総力取材記事

全国有数の生産量を誇るメロンや梨。厳選野菜や結城紬のショールまで、やちよの宝物が大集結!

全国有数の生産量を誇るメロンや梨。厳選野菜や結城紬のショールまで、やちよの宝物が大集結!

代々続く農園の栽培経験が、おいしいメロンや梨を作る

関東平野のほぼ中央、茨城県南西部に位置する八千代町は、広大な田園風景が広がる実り豊かなまち。

筑波山を臨み、鬼怒川流域にある八千代町。八千代町役場
町の中心部風景
八千代町のイメージキャラクター「八菜丸(はなまる)」くん

平坦な土地と温暖な気候が、様々な農作物を育み、なかでも白菜の生産量は日本一、メロンや梨も全国有数の生産量を誇る。そんな同町の返礼品には、八千代の自然がもたらす恵みの数々や、古くから受け継がれる伝統の品々が並び、人気を博している。

 

平坦な土地と温暖な気候に恵まれた八千代町は、白菜、梨、メロンをはじめ、いろいろな果物や野菜が豊かに育つ

まずは、一番人気のメロンからご紹介しよう。八千代町では、タカミ、ほのか、キンショー、アールスなど、様々な種類のメロンが作られており、代々続く生産農園が数多くある。「堤農園」もその一つで、メロンのほかに、スイカや野菜なども栽培している。

シャリ感あふれる果肉と豊かな甘みが特徴の姫甘泉(ひめかんせん)。冷蔵庫に入れやすい小玉サイズ。皮が薄いので皮の際までおいしくいただける
見た目も美しい赤肉のほのかメロンは、しっとりとした食感と濃厚で豊かな甘みが特徴

二代目園主の堤孝行さんは、父の代から続いて、メロン栽培は30年以上。その経験と実績のもと、おいしいメロンを作り続けている。とくに土作りには並々ならぬこだわりを持ち、土壌医検定資格を取得するなど、メロン栽培への熱意には心打たれるほどだ。

おいしいメロンとスイカ栽培のため、土づくりに余念がない堤農園園主、堤孝行さん
1月に種まき、2月中旬に苗植え、3月中旬に剪定、4月上旬から着花、実がなりはじめたら摘果を行い、5月下旬から6月下旬にかけて出荷。「メロンづくりは、目が離せない子どものようなもの」と語る堤さん

堤さんが育てたほのかメロンは、「今まで食べたメロンの中で一番おいしかったです」といった寄付者の声が多数集まっている。
そして、「中嶋メロン園」提供のアールスメロンも、リピーターの多い返礼品。1株に1玉だけを残す「1本1果」で栽培され、とろけるような食感と豊かな芳香、まろやかな甘みが特徴の高級メロンだ。

1株に1果だけを残して栽培するアールスメロンは、熟練した技術を要する

同園では、有機肥料を使用するなど、環境にも配慮した栽培方法で、安定した品質のメロンを育てている。三代目園主の中嶋拓郎さんは、「今年もおいしいメロンだったよと言ってもらえるように、毎日、試行錯誤で育てています」と話す。ちょうど良く熟したメロンをお届けするので、食べる前に半日程度、冷蔵庫で冷やして食べるのが良いそうだ。

芳醇な香り、とろけるような食感、まろやかな甘さが特徴

次に、八千代町名産の梨についてご紹介する。同町沿いに流れる鬼怒川がもたらす肥沃な大地は、栄養豊富で、梨栽培に最適な環境が揃っている。

鬼怒川が育んだ肥沃な土地で育つ豊水梨は、果肉がやわらかで、果汁たっぷり。甘みの中に適度な酸味もあって、バランスのよい梨になる

同町では、幸水、豊水、あきづき、新星、新高などが栽培され、おいしくてみずみずしい梨が実っている。

形状が丸々としていて、日持ちがよいのが特徴
梨の中でも最大級の大きさで、酸味が少なく、甘さ抜群の新高梨。1個の重さは800gから1㎏超えのものもある

代々梨農園を営む「片野果樹園」では、17種類の梨を栽培、返礼品でも数種の梨を提供している。「完熟手前の梨を朝採りして、夜の間にたまった高糖度のままお届けします」と話す五代目園主 片野武男さん。

片野果樹園五代目園主、片野武男さん。ご本人は梨作り55年のプロ中のプロ

鬼怒川が育む八千代の梨を存分に味わっていただきたい。

日本だけでなく海外でも人気、濃厚な香りとコクの猿島茶

江戸時代初期から、猿島地域で栽培された猿島茶は、茨城県を代表するブランド茶。日本で初めてアメリカに渡った日本茶としても、その名を博している。この地で育つ猿島茶は、長い冬を越すことで葉が厚くなり、濃厚な香りとコクが際立つ茶葉になる。

代々、猿島茶を取り扱う「松田製茶」は、明治31年創業の老舗店。四代目までは茶葉の製造・販売が主だったが、五代目の松田浩一さんが継いでからは、猿島茶を使ったスイーツや自家焙煎・発酵させた和紅茶の製造販売を行うなど、幅広く展開している。

松田製茶で生産した猿島茶をふんだんに使って仕上げたフィナンシェシリーズ
自家栽培、自家焙煎、自家発酵させた和紅茶と、地元産いちごのコラボレーションで完成したアイス「いちご和紅茶」。八千代町の返礼品でも登場中!

