総力取材記事

筑波レッドメロンや特別栽培米、甘いとうもろこし、さしま茶と「やちよの宝物」は名品ぞろい

筑波レッドメロンや特別栽培米、甘いとうもろこし、さしま茶と「やちよの宝物」は名品ぞろい

上品な甘さの希少品種「筑波レッドメロン」

関東平野のほぼ中央、茨城県南西部に位置する八千代町は、広大な田園風景が広がる実り豊かなまち。

筑波山を望み、鬼怒川流域にある八千代町の中心部風景
八千代町のイメージキャラクター「八菜丸(はなまる)」くん

平坦な土地と温暖な気候が様々な農作物を育み、なかでも白菜の生産量は日本一、メロンや梨も全国有数の生産量を誇る。そんな同町の返礼品には、八千代自慢の品々、「やちよの宝物」が並ぶ。そのなかから厳選して、人気の名品をご紹介していこう。

八千代町の農産物PRに役立てようと、キッチンカーを導入。動くアンテナショップとしての役割を担っている
同町の若者主導で開催された野外音楽フェス「やちおん 2022」では、約5000人を動員した

まずは、一番人気のメロンからご紹介する。メロン栽培が盛んな八千代町でも希少な品種の筑波レッドメロンは、サクサクとした食感と芳醇な香りが特徴の赤肉ネットメロンだ。

サクサク食感と上品な甘さが魅力。食べ頃の目安を同梱しているので、それまでは直射日光を避けて常温で保存を。食べる2~3時間前に冷蔵庫で冷やすのがおすすめ!

メロン栽培48年の大ベテラン、「石塚農園」の石塚誠一郎さんが、丹精込めて育てた筑波レッドメロンは、申し込み者から「上品な甘さで、こんなにおいしいメロンはほかにはない」と言わしめるほど大人気の品。

育てるのが難しい希少な高級ネットメロン「筑波レッドメロン」。表面の網目模様が美しく、贈答用としても喜ばれている
受粉前のメロンの花。一つひとつ丁寧に確認しながら育てている

「筑波レッドメロンは、栽培がとても難しく、温度管理が大変な品種です。夜も温度をしっかり保たないと、きれいな網目模様が出ませんから、毎日毎晩、気を遣って育てています」と話す石塚さん。糖度が高く、肉厚でジューシーな筑波レッドメロンは、数量限定の品なので、早めの申し込みをおすすめする。

メロン栽培の大ベテラン、石塚農園の石塚誠一郎さん
きれいな網目模様を出して、おいしいメロンに仕上げるには、温度管理の徹底が不可欠と語る石塚さん

種まきから収穫、自家乾燥まで一貫体制で作る特別栽培米

鬼怒川が育んだ肥沃な大地をもつ八千代町は、昔から稲作が盛んだが、今注目のお米農家、古橋 亨さんご一家が作るお米は、「甘みがあり、もっちりとした食感で美味」と評判だ。

鬼怒川近くにある古橋さんの田んぼでは、おいしいお米がたわわに実る
米作りでは、限界まで化学肥料・化学農薬を抑えており、種もみもお湯で消毒するこだわりようだ

古橋さんの田んぼは、鬼怒川のすぐ近くにあり、親子3世代で米作りに従事し、種まきから収穫、自家乾燥までを一貫して行っている。「うちでは、自家製堆肥(有機肥料)を使用し、種もみもお湯で消毒するなど、化学肥料・化学農薬を限界まで抑えた米作りをしています。また、息子がITを活用して、前年度の肥料の量や使用時期、収量などを記録するほか、土の状態も調べて、さらによいお米を作ろうと、家族全員で頑張っています」と話す古橋さん。

親子3世代で、こだわりの米作りをする古橋さんご一家。写真右から順に、古橋 亨さん、息子の正樹さん、孫の脩真さん。家族全員が、日々、おいしい米作りに専念している

その努力がしっかりとお米の出来に反映されているからこその好評価だろう。ミルキークイーンの特別栽培米で、その確かな味をご賞味いただきたい。

炊きたてはもちろん、冷めてもおいしいミルキークイーンの特別栽培米。申し込みを受けてから精米、袋詰めして、発送している

とびきり甘くてジューシーな「朝採りとうもろこし」

次は、「とても甘くて、とうもろこしの概念が変わりました」との声が集まる岩田賢一さん、由希さんご夫婦が作るとうもろこし(ゴールドラッシュ)をご紹介する。「粒が大きくて甘いといわれるゴールドラッシュですが、うちのは、とびきり甘いですよ」と胸を張る岩田さん。

