北海道・十勝地方のもっとも南に位置する広尾町。東側は豊かな太平洋に面し、西側は日高山脈と自然の恵みが豊富な、のどかなまち。1984年ノルウェーのオスロ市から国外初の認定を受けた「サンタランド」は、一年中、クリスマス気分が味わえる人気スポットだ。また、同町は北海道有数の重要港湾「十勝港」を有し、十勝の食の玄関口として知られている。

返礼品には、同町ならではの素材を活かした逸品が揃っている。「さかいのジンギスカン」は、まち唯一の肉屋「さかい精肉店」のオリジナル商品。厳選したラム肉を丁寧に加工し、醤油とみりんがベースの「成吉思汗のたれ」で味付け。創業1970年から変わらない味は、町民から絶大な支持を得ている。お花見やバーベキュー、夏祭りのイベントに欠かせないソウルフードだ。

「宿院のうす塩紅鮭切身」は、十勝港に水揚げされる希少な紅鮭を、一尾丸ごと切身にしたもの。アラも含まれているので、あますことなく楽しめる。鮮やかな紅色の身はコクがあって、旨みが濃厚。焼くと身はプリプリ、皮はパリッとして、「酒の肴やごはんのおかずに最適」と人気だ。

返礼品には、おいしいスイーツもある。同町で「アイシングクッキーMontresor」を営むケーキ職人・野田裕子さんが作る、「極上ニューヨークチーズケーキ」だ。十勝のチーズや生クリームをふんだんに使用した濃厚な味わい。酸味を抑え、甘みや食感にこだわって、ひとつずつ丁寧に手作り。女性だけでなく男性にも好まれている。
「返礼品それぞれに、作り手のこだわりが詰まっています。より本物を追求した広尾町の逸品を楽しんでいただきたいです」（同町水産商工観光課・山田雅樹さん）。まちで愛され、育った良品をぜひ味わってみてほしい。