八千代町の返礼品でも猿島茶を堪能できる多種多様な品を提供。なかでもおすすめは、「猿島茶の濃いお茶のアイス7個セット」。「通常の抹茶アイスと比べて、猿島茶の葉を2倍以上使って仕上げていますから、お茶本来の旨みと甘みを味わっていただけます」と話す松田さん。

松田製茶五代目社長、松田浩一さん。猿島茶を使用した各種スイーツの製造販売、和紅茶の製造販売など、幅広く展開している若き経営者
コク深く、香り豊かな猿島茶の茶葉を通常の抹茶アイスの2倍以上使用して作ったアイスクリーム。使用する猿島茶は、黒色のアーチ型遮光ネットを長期間かぶせて栽培することで、旨みや甘みが増して、渋みが抑えられたもの。二重三重にも、お茶本来の香りとコクを堪能できるアイスに仕上がっている

一度食べたら、やみつきになるに違いない。

野菜ソムリエプロが厳選!八千代自慢の野菜セット

肥沃な大地と清らかな水で育った八千代の野菜も見逃せない。
地方卸売市場を運営する「千代川青果」が提供する野菜セットは、鮮度のよさを約束する〝市場直送〞という付加価値だけでなく、同社の野菜ソムリエプロ、石井真弓さんが選んだ、おいしくて栄養豊富な旬の野菜がたっぷり届く。

千代川青果に届いた野菜は、鮮度を保つため真空予冷装置にかけられる。その後、出荷されるまでの短い間、冷蔵庫で最適温度(5℃以下)で保存される
野菜ソムリエプロの石井さんが選んだ、季節の野菜5~7種類と八千代産のお米2㎏がセットになった返礼品。おいしくて、栄養豊富な八千代の野菜を存分に味わえる

石井さん考案の野菜をおいしく食べる絶品レシピも同梱。届いてから何を作ろうかと迷うこともない。

八千代の野菜をおいしくいただくためのレシピ集も同梱される
高野社長の長女で、野菜ソムリエプロの石井真弓さん。地元の子どもたちに食育指導をしたり、料理教室を開くなど、八千代の野菜を広める活動を熱心に行っている

「秋から春にかけては、日本一の白菜が入るほか、一年を通して、驚くほどおいしい八千代の野菜をお届けします」と胸を張る同社社長の高野和子さん。

千代川青果代表取締役社長、高野和子さん。左手に持っているのは、ギフト用のメロンにかぶせるミニハット。メロンがおしゃれに変身!

全国トップクラスの野菜を存分に味わっていただきたい。

とことんこだわって開発した、凄麺ご当地シリーズ

八千代町に本社を置く「ヤマダイ」は、1948年の創業以来、一つひとつの商品にこだわり、独自の麺作りを続けている。

一つ一つの商品にこだわり、それぞれの商品価値をいかに高められるかを追求して、日々、尽力しているヤマダイの社員たち

「カップラーメンは、手軽に食べられるものという認識が多いなか、これだから食べたいと思ってもらえる商品にいかに仕上げていくかに注力しています。

ヴィーガン(完全菜食主義者)も食べられるように作られているが、香辛料や野菜のエキスを使って味に深みを出しているので、あっさり味だが食べ応えがある

ご当地ラーメンと言っても、味の差は店ごとにあります。ですから、『凄麺 ご当地シリーズ』では、地元の素材を使い、地元の人になじむ味を作り上げる。そこに、とことんこだわって開発しています」と話すヤマダイ取締役広報室室長の森田佳奈さん。

「ご当地シリーズはパッケージも変えますし、麺作りでは、地元の人のお墨付きの味になるまでこだわります。製造効率や採算は度外視です」と話すヤマダイの森田佳奈さん
本物の食感をとことん追求した「凄麺」ブランドをはじめとする、ノンフライカップ麺が(お任せで)18種類の詰め合わせで届く。全国のご当地ラーメンを食べ歩きした気分になれるはず!
詰め合わせセットには、ノベルティーとして、フリーノート「凄麺学習帳」が同梱される(変更となる場合あり)

そのこだわりのカップ麺を同町の返礼品で堪能して、その味の違いを楽しんでほしい。

軽くて暖かく通気性抜群、結城紬のショールとネクタイ

茨城県結城地方に古くから伝わる結城紬。今や高級着物の代名詞になっているが、結城紬の魅力は、その風合いにある。

 

