福島県北部にある南相馬市は、東に太平洋を望み、西側に阿武隈山地が広がる風光明媚なまち。毎年7月の最終土曜日から3日間にわたって行われる｢相馬野馬追｣は、国の重要無形民俗文化財に指定されている。千年以上前に平 将門が始めたといわれる日本を代表する伝統行事だ。甲冑に身を固めた約400騎の騎馬武者が疾走する甲冑競馬など、勇壮華麗な戦国絵巻が繰り広げられる。

2011年の東日本大震災から復興しつつある南相馬市。｢ふるさと納税では、古くから営業している事業者と震災後、他市他県から参入された事業者がともに復興に寄与くださっています｣と同市ふるさと納税担当者は語る。ぜひとも多くの方に応援をお願いしたい。

人気返礼品にはゴルフクラブ（シャフト）や人工芝、海苔、パックごはんなどがあるが、今回はゴルフ関係2品を紹介しよう。ゴルフ愛好家は要チェックだ。

23年度から新しく加わったのは、太平洋を望む｢鹿島カントリー倶楽部｣のプレー券。なだらかな丘陵地に広がる雄大なコースで、ジェネラルエリア(フェアウェイ)も広く、豪快にゴルフプレーを満喫できる。トーナメント並みのグリーンスピードを体感できると人気だ。スタート前の練習環境も充実。ドライビングレンジ、アプローチ、バンカー、パターの練習もできる。

世界のFUJIKURAが開発した｢SPEEDER NX GREEN｣は、飛距離を上げたいゴルファーにおすすめのシャフトだ。トルク革命がもたらした未体験の振りやすさとスピード感が魅力で、スペック表示よりも、しっかりめのシャフトになっている。寄付者にはシャフト制作の案内書が届き、メールで打ち合わせ後、スピードなどの対応をして送られる。特別な1本になりそうだ。

ふるさと納税をきっかけに、南相馬市でゴルフを満喫してはいかがだろう。