岩田賢一さん、由希さんご夫婦。「とうもろこしが届いたら、まずは生のままガブリと食べるか、熱湯に2~3秒、サッとくぐらせてから食べると、甘さとジューシーさを存分に味わえますよ」と話す由希さん

その甘さの秘密を聞くと、「土作りにこだわり、堆肥も有機肥料を多く使うなど、毎日の肥培管理を徹底しているので、甘くておいしいとうもろこしになるんです。6月下旬から始まる収穫では、毎晩0時ぐらいから太陽が上る前までに採ります。夜、実に貯まった高い糖度のままお届けしますから、驚くほど甘くてジューシーですよ」と話す岩田さん。

土作りにこだわり、成長具合を見ながら、毎日の肥培管理を徹底している。とうもろこし栽培は10年目。試行錯誤しながら、今の甘さまでたどり着いたのだそう
肥沃な八千代の土壌で、すくすく育つとうもろこし

常識を覆す甘さたっぷりのとうもろこしをぜひともご堪能いただきたい。

ゴールドラッシュは、平均糖度18度と非常に甘く、皮が薄くてやわらかいため、生でも食べられる品種。粒も大きくジューシーで、ひと口食べれば口いっぱいにプチプチの食感ととうもろこしの甘みと旨みが広がる。まだ日が上らないうちに収穫するため、夜に貯めた甘さいっぱいの状態でお届けする

かぶせ茶製法で、甘みと旨みが濃い飯山製茶のお茶

江戸時代初期から猿島地域で作られている「さしま茶」は、茨城県を代表するブランド茶で、海を渡った初の日本茶としても有名だ。昭和20年代創業の「飯山製茶工場」では、茶葉の栽培から荒茶加工、選別、火入れまでを一貫して自社工場で行い、おいしいお茶を作っている。

茶葉、粉末、ティーバッグと、シーンに合わせて、いろいろな飲み方が楽しめる詰め合わせセット

とくに同社のお茶は、旨みと甘みが濃いと評判だが、そのわけを五代目を継ぐ飯山翔平さんに聞いてみた。「うちでは、新茶を摘む2週間ほど前に、黒色の遮光ネットをかぶせる『かぶせ茶製法』を採用しています。新芽に当たる日光を遮ることで、茶葉の旨み成分のテアニンが、渋みや苦み成分のカテキンに変わるのを抑えて、旨みと甘みがしっかり感じられる茶葉になります」とのこと。

新茶を摘む2週間ほど前に、黒色の遮光ネットで覆う、かぶせ茶製法で、旨みと甘みが濃いお茶になる
その年の仕上がりによって厳選した品種をお届けしている

また、同社のお茶は、令和元年、茨城県茶業振興共進会の深むし煎茶部門で、農林水産大臣賞を受賞するなど、そのおいしさは折り紙つき。ぜひとも八千代町のふるさと納税で存分に味わっていただきたい。

茨城県の茶園では初めて、「JGAP認証農場」を取得し、安心安全を第一に考えたお茶作りを実践している
代々、製茶・販売を営む飯山製茶工場。今は四代目の飯山万寿夫さん(左中央)ご夫婦を中心に、息子の翔平さん(右中央)ご夫婦の2世代で切り盛りしている

外壁材コンクリートで作った、耐久性のよいコースター

次は、八千代町の返礼品でしか手に入らない希少性の高い品もご紹介しよう。昭和26年創業の高層建築外壁材メーカー、「高橋カーテンウォール工業」が提供するコンクリート製のコースターだ。

コンクリート製なので耐久性は抜群。ナチュラルでやさしい色合いの5色展開で、大切に使えば一生ものになるはず。コースター以外にも、アクセサリー・トレイにするのもgood!

