東京都のほぼ中央に位置する武蔵野市は、市内を東西に走るJR中央線に沿って、主に3駅圏に分かれており、それぞれが魅力あふれるエリアを構成している。デパートや専門店などの商業施設が並び、住みたいまちランキング上位を誇る吉祥寺圏、三鷹駅を中心として、文化・行政施設がひしめく中央圏、大学や大型病院を抱える武蔵境圏の3つだ。

それぞれのエリアには、全国でも指折りの名店・人気スポットが並び、同市の返礼品でも、その一端を見ることができる。ここでは、なかでも人気の返礼品の数々をご紹介しよう。

ちなみに、同市では、2022年9月から「ふるさと納税払い チョイスPay」を導入。武蔵野市に足を運んだ際は、チョイスPayの利用もおすすめだ。

まずは、予約が取れない店として有名な肉山をご紹介する。2012年オープンの吉祥寺店は、全国14店舗を展開する肉山の1号店だ。

それまでに60店舗以上の飲食店やホルモン焼き店をプロデュースしてきた光山英明さんが、〝今までにない、思う存分、肉を味わえる店〞を作ろうと始めた。たっぷり食べられて、おいしい肉として光山さんが選んだのは、熊本産の赤牛。「お客様からは、脂が抑えられてヘルシー、肉本来の旨みが感じられると好評です」と話す。

「お食事券おまかせコース」では、赤身肉3〜4種類の塊焼きや牛肉ソーセージ、90分ぐらいかけてゆっくり焼いた豚肉など、盛りだくさんの内容。

お食事券は発行から1年間有効。早めに申し込んでおきたい。

三鷹・吉祥寺を中心に、都内に4店舗を構える「一圓」は、地元で愛される中華料理店。

同店人気のメニューは、一般的な餃子の3倍もあるジャンボ餃子だ。人気の秘密は大きさだけではない。

一圓では皮も餡も一から作る。「餃子の皮は小麦粉に熱いスープを一気に加えてコシを出し、1枚1枚、麺棒を使って手で伸ばしています。餡に使うキャベツは手切り。普通は塩もみすることが多いのですが、うちではそのまま使って、キャベツ本来の味と甘みを活かしています。他にも、味に深みを出す切り干し大根を加えるなど、一圓独自の餡とモチモチ食感の皮も喜ばれている理由だと思います」と一圓代表の川原二三夫さん。

地元で愛される絶品餃子をまずはぜひ返礼品で味わってほしい。

吉祥寺駅から徒歩約7分のところに、絵本の世界に迷い込んだかのような猫たちの不思議な村「吉祥寺プティット村」がある。

この村に入ると、小川のせせらぎが聞こえ、その向こうには、猫たちが住むお城「てまりのおしろ」が建っている。

総勢22匹の猫たちと時間無制限でたわむれられる猫カフェだ。

「てまりのおしろは、気ままな猫たちが作ったヘンテコなお城で、楽しい仕掛けがいっぱい隠れています」と話すのは、同施設を運営する「ねこのてカンパニー」アートディレクターの齋藤理生さん。

お城（店内）に入ってみると、魚の骨の形をしたライトやキノコが生えた大きな木、テレビの形をしたベッドなど、見ているだけで楽しくなるアイテムが満載。もちろん、猫たちの自由気ままな仕草の一つ一つに癒されること請け合いだ。

「入城ペアチケット」は、大人2人で使っても、1人で2回使用してもよいそうだ。軽食やスイーツ、各種ドリンクも揃っているので、朝から晩まで、猫のお城で楽しめる。「ぜひとも猫たちが織りなす世界観に浸ってください」と勧めてくれた齋藤さん。1日中、かわいい猫たちに囲まれて、癒しの時間を過ごしていただきたい。

「吉祥寺東急REIホテル」は、吉祥寺駅からわずか1分、都心からのアクセスも抜群の人気ホテルだ。

このホテルの宿泊券が武蔵野市の返礼品にある。「ユニバーサルツインルームは、ご高齢の方や介助が必要な方でも安心安全に、快適に過ごせるように、バスルームも広く、バスタブも低め、車イスのまま客室やトイレに入れたりと、随所にユニバーサルデザインを施しました。

スーペリアツインルームは機能性とデザイン性を備えた広めのお部屋で、ご家族でゆったりお過ごしいただけます」と話すのは総支配人の田中由美子さん。

また、今回から新たに、お食事券も同市の返礼品に加わった。「『マンスリープティコース』は月替わりで、お魚とお肉の両方を少しずつ味わえる、お楽しみのランチコースです。『ディナーコース』は、季節の食材をふんだんに取り入れ、シェフの技術を総動員した繊細なフレンチコースになっています。ゆったりとした店内で、ホテルならではのお食事をお楽しみください」と田中総支配人。

どれも大満足間違いなしの返礼品だ。