総力取材記事

なかしべつ牛乳から生まれる、絶品ヨーグルトや豊かな体験。美しい時を刻むまち=中標津

なかしべつ牛乳から生まれる、絶品ヨーグルトや豊かな体験。美しい時を刻むまち=中標津

おいしく、楽しく、美しい。まちにあふれる魅力を巡ろう

標高270 m、視界は330 度開かれ、北海道遺産の格子状防風林など大パノラマが楽しめる開陽台
豊饒の秋の小麦畑。同町産の小麦と乳製品で作った「なかしべつ食パン」もおいしいと大人気

北海道最東の空の玄関=中標津空港に向け降下する飛行機から見える、正方形の緑のパッチワークのような格子状防風林帯。中標津町が誇るこの絶景を地上で楽しめる開陽台は、壮大なランドスケープを330度見渡せる人気スポットだ。他にもまちには、目にした人の魂を揺さぶる唯一無二の絶景が、満ち溢れている。
まち自慢の食事処が多いことも、中標津の知られざる魅力。地産の食材を使った本格イタリアンレストラン、北海道の定番スープカリーのおいしい店など、推薦の店がありすぎるほどだ。
温泉施設も数多く、肌に優しく軟らかな湯が日帰りでも入浴可。山間にある養老牛温泉では、運が良ければシマフクロウに出会えるかも。

登り口から約1時間、川を沢登りすることで出会える秘境=クテクンの滝。落差25mの大迫力
北海道立ゆめの森公園。上空にまたたく無数の星々に心が洗われるよう
短い夏を熱く彩る、なかしべつ夏祭り。紺の空に浮かぶ約6000個の赤い提灯のコントラストが美しい
4月下旬、丸山公園では蒸気機関車C11209号機と桜の共演が楽しめる

まちを味わい暮らしを楽しむ。うれしい笑顔が広がる旅を

空港から約3km、町内外から千客万来のラ・レトリなかしべつ。ここで「北のハイグレード食品2013(北海道)」に選ばれた「のむヨーグルト」を味わって。人気の理由を、「中標津産の生乳を使っているから」と言う代表取締役の近野了さん。新鮮な生乳を、手間をかけた独自の加工で風味豊かに仕上げている。自然発酵で固さを出した「食べるヨーグルト」、独自製法でまろやかさを出した「フローズンヨーグルト」など、各味の違いにもご注目。

牧場のサイロ風のお洒落な外観。搭乗前に立ち寄る人も多い
「牛乳を熟知する地元の方からもご支持いただき、うれしく励みになります」と近野社長
新鮮な生乳に数種類の乳酸菌を加え、時間をかけて発酵。安定剤や香料、凝固剤は不使用
爽やかな酸味と豊かなコクがあり、口当たりがなめらか
作り立てをここで食べるのが、やはり一番おいしい

まちの人や文化に触れるなら、町内初のゲストハウスushiyadoへ。ゲストハウスとはラウンジやシャワーなどが共用の宿で、人や文化をつなげる新しい旅の拠点として注目を集めている。さらにushiyadoは、まちの魅力を広げる役割も果たす。

「うれしいのは、まちの暮らしを楽しんでいただけること。バターづくり体験中も、皆さんいい笑顔なんですよ」と話すスタッフの坂本江美さんもまた笑顔。いいモノやいいコトが広がっていくのも、中標津らしさなのだろう。

イタリア発祥のアルベルゴ・デ ィフーゾ=まち全体でゲストをもてなす〝まち宿〟が、ushiyadoのコンセプト。「地元推薦のおいしい店や温泉、素晴らしい景色やアクティビティ。中標津のコンシェルジュ的な宿として開業しました」と創業者の一人・竹下耕介さん
竹下さんが営む竹下牧場では中標津の牛や乳製品の魅力を伝える活動を展開
ushiyadoを窓口として、朝の牧場散策のアクティビティを展開中(5 ~11月のみ・有料)
まちの名店や名湯などを紹介するスタッフの(左から)木村さん・坂本さん・喜舎場さん
ドミトリー(相部屋)のベッドは快適なボックス式で、各自に読書灯やコンセントを確保
牛舎を模したキッチンでは、自由に食材を持ち込み、調理することも可能。地域イベントにも使われるダイニングでは、「なかしべつ牛乳」が飲み放
間仕切りで独立感を高めたツインルームに宿泊
完成したバターは朝食に、自分で用意したトーストやスープと一緒にいただける

中標津町のお礼の品のクチコミ

北海道中標津町

中標津ゴーダチーズ 500g×3(12,000円)

2018年6月28日 01:07

やっくんさん

普段から、ワインをよく飲むので、チーズやオリーブが大好きです。
いろいろな自治体でチーズをお礼の品にしていますが、ここは当たりはずれがありません。品切れになりやすいのでご注意ください。

参考になった

自治体情報

北海道中標津町(なかしべつちょう)

こちらの自治体詳細

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