茨城県南部に位置する稲敷市は、日本三大湖の霞ケ浦、日本三大河川の利根川に囲まれた水に恵まれたまちだ。自然の中でさまざまな体験を楽しめる「こもれび森のイバライド」や、丘陵部には9ヵ所のゴルフ場もある。また毎年4月に行われる「チューリップ祭り」や8月の「夏まつり花火大会」などイベント開催も盛ん。2024年の花火大会では10万人以上の来場者が夜空を彩る約1万発の打ち上げ花火に酔いしれた。

関東有数の米どころでもある稲敷市は、返礼品の申し込みの約7割をミルキークイーンやコシヒカリなどのお米が占めている。中でも、「結わえる」の「寝かせ玄米ごはんパック」は定番人気の品だ。近年、玄米は主食を白米から置き換えるだけで消化・吸収に必要な副栄養素（食物繊維、ビタミン、マグネシウム）が摂取できると、健康志向が高い人を中心に注目されている。寝かせ玄米ごはんパックは特別栽培で育ったおいしい玄米が電子レンジで温めるだけで食べられる手軽さが人気でリピート率が高い。「自宅で調理するにはハードルの高い玄米を当社で開発した炊飯手法で香り高く、もちちもち食感にしました」（担当者）

世界188ヵ国で事業を展開するネスレの霞ケ浦工場が稲敷市にある。東京ドーム4・5個分の広大な敷地内でキットカットやネスカフェなどを製造している。
「キットカット」と九州の方言「きっと勝っとお」が似ていることから1990年代後半から自然発生的に受験生のお守りとして広まり始めた。キットカットの個包装に応援メッセージを書いて伝えるなど、今では受験シーズンには欠かせないゲン担ぎのラッキーアイテムになっている。バランスのとれたミルクチョコレートとウエハースのサクサク食感がおいしさの特徴だ。
「ネスカフェゴールドブレンドスティックコーヒー」は微粉砕したコーヒー豆の粒を包み込む独自の「挽き豆包み製法」を採用。淹れたての上質な香りとマイルドな味わいの「ネスカフェゴールドブレンド」をベースに、クリーマーと甘さをバランスよくミックスしている。カフェラテが気軽に楽しめると評判だ。

世界に誇る、人気ヘルメットメーカー「SHOEI」は、デザイン性、機能性、高い安全性を追求したプレミアムヘルメットを製造販売している。2021年から返礼品に加わり、全国のバイクファンから大反響を呼んだ。
空力性能をはじめとする卓越した性能により世界のレース界を席巻した「X‐Fifteen」は、長期間にわたる研究と風洞実験により完全設計に進化した。
「NEOTEC3」は、走行時のフルフェイスヘルメットの安心感と、停車時のオープンフェイスの手軽さを兼ね備えたインナーサンバイザー付きシステムヘルメット。「Glamster」は、クラシックスタイルと機能性を両立させた新たなフルフェイスを追求した。
返礼品のヘルメットにはショールーム「SHOEIGギャラリーallery」で使用できるパーソナルフィッティングチケットがついている。