総力取材記事

砂むし温泉のまちで培われる、ものづくりの技と情熱。南国の風土が彩る輝きを感じて!

砂むし温泉のまちで培われる、ものづくりの技と情熱。南国の風土が彩る輝きを感じて!

小さな蔵の若き杜氏が醸す、焼酎の大いなる可能性

旅情たっぷりのJR最南端の駅、西大山駅。周辺では毎年12月末~2月にかけて菜の花が見ごろを迎える
薩摩半島最南端の岬、長崎鼻にある灯台。夕日が美しく、ロマンスの聖地「恋する灯台」にも認定

日本全国に先駆けて菜の花が咲き誇り、春が駆け抜ける温泉地・指宿。

世界でも珍しい天然砂むし温泉
絶景露天風呂・たまて箱温泉

太陽の光が満ちるこの土地の風土は、そこに暮らすものづくりの職人たちにも、ほかにない個性を与えている。
焼酎の老舗蔵元、「吉永酒造」の吉永章一さんも、この土地で個性を輝かせている一人だ。100年以上続く蔵元の五代目・杜氏として事業を継承する。「蔵を切り盛りするのは母と私と昔からいるスタッフの3人。

明治38年創業当時から100年以上使い続けている和甕で仕込む

県内でも一番小さい蔵かもしれません。でも、小さい蔵元だからこそ、できるものがあると思うんです」と吉永さんは、穏やかな表情でこう続ける。「万人受けするより、一人の心の印象に残るような個性ある焼酎を造りたい。薄めても味わいが変わらない。飲みやすいけれど、クセがある。そんな焼酎が理想です」。

キレよくマイルドな「白」はお湯割り、芳醇でコクが深い「黒」は水割りやロック、フルーティーな「ジョイホワイト」は芋焼酎ビギナーにおすすめ、と語る吉永さん

吉永さんが蔵を受け継いで約10年。地元飲食店でも、大手メーカーの定番銘柄に割って入って「利八」を置く店が増えているという。「昔からのお客さんは、利八は〝辛い〞イメージがあったけれど、僕が杜氏を務めるようになってから、まろやかになったと言われます。今年の利八はいいね、と言われたときが一番うれしい」。
蔵は小さいけれども、おいしさは唯一無二。可能性は無限大だ。若き杜氏が情熱を注いで醸す焼酎を、ぜひ味わってみてほしい。

1本1本、愛情を込めながら手仕事でラベルを貼る

一生もののガラス器で、贅沢な一杯を味わう

そこにあるだけで、心が浮き立つ。そして、安らぐ。それが、ガラス職人の宮澤裕明さんの作品だ。

宮澤さんは茨城県生まれ。米国やイタリアなどヨーロッパのガラス工房で修行後、奥様の故郷・鹿児島へ。1996年、指宿に工房を開設

工房で迎えてくれた宮澤さんは、屈託のない笑顔でこう語ってくれた。「お酒が大好きなんです。ガラス工芸を始めたのも、おいしく飲める器を作りたかったから」。だからだろうか、宮澤さんの作品は芸術的なのに、人の暮らしに寄り添うような温かさがある。
宮澤さんが取り組んできたのはヨーロッパ伝統の「手吹きガラス」の技法。1200度の高温で溶けているガラスを鉄パイプに巻き取り、息を吹き込み、回し、広げて作る。「どろどろに溶けたガラスは、エネルギーの塊。輝いていて、どんな形にも変化する。宇宙を感じさせるんですよ。雪解けの氷のような曲線の美しさを、作品にとどめたいんです」(宮澤さん)。

ふるさと納税の返礼品に提供しているのは「ガラス黒薩摩 桜島灰酒器セット」。

指宿ガラス工房独特の金彩と桜島灰を使った「ガラス黒薩摩酒器セット」。「黒と金とのコントラストで、重厚なものを作りたかったんです」(宮澤さん)

思わず、ガラスでできてるの?と驚くような、重厚で美しい酒器だ。「片口に氷を入れ焼酎を注ぎます。氷が焼酎に馴染んだころに、盃で少しずつ楽しむ。濃いめの焼酎が飲めるんですよ。ミキシンググラスに氷と焼酎を入れてステアする、マティーニみたいな飲み方ですね」。焼酎一杯、この酒器で飲むだけで贅沢な時間を味わえそうだ。

