総力取材記事

豪雪の村から届く自然の恵み。最上級そばと天然湧水栽培の生わさび

大蔵村は山形県のほぼ中央に位置し、霊峰月山、葉山とそれに連なる山々に囲まれた、人口約3000人の小さな村。開湯1200年余の歴史を誇り、ひなびた雰囲気のある湯治場として人気のある肘折温泉は、日本有数の豪雪地。近年では、445㎝の積雪を記録。雪を掘って地面の土を出すまでのタイムを競う、「地面出し競争WorldCup in 肘折」は、ユニークな競技として知られている。

日本の棚田百選に選ばれている「四ヶ村の棚田」は、美しさはもちろん手間ひまかけて作られる棚田米も絶品。
返礼品人気№1は、一粒一粒がしっかりしており、毎日食べても飽きのこない「はえぬき」。寄附者から「厳しい寒さがあってこそのおいしい米」と絶賛され、リピーターが増えている。

「十割そばと生わさびセット」も同村が誇る自慢の味の一つだ。山形で古くから栽培されてきた在来品種「最上早生」は、甘みとコシともに最上級のそば。寄附者からも「ツユがいらないくらい、そば本来の香りと味に大満足」との声が寄せられる。村内の天然湧水「升玉の清水」で無農薬栽培された生わさび「雪葵」は、そばの引き立て役ではなく、主役の域。「残りのわさびを炊きたてのご飯にのせて、しょうゆをかけて食べるのもおすすめ」と、わさび生産者が教えてくれた。


大蔵村の新たな名産品「最上鴨」は、特に冬場に申し込みが急増する人気の品。県産米を食べて育つ鴨肉は香り高く上品な旨みが特徴。東京都目黒区のレストラン「NaCamo guro」でも提供されている。シェフもうなる鴨の旨みを自宅で味わえる。
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