結城紬ミュージアム「つむぎの館」では、機織りの実演を見学可能。写真は1500年以上前から使われてきた地機(じばた)織り
素朴ながら、シックに着こなせる色柄の結城紬反物

結城紬は、真綿から糸に紡ぐときに、たくさんの空気を含むので、軽くて暖かく、通気性の良い布地になる。

軽くて暖か、通気性の良い結城紬のショール。3色展開で、どんな服にも合う色とデザインがいい

結城紬の企画・製造・販売を手がける「奥順」提供の「結城紬 一年中ショール」は、結城紬特有のサラッとした着け心地で、名前の通り、一年を通して使える。洗いができるのも特徴で、使うごとに風合いが良くなり、その変化が楽しめるのもいい。

結城紬の企画・製造・販売を手がける奥順の新陽子さん。首に巻いているのは、結城紬一年中ショールの黄柳

男性には、落ち着いた色合いの「結城紬 ネクタイ」もおすすめだ。一度締めるとノットがゆるみにくいので、ビジネス向きと言える。

結城紬のネクタイは、一度結ぶとノットがほどけにくい特徴を持つ。結城紬独特のサラッとした付け心地にハマり、季節を問わず愛用する人も多い

結城紬は高級というイメージがあるが、まずは、同町返礼品の雑貨や小物から試してみてはどうだろうか。

結城紬の小物は、生活の中に取り入れやすいアイテム。使い込むごとに、やわらかい風合いになるので、その変化も楽しみたい。結城紬の名刺入れやがま口も同町返礼品に登場中。要チェックだ!

地下1500mから湧き出る、天然温泉とキャンプを満喫

ここまで、八千代町の名産品をご紹介してきたが、その魅力に気づいたら、ぜひとも足を運んで、その良さを体感してもらいたい。八千代町には、地下1500mから湧き出る天然温泉や家族で楽しめるキャンプ場、農産物直売所などが揃う「八千代グリーンビレッジ」がある。

八千代グリーンビレッジは、天然温泉やコテージ、キャンプ場、滞在型市民農園「クラインガルテン」を備えた複合施設
憩遊館やちよ乃湯では、地下1500mから湧き出る、ナトリウム泉の天然温泉が楽しめる
フリーサイトのキャンプ場では、BBQなどが楽しめる。八千代のうまいものを現地で揃えて持ち込んでもOK。お腹いっぱい八千代の味覚を味わい尽くしてもらいたい

都心からのアクセスも良く、温泉にも入れるとあって、人気のキャンプ場となっている。

自然林をそのまま活かして整備されたキャンプサイトは、日帰りはもちろん、宿泊も可能。青空のもと、家族や友達と一緒に八千代の自然を満喫できる

同町では、キャンプと温泉が楽しめる体験型返礼品もあるので、やちよの宝物探しとともに出かけてみてはどうだろうか。
八千代町のふるさと納税は、前年度と比べて寄付額が約2.4倍に増加。「ふるさと納税を通して、やちよの宝物を多くの人に知っていただけた結果だと思います。これからもどんどん八千代の魅力を発信していきます」と語る同町ふるさと納税課の担当者。ますます進化する八千代町から目が離せない。

八千代町のお礼の品のクチコミ

茨城県八千代町

八千代夢ワインシリーズ ヤマ・ソーヴィニオン(赤)・きぬ(白)2本セット(13,000円)

2021年12月13日 12:06

ロンタさん

茨城県八千代町に寄付してワインを頂きました。
白ワインは、シャルドネ100%です。
和食との相性もいいと思います。
国産ワインがお好きな方にはお勧めです。

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茨城県八千代町

八千代夢ワインシリーズ 夢・つくば甲州2本セット(13,000円)

2021年6月8日 11:10

ロンタさん

茨城県八千代町に寄付してワインの二本セットを頂きました。
休耕地で葡萄を育てているそうです。
和食とも合いそうなワインです。
ありがとうございました。

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茨城県八千代町

【令和2年産】八千代町産コシヒカリ・あきたこまち食べ比べセット12㎏(10,000円)(10,000円)

2021年6月6日 10:08

mlm大黒さん

こちらのお米が美味しいという家族の声で、初リピート納税です。そろそろふるさと納税ができる満額がわかりそうなんで、頼めれたら、さらにもう一度、こちらで納税してみたいです。来年からは、お米ばっかり、返礼品希望しようかなぁ。あまりにも美味しいので、すぐなくなりますが、家族が前よりもお米をたくさん食べるようになりました。自粛生活が続き、外食する機会が減り、自炊する機会が増えたので、お米の消費量は、増えるばかりです。

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自治体情報

茨城県八千代町(やちよまち)

こちらの自治体詳細

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