すっと手に馴染む、やさしい曲線美。

透き通るガラスに金箔をちりばめてある。命を宿すような、有機的な曲線美

一つ一つ個性が違う、世界に一つだけの器。宮澤さんが生み出す指宿ガラスの風合いを、さまざまな生活シーンで楽しんでみてはいかがだろう。

国産マンゴーのパイオニア、その情熱と人柄に魅せられて

「僕が育てているのはアーウィンという品種。クセがなく、日本人の口に合うんです」と話してくれたのは、日本のマンゴーの生みの親ともいわれる庄野直道さんだ。

日本人の好みに合う品種アーウィン。クセがなく、まろやかな酸味と甘みがたまらない
庄野さんを長年支えてきた奥さまと2人で、仲睦まじく収穫をする

東京生まれの庄野さんは、地質調査会社に勤務していた昭和49年、パプアニューギニアで野生のマンゴーを食べ、一瞬でトリコになったという。「なんとか日本に持ち帰って広めたいと、日本全国の植物園を北から南まで歩き回りました」。当時、東洋のハワイと謳われた指宿と「奇跡のような」縁がつながって移住。昭和53年、日本で初めてマンゴーの経済栽培をスタートさせた。その7年後、市場にマンゴーを初出荷。日本初の国産マンゴーは、瞬く間に、全国のファンの心を掴んだ。「その当時の反響は、今でも忘れられない」と庄野さんは笑顔をこぼす。

日本のマンゴーの生みの親ともいわれる庄野直道さん。「できるだけ自然にまかせて色づくように育ててます」

しかし、その歩みは道なき道を行くものだった。「誰もやっていなかったし、文献もない。それはもう、失敗の連続でした」。今ではマンゴー栽培の常識となっている鉢植えや根域制限も、庄野さんの失敗が元になって生み出されたものだそう。
庄野さんの凄いところは、それだけ苦労して得た技術や知見を、同業者にも惜しまずに教えることだ。「自分だけのものにしてしまうと、栽培技術は衰退するんです。なんでもオープンにして切磋琢磨してやれば進歩していく。僕も教えるから、あなたも教えてねと、いつも言うんです」と笑う。
ワクワクしながら、採れたてのマンゴーを味わう幸福。果肉と果汁が口いっぱいに満ちると、指宿の太陽、温暖な気候、庄野さんご夫婦の仕事ぶり、さまざまな情景が思い浮かんで、また魅せられてしまうのだった。

日中降り注ぐ太陽の光だけではなく、冬場の適度な寒さも、マンゴーにとって大事な育て役

老舗のカットの技が、黒豚肉の旨みを引き出す

目にも鮮やかな、黒豚肉「ロインしゃぶしゃぶ」を提供しているのが、50年以上続く精肉店、「肉の上高原」。口にすれば、やわらかいのに歯切れがよく、ほのかな甘みと旨みが余韻として残る。その美しさとおいしさの秘密は「肉のカッティングの技術にあります」と代表の上高原和也さんは言う。

肉の上高原の代表・上高原和也さん。旨い肉を見極める目利きであり、肉のカットでも熟練の職人だ

「しゃぶしゃぶ用の肉は、カットの厚みを決めていません。同じ黒豚でも、それぞれ個体差があるからです。その黒豚の旨みをいちばん引き出せるような厚みに、毎回、手の感覚を頼りに微調整しながらカットしています」。

氷温スライスという製法により、解凍してもお肉同士がくっつかずに1枚ずつ取れやすい

同店のしゃぶしゃぶの魅力である、ほどけていくような絶妙な食感は、こうした職人技から生まれるのだ。
上高原さんは、老舗精肉店の三代目。日々、大切にしていることを伺うと「老舗として、プライドを持つこと。そしてお客さまを裏切らないことでしょう」と、きっぱり。

風格とモダンを兼ね備えた店舗。お客さんが引っ切りなしに、出入りする

その心意気は、こだわりの店づくりにも表れている。
たとえば、一切隠すところがないオープンキッチンスタイルの店内。職人技の肉のカットや調理の様子を眺められ、ライブ感たっぷり。

