令和元年産 さがびより10kg(10,000円)
2020年10月3日 19:32
たぬきままさん
クチコミがとてもよかったので、今回お願いしました。さがびよりは初めて食べましたが、本当に美味しくびっくりしました。冷めても美味しいご飯でした。
脊振山や清流・城原川をはじめとする豊かな自然と、吉野ヶ里歴史公園や九年庵、長崎街道など、たくさんの歴史や文化を有する神埼市。ふるさと納税の寄付額は2023年度に過去最多の18億6000万円となり、今年度の寄付額は前年比2倍以上の伸びを見せる月もあるなど順調に推移中だ。
ふるさと納税の使い途は、市の歴史文化保全など5つに大別されるが、「今年度は神埼市の魅力発信と、移住・定住促進にも力を入れていきたい」と、ふるさと納税担当の移住・定住推進課課長、大坪小百合さんは思いを語る。
そんな同市の注目の品といえば、約390年もの歴史があるという「神埼そうめん」だ。
世界初の機械動力式製麺機は佐賀が発祥で、「井上製麺」は製麺機をいち早く導入した一社。神埼市・仁比山神社の境内にはかつて製麺所があったことから、「神」の名を授かったという「神そうめん」は、弾力のある県産小麦を中心に国内産小麦粉を100%使用。
油を使わず小麦粉と塩と水のみなので、小麦本来のおいしさが楽しめる。カーボン・オフセット済みの品のため、食べることで地球温暖化対策に貢献できるのもうれしい。
有明海を利用した海苔の一大産地でもある佐賀県。同市では学校給食でも配給され、海苔のおいしさを子どもたちに伝えている。
返礼品の中で人気を集める「初摘み海苔」は、その名の通り、有明海産の初摘み海苔のみを使用した逸品。室戸岬沖の海洋深層水を焼塩にした天然塩を使用した塩海苔・味海苔・焼き海苔の3種を詰め合わせている。一番摘みの海苔は海苔本来の旨みが凝縮され、パリッとした食感と口どけのよさが自慢だ。
「製造責任者が自ら入札に出向き一枚一枚、試食して仕入れているので、自信をもっておすすめできます」と、「ホーリョウ商事」社長の野口宗宏さん。
食料品の値上げが続く昨今、今期までは寄付金額据え置きで提供している。選んでおいて間違いのない逸品といえそうだ。
続いて紹介する「神埼桑菱茶」も、「市の新たな特産品を作りたい」と始まった同市肝いりのプロジェクトで、各方面から注目される目玉の品だ。
同市の水田には菱が自生し、「神埼菱焼酎」「ひしぼうろ」などの特産品が製造されてきたが、その過程で発生する菱の外皮には、桑の葉のおよそ4倍ものポリフェノールが含まれていることが、神埼市と西九州大学の共同研究で判明した。同じく健康効果が期待できることで知られる桑の葉をブレンドし、同市オリジナルの「桑菱茶」として世に送り出した。
「地元の有志が和桑部会を組織して桑を植え、2年がかりで開発しました。テレビ番組で血糖値の上昇を抑える効果が期待できると紹介されたことで、問い合わせが殺到。宣伝はしていませんが、リピーターが多いんです」と、販売事業を手がける「神埼M&Mコーポレーション」の福地直樹さんは胸を張る。粉砕してパウダー状にしてあるので、効能を余すことなく丸ごと摂取でき、神埼市と西九州大学の共同による特許権も取得。桑の作付け面積も増え、現在はスイーツや麺などのコラボ商品も生まれている。
親族や友人が集まる席を華やかに彩るのは、神埼市の老舗「割烹 竹下」謹製のぜいたくな逸品、極上のローストビーフだ。
使用するのは、ネックとリブロースの間の「クラシタ」と呼ばれる希少な肩ロース。程よくサシが入ったきめ細かな肉質で、濃厚なコクがありながらも上品な旨みもあるのが特徴だ。
「1頭から10㎏くらいしか取れない部位です。うちでは業者にお願いして、入荷したとき、特別に確保してもらうようにしているんですよ」と店主の竹下裕基さんは、量をそろえるのに苦労していると話す。
調理には上質な佐賀牛、もしくは佐賀県産牛を厳選し、肉そのものの味を前面に押し出すため、味つけは塩とコショウのみという潔さ。フライパンで表面をこんがりと香ばしく焼いて旨みを閉じ込めたあと、低温調理でじっくりと火を通していく。こうすることで、肉汁を逃さず、やわらかなローストビーフに仕上がるそうだ。
薄くスライスして大皿に盛りつけると、まるで大輪の花が咲いたような美しさである。玉ねぎをたっぷり使った自家製ジャポネソースとの相性も抜群で、食卓に登場すれば歓声が上がること間違いなし。化粧箱入りだから、大切な人へのギフトにもぴったりだ。
肉より魚という方におすすめするのは「魚屋さんのこだわり西京漬けセット」。祖父の代に魚の行商からスタートしたという創業60年の「たなか」は鮮魚部門と惣菜部門からなり、季節の魚で作る味噌漬けは、地元スーパーでおなじみの品となっている。
みりんや酒を加えた味噌床に、魚の切り身などを漬け込む西京漬けは、京料理として有名だが、「味噌漬けにすると日持ちがし、いつもの焼き魚も〝味変〞でおいしく食べられるということで作り始めたのではないでしょうか。脂が少ないと身がパサパサになってしまうので、うちでは脂が乗った魚を厳選して仕込むようにしています」と、社長の田中孝宗さん。
返礼品は、4種類の魚が12切れというボリューム。すべて個包装になっているので、ごはんのおかずやお弁当に、使いたい分だけ使える。
ストックしておくときっと重宝するだろう。
焦がさずにうまく焼くには、表面の味噌を落としてクッキングシートやアルミホイルを敷き、弱火で火を通すのがポイントだ。
最後にご紹介するのは、話題のビーガンスイーツ「コメコロールズ」のガトーショコラだ。開発したのは、飲食プロデューサーとしても活躍する、東京出身の関 正峰さん。佐賀県に移住して、ある米農家が始めた粉スイーツ店を事業継承した。ロールケーキやプリンなど、小麦粉を使わないユニークなスイーツを次々にリリースし、県外からも多くの客が訪れるようになった。
せっかく来たからにはたくさん買って帰りたいという客の声に応え、製品はすべて冷凍品として製造している点もおもしろい。「もともとインターネット系の会社で働いていたので、ECサイトの運営は得意。今は店頭販売とECサイトの売上が半々くらいです」と言う関さん。
返礼品のガトーショコラは、ガーナ産クーベルチュール・チョコレートと佐賀県産の卵を使用した逸品。短時間で焼き上げることで、まるで生チョコレートのような、とろける食感になっている。甘みを抑え、お酒のおつまみにもなりそうなぜいたくな味わいに陶然となってしまう。
脊振山頂から有明海の近くまで南北に長い地形の神埼市。バラエティ豊かな産品がそろい、移住支援制度も充実している。返礼品を手にしたら、一度足を運んでみてはいかがだろうか。
2020年10月3日 19:32
たぬきままさん
クチコミがとてもよかったので、今回お願いしました。さがびよりは初めて食べましたが、本当に美味しくびっくりしました。冷めても美味しいご飯でした。
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