沖縄県那覇市
琉球ガラス タルカップグラス2個(10,000円)
2017年1月9日 20:09
千葵さん
直径、高さが7cm態度のペアグラスです。
グラスとしてだけでなく、サラダボールとしても使えそうです。
とても涼やかで夏にぴったり!
琉球ガラスの顧客のほとんどが米国駐留軍人で、米国人の生活様式と好みに合わせてつくられていたという歴史も知ることもでき、自国の文化を学ぶきっかけにもなりました。
沖縄県南部に位置する那覇市は、県庁などの行政機関が集まる県の中心部で、那覇空港と那覇港を有する、人口約32万人のまちだ。観光地としてだけでなく、漁港にはさまざまな魚が水揚げされ、青梗菜やとうもろこしの栽培も行われるなど、漁業、農業も盛んだ。モノレールとバスが市民の足として活躍し、那覇新都心はお買い物スポットとしても注目されている。
那覇市といえば、世界遺産の「首里城公園」を思い浮かべる人も多いだろう。首里城は琉球王国の政治や経済、文化、外交、歴史を象徴する城として、450年にわたり栄華を誇った。第二次世界大戦で戦火により消失した首里城は、1992年に日本復帰20年を記念して復元されたが、2019年に火災によって再び消失。現在は、2026年の再建に向けて、見せる復興をテーマに、作業の様子が見学できるようになっている。ほかにも、「識名園」、「玉綾」が世界遺産に登録されている。
また、那覇市はふるさと納税の寄付を活用し、市民の健康意識向上、子育て支援、教育の充実、歴史や伝統文化の発展にも力を入れている。県内の住みたい街の上位に挙げられるなど、注目度の高い人気のまちだ。
那覇市は県内有数の生鮮マグロの水揚げ量を誇る、漁業のまちだ。
「あまり知られていませんが、沖縄はマグロの水揚げ量が多く、特にここ『泊漁港』は全国でも3本の指に入るほどの生鮮マグロの漁場です。沖縄のマグロは鮮度や脂乗りが良くて、とってもおいしいですよ」と、泊魚市場「坂下水産」統括部長の岸本壮史さんは話してくれた。
那覇市の返礼品は、沖縄近海の漁場で獲れた「美らマグロ」だ。同県ではマグロの水揚げ量が多いわりに認知度が低いことから、泊漁港で水揚げされるマグロをブランド化。沖縄近海で獲れた生鮮マグロ「美ら海マグロ」のおいしさを県内外にアピールしている。
坂下水産がある泊漁港では、国内で獲れるマグロの中から、本マグロ、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンチョウマグロの4種が、季節ごとに年間を通して水揚げされる。つまり、那覇市はいつでも旬のマグロが食べられる、「マグロ天国」という訳だ。
沖縄のマグロ漁法は、2千本以上の針のついた縄を横に張って魚を釣りあげる「はえ縄漁業」と、ブイのような人工物を海面や海中に浮かべてそこに集まってくる魚を獲る「パヤオ漁業」の2種類で行われている。
坂下水産では何よりもマグロの鮮度と旬を重要視しているため、在庫は持たないのだとか。
「返礼品はお客様の発注が来てから、そのときに水揚げされた中から旬のマグロを競り落として、送っています。船によって保管方法が違うので、発注があったその日に良いマグロがなければ、1日〜2日送るのをずらします。競り落としてから、解体、急速冷凍、真空パックの順番で行いますが、そこまで2時間ほどです。時間が経てばそれだけ鮮度が落ちるので、スピードがカギです。わが社で使用している急速冷凍機は、凍らせてもマグロの水分が膨張しないシステムを備えた特殊なもので、沖縄で入っているのはほかにはないと思います」と岸本さん。
急速冷凍の利点を聞いてみたところ、「このシステムで急速冷凍すると解凍したときの鮮度が抜群で、生マグロを近所で買ってきたのと変わらないおいしさです。食感も良いですよ」とのこと。解凍するときは流水解凍して、パックから出したマグロをお皿に乗せて食卓へ。
現地で食べるのと同じ味が自宅でも味わえると申込者からも好評で、リピーターも多い。鮮度抜群の美らマグロを、ぜひ堪能していただきたい。
2012年にオープンしたレストラン「首里東道Dining」は、「沖縄の今と昔をつなぐこと」をコンセプトに、沖縄食材と味にこだわった琉球料理を提供している。