明るく広いオープンキッチンスタイルの店内は、ライブ感たっぷり

スタッフたちの活気ある雰囲気が伝わり、また衛生面での安心感がある。
ぜひ、熟練の技に支えられた老舗の味を確かめてほしい。

〝びっくりカツオ〞の鮮度を閉じ込めた「たたき」

かつお節の日本三大産地である指宿。山川港は日本有数のカツオ水揚げ量を誇り、ここにも職人技を生かした海の幸がある。それが「カツオのたたき」だ。ふるさと納税に「指宿 カツオ堪能セット」を提供している「指宿食品」の社長・佐田充弘さんは大らかな笑顔で言う。

「指宿 カツオ堪能セット」は1.5㎏、大満足のボリューム

「カツオは生ぐさいと思っていた人でも、うまい、うまいを連発するんですよ」。その、おいしさの秘密を聞いてみた。「カツオは鮮度が命。鮮度のいいカツオは、びっくりカツオというんです。私たちは自社の海外巻き網船で獲ったカツオを、船上で生きたままマイナス30度で一気に凍結。だからカツオが口を開いたままなんですよ」(佐田さん)。

口を開けたまま船上で瞬間冷凍されるカツオは、鮮度のいい証拠

そして、おいしさの極め付けが、タタキを焼き上げる匠の技だ。工場長の山崎泉一さんは言う。「焼き窯の炭火で、凍ったままのカツオを一気に焼き上げます。一節一節、カツオの脂の乗りなどの状態を見極めながら表面をカリッと香ばしく、鮮度感の高いたたきに仕上げます」。焼き上げたら真空パックして急速冷凍をかけるので、風味も旨みもぎゅっと閉じ込められている。
お刺身で楽しんだ後は、ごはんにのせて、タレ・お湯をかけてお茶漬けとしても楽しめる。指宿市山川のカツオをたっぷりと満喫しよう。

「鮮度抜群のカツオのたたきですから、サラっと塩で食べてもおいしいです」(佐田さん)

指宿では、さまざまな職人たちが、地域に新鮮な風を送り込んでいる。その職人たちの品々を通じて、のびやかな指宿の風土を感じていただきたい。

指宿市のお礼の品のクチコミ

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鹿児島県指宿市

観葉植物 オーガスタ(10,000円)

2017年4月17日 12:41

ふるさと納税マニアさん

観葉植物が欲しいと思い、ふるさと納税で探してみたらこちらを発見!
サイズもちょうど良く、青々と元気な苗が届きました。
我が家はトイレに並べて癒し空間にしてみました。

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鹿児島県指宿市

黒さつま鶏鍋(20,000円)

2017年1月27日 18:06

さややちゃんさん

以前、人から「鹿児島の”黒さつま鶏”という鶏肉はジューシーで美味しい」という噂を聴いていたこともあって、年末駆け込みでふるさと納税をしようと思った時に偶然見つけました。
年明けすぐクール便で配送して頂きましたが、1枚肉のモモ肉や胸肉(各2枚ずつ入っていました!)だけでなく、骨付のぶつ切りや手羽元、鶏つくねも入っていて、鳥好きにはたまらない鍋セットでした(出汁も冷凍の状態で届きます)。
1回の鍋では全部は食べきれないので、回答した出汁を半量ずつ深めのタッパーに入れておきました。
1日目は出汁にしっかりと骨から出るエキスを加えたいので、ぶつ切りと手羽元を灰汁を取りながら30分加熱した上で、野菜や豆腐を投入して頂きました。次の日に食べる雑炊用に鍋汁を残して作った雑炊も絶品でした。
モモ肉や胸肉の一部は鍋以外の調理で頂きましたが、普段スーパーで購入する鶏肉と違い、噛めば噛むほど鶏肉本来のジューシーさを楽しめました。
家呑みなど人の集まる場でもてなす料理としてもおススメの鍋セットでした。

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鹿児島県指宿市

牛肉豚肉生ハムセット(20,000円)

2017年1月1日 13:26

ヨリヨリさん

ボリュームがあり、嬉しい内容でした(*^▽^)/★*☆♪
味はまあまあで、特別感動する程ではないですが、このボリュームでこの価格なので、コスパも良いてますよ

自治体情報

鹿児島県指宿市(いぶすきし)

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