も存分に楽しめる。
柑橘の一大産地・愛媛で知名度を上げているのが「マドンナ」。県内だけで栽培が許されている愛媛生まれの品種で、愛媛の文豪夏目漱石の代表作『坊っちゃん』のヒロイン「マドンナ」にちなみ命名された。濃い紅色の果皮は、薄くなめらかで、カットするとプルプルとした果肉が顔を出す。人気の理由は、ゼリーのような繊細な食感。果肉が入った内袋は口に入れても気付かないほど薄く、甘みがとろける。どのように育てているのかをうかがいに「コウ果樹園」を訪ねた。「うちでは8種類の柑橘をつくっていますが、一番手がかかるのがマドンナです」と3代目の二宮江さん。コウ果樹園では「華まどんな」と名づけ、温室で手塩にかけて育てられている。室内には灌水パイプが張り巡らされ、水分はもちろん、温度や栄養の管理が徹底されている。
「夏を過ぎると水をシャットアウトし、一本一本の木の状態を見ながら水を与えます」。水を極限まで減らし、甘みを凝縮させる。実の大きさを左右するのが摘果作業。実らせるのは一本の木に80~100個、95%は摘果するというから驚きだ。選りすぐりの5%だけが華まどんなになれる。マドンナのように麗しい果実は一度食べると虜になること間違いない。
四国有数の港町で大正5年に創業した「梅美人酒造」。「ウメビジンホン店」と書かれた高さ23メートルの赤レンガの煙突は、昭和30年代まで漁を終え帰港する船の目印として、まちの人から親しまれてきた。地元で愛されてきた酒蔵がつくるのは、全国に誇る一級品・八幡浜産みかんを使ったリキュールだ。
「どうしたらこの味が出せるのかよく尋ねられるけど、八幡浜のみかんがおいしいからこそ出せる味なんです」。
5代目上田英樹さんが目指したのは、みかんの甘みと酸味、香りを存分に楽しめるお酒。日本酒はもちろん、風味や飲み口の異なる焼酎、10種類以上もの酒で試作を重ね、みかんの香りと味を邪魔しない相性のいいベースの焼酎に辿り着いた。
「蒸留したての焼酎は香りが強すぎるので、蔵で少し寝かせてから使います」。
酒蔵ならではのひと手間。アルコール度数は7%だが、まるで搾った果汁をそのまま味わう感覚だ。口あたりもまろやかで飲みやすい。味を決めるのは難しかったと言いながらも
「苦労しないと面白くないでしょ」と上田さん。
八幡浜産みかんのおいしさを純粋に表現したリキュールは、まずはストレートで味わって。
八幡浜の名物ではずせないのが「じゃこ天」だ。まちにはいくつもの蒲鉾屋があり、それぞれが独自の味をつくり上げている。創業100年余りの「谷本蒲鉾店」を訪ねると、揚げたてのじゃこ天を勧めてくれた。創業当初から変わらぬ製法でつくられるじゃこ天は、塩気が程よく、プリッとした歯ごたえの後に魚の旨みが押し寄せる。「歯ごたえがしっかりしているでしょ。どの魚をどの割合で使うかなんです」と河野誠さん。冷凍の魚は一切使わない。八幡浜港に水揚げされたばかりの魚のみを加工する。原材料は最高級といわれるホタルジャコが主な材料だが、その他の魚種と割合は企業秘密。魚は旬によって味や大きさが違うため、塩加減やすり時間、水分量などを調整し、魚本来の味を引き出す。「塩加減、手加減が大事。いつ食べても同じ味にするのが職人の腕の見せ所です」。
「びり鯛蒲鉾」もおすすめ。びり鯛とは、活きのいい魚がピチピチと飛び跳ねる様を表す魚市場の漁師言葉。つなぎ粉を一切使わず、魚と塩でつくった蒲鉾は歯切れの良い食感。「生で食べないともったいない」と河野さん。板わさで食べるのがおすすめだ。
八幡浜の旨い魚は干しても旨い。干物がつくられるのは港に隣接する八幡浜漁業協同組合のシーフードセンター八幡浜。水揚げされた魚はその日のうちに一夜干しにする。「干物がキレイな赤色でしょ。鮮度がいい証拠なんですよ」と加工部の清原健さん。魚を開いて一枚一枚手作業で内臓と血合いを除き、臭みを取る。添加物は一切加えない。新鮮な魚は塩のみで味付けをし、冷風干しで旨みをとじ込める。
「水分量を多めに仕上げているので、火を通してもやわらかく焼きあがります」と清原さん。
塩加減はやや控え目にし、魚の持ち味を引き立てる。中でもノドグロは「白身のトロ」と称され、白くやわらかな身は甘みが強く、脂の乗りが抜群。特有の風味と旨みは鮮魚では味わえない格別の味だ。
鯛も特産品のひとつ。朝仕入れた活き締めの真鯛を市場の隣にある加工場でさばき、急速凍結する。鮮度の高い切り身は刺身でも十分においしい。それを茶漬けに使うのだからおいしいに決まっている。しっかりとした厚みのある切り身にかけるのは、手づくりの特製胡麻だれ。ねり胡麻を使ったたれは、香りも良く、口当たりもまろやか。出汁は鯛と胡麻だれの風味を際立てる上品な醤油味。熱々の出汁をかけると、鯛の表面がうっすら白くなり、半生状の身が口の中でとろける。一気にかき込むのが惜しくなる旨さだ。ふるさと納税を通じて八幡浜のおいしい魅力が全国へと広がってほしい。
愛媛県八幡浜市
2025年5月6日 10:18
だいだいさん
訳ありだったので少し水分が抜けてるようなものもありましたが、美味しく頂きました。
意外と皮は硬かったです。
愛媛県八幡浜市
2025年3月30日 21:12
りすくまさん
「かんきつの女王」とも言われている、せとかを初めて食べました。
とろ〜りととろける果肉は濃厚でジューシーで、外皮がとても薄く、果肉がぎっしりと詰まっていました。
手で剥く事も出来るので、手軽に食べることができました。
愛媛県八幡浜市
2023年12月26日 09:28
たつ子さん
知人から美味しいと聞き、気になっていた『まどんな』みかん!薄皮の中には、むっちりと中身が詰まっていて、ひとくちに食べると「え?これみかんなの?」と思うような、甘みとプルッと食感がします。こんなに美味しいみかんは初めてで、子供も一個じゃ足りないと、続けて3個食べていました(笑)一家大満足でしたので、来年もリピートしたいと思います。
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