「沖縄には、『命薬』という、医食同源の思想が根幹にありますから、体にほんとうにおいしいものをお客様に食べていただきたいので、添加物は一切使用せず、手間を惜しまず徹底的に味にこだわり、丁寧に手作りしています」と、代表の伊波良子さんは話してくれた。
返礼品の「首里味噌ラフテー」も、伊波さんのこだわりが詰まった一品だ。沖縄産豚の三枚肉に、首里地域にある琉球王家御用達の老舗の味噌と、首里の三蔵元の泡盛をブレンドして使用し、3日間かけてじっくり仕上げている。「やわらかく、味噌だれが絶品!」と、お店で人気だった首里味噌ラフテーを家庭でも楽しめるようにするには、かなりの苦労があったのだとか。
「味噌ラフテーは、大変手間がかかる琉球料理です。それをご家庭で、袋ごと温めるだけでお店と同じ味にするために、開発には大変苦労しました。常温保存のレトルトも何十回と試作しましたが、素材の風味が全て失われてしまい、繊細な琉球料理には不向きでした。そこで風味を維持・浸透させる独自製法を用いて急速冷凍し、真空パックで販売することにしました。味と品質に徹底的にこだわり開発に時間をかけた分、自信作ができました」
伊波さんが愛情を込めて作った自信作は、2021年度の那覇市長賞最優秀賞を受賞した。地元の素材を使った、こだわりのラフテーを味わってほしい。
沖縄といえば、青い海とサンゴ礁を思い浮かべる人も多いはず。「首里琉染」を代表する「サンゴ染」は、同工房の創業者で染色家の山岡古都さんが、海岸で見つけたサンゴの化石からインスピレーションを受けて発案した、独自の染めの技法だ。サンゴの化石(断面)の上に布を乗せて、その上から染料を含ませた布で染め上げていく。
「すべて手作業なので、色の付き方や柄に多少の違いがあるのが特徴です。サンゴ染には、環境を考えて、光触媒を配合した染料を使っています。海に流すと水がきれいになるので、サンゴが元気になるんです。サンゴから恩恵を受けているので、自然環境を守ることには、日頃から気を配っています」と、代表取締役の大城裕美さん。
同工房ではサンゴ染を後世に伝えるために、さまざまな商品を製作している。その中でも、返礼品のスカーフは人気が高く、大切な方へのプレゼントにする申込者もいる。
「首里琉染では、展示販売やサンゴ染め体験も行っています。那覇に来た際には、ぜひ工房に遊びにきてください」(大城さん)
創業135年になる「瑞泉酒造」は、琉球王国時代に泡盛の製造を許可された地域、首里三箇をルーツとする酒造所の流れを汲んでいる。
返礼品の「おもろ15年古酒」はリピーターが多い人気の古酒シリーズで、ほかに、10年、18年、21年がある。このシリーズの開発に関わった、営業部の池原呂桜良さんに話を聞いた。
「瑞泉は豊富な古酒の貯蔵量が自慢で、5万ℓ入るタンクが約80基あります。おもろシリーズも、そこで寝かせている古酒のひとつです。15年寝かせた古酒は、シャープで程よくパンチが効いた力強い味と、熟成感が特徴です。泡盛の中でも、古酒が好きな人に向いています」
おもろシリーズは度数が43度ある強いお酒のため、飲み方に工夫が必要なのだとか。「泡盛初心者の方がおもろを飲む場合は、常温の水で好みの味に割って一晩おいて馴染ませます。飲むときには氷や水を足して、味の調整をしてください。古酒に慣れている方の場合は、泡盛をブランデーグラスに注ぎ、グラスを回して空気に触れさせます。5分ほどで甘い香りがしてくるので、少しずつ口に含んで風味を楽しんでくださいね」
おつまみは、ラフテーやミミガーなど、沖縄料理が合うとのこと。じっくり熟成させた人気の古酒を、味わっていただきたい。
沖縄県那覇市
2017年1月9日 20:09
千葵さん
直径、高さが7cm態度のペアグラスです。
グラスとしてだけでなく、サラダボールとしても使えそうです。
とても涼やかで夏にぴったり!
琉球ガラスの顧客のほとんどが米国駐留軍人で、米国人の生活様式と好みに合わせてつくられていたという歴史も知ることもでき、自国の文化を学ぶきっかけにもなりました。
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