神奈川県の西部に位置する小田原市は、南に相模湾、西に箱根山を擁し、海・山・川・平野が揃う自然豊かなまちだ。戦国時代には、後北条氏（小田原北条氏）の城下町として栄え、江戸時代には、東海道随一の宿場町として賑わいを見せた歴史豊かなまちでもある。

四季を通じて温暖な同市では、柑橘類の栽培が盛んで、近年、神奈川県が開発した湘南ゴールドもその一つ。同市の返礼品では、爽やかな甘さと華やかな香りが特徴の小田原産湘南ゴールドを余すところなく使用したスイーツ「小田原ゴールド」シリーズが好評だ。人気パティスリー「メゾンジブレー」の江森宏之氏が監修したスイーツで、「小田原ゴールド人気5種詰め合わせセット」は、マシュマロ、ゼリー、メレンゲ、シロップ、コンフィチュールの5種類がセットになっている。「酸味と甘さのバランスがよく、香り豊かな湘南ゴールドを生の果実以上においしく仕上げたスイーツです」（小田原ツーリズム・片柳耀さん）

同市に店を構える「料亭 門松」の「和豚もちぶたのポークシチュー」も人気の品。臭みがなく、脂がしっかり乗った和豚もちぶたを2日間トロトロになるまで蒸し上げて、自家製のデミグラスソースと合わせて、さらに丸1日煮込んだもの。「日本人に合う和テイストのシチューです」と、料亭 門松・専務取締役の門松圭介さん。

真空パックで急速冷凍されているので、レンジで温めるだけで、料亭の味が堪能できるのがうれしい。