一体どうして、外壁材からコースターが生まれたのか、その謎をつくば工場長、六鹿恭吾さんにうかがった。

つくば工場では、オーダーにより、顔料や骨材を配合して、自然石の色彩や質感をもった優美なコンクリートを作っている
砂、砂利、水、セメントを混ぜ合わせて、一般に、生コンと呼ばれるフレッシュコンクリートを作る製造設備

「当工場でカラーコンクリートを扱うなか、何か新しいものが作れないかと、社員の遊び心から生まれたのが、このコースターです。一つひとつ、角に丸みをもたせた形状の型にコンクリートを流し込んで作っています。外壁材ですから耐久性はよいので、落として割らない限り一生使えるでしょう。女性社員の意見を生かして、やさしい色合いのアースカラー5色を選び、マットで落ち着いた質感に仕上げています」。

コースター用に配合したフレッシュコンクリートを一つひとつ型に流し込んで、丸1日かけて固めていく
高橋カーテンウォール工業の社員の方々。左から順に、つくば工場長の六鹿恭吾さん、営業開発部部長の加藤慎一さん、大橋よしのさん、課長の西浦裕子さん

使うほどに愛着がわいてくる貴重なコースターをお試しいただきたい。

人気ラーメン店「すずらん」の味が自宅でも味わえる!

平成28年オープンの「らーめん すずらん」の味の虜になった八千代町民は多いと聞き、訪ねてみた。

現在、八千代町に1店舗、台湾に5店舗展開している、らーめん すずらん

店内はいつもお客で賑わっており、台湾にも5店舗展開しているのだとか。人気の秘密を運営会社である「スズランロードハウス」の常務取締役、生井幸男さんに聞いてみると「麺は、北海道産の高級小麦『春よ恋』を使用した、香りのよいこだわりの特製麺。スープは新鮮な丸鶏をじっくり煮込んで、すっきりしているけれど、深い味わいに仕上げています。化学調味料や保存料は一切不使用。素材本来の味を生かしたラーメンが気に入ってもらえているのでしょう」とのこと。

らーめん すずらんを運営するスズランロードハウス常務取締役の生井幸男さん。「毎日、真面目に実直に渾身のラーメンを作ってますから、一度食べたらハマる人は多いですよ」と胸を張る

地元のみならず、台湾でも愛される人気ラーメン店の味をご家庭で味わってほしい。

麺、スープ、チャーシュー、メンマがそれぞれ個包装されて、冷凍便で届く
スープはあらかじめ湯煎で温めておき、麺は解凍後、たっぷりめの熱湯で細麺は1分、太麺は4分ゆでたら湯切りをして、スープと合わせれば、お店と同じ味が堪能できる。「チャーシュー、メンマ、器も温めておくと、より一層おいしく召し上がれますよ」(生井さん)

40年以上も伝承される職人技で作る、手緒里うどんとそば

最後は、「ニュータッチ®」や「凄麺」などの人気カップ麺でおなじみの「ヤマダイ」提供の名品をご紹介する。1つめは、お店で食べるラーメンのような本物の食感、素材、クオリティをとことん追求して開発したノンフライカップ麺、凄麺が、本社工場直送で届く24食セットだ。

本物の食感や素材、クオリティをとことん追求したノンフライカップ麺・凄麺の24食アソート詰め合わせセット

もう1つは、40年以上も伝承される職人技で作られる手緒里うどんと手緒里紫峰そばのセット。

コシが強くて豊かな風味の手緒里うどんと、そばの風味が豊かな手緒里紫峰そばのケースセット

「手緒里うどんは、高度な多加水製麺技術と長時間熟成乾燥製法で作られるコシが強くてなめらかな食感のうどんです。茨城県産の常陸秋そばをはじめとして、数種のそば粉をブレンドして作る手緒里紫峰そばは、そばの風味が豊かでなめらかなのど越しを楽しめます」と話すヤマダイ取締役 森田佳奈さん。

ヤマダイ 取締役 広報室室長の森田佳奈さん
「冷やしても温めてもおいしく召し上がれるうどんとそばなので、夏は冷やしで、冬は温かいつゆと一緒にと、季節に合わせて食べ方を変えていただくのがおすすめです」(森田さん)

麺作りにこだわり、究極の味を追求し続けるヤマダイの麺をご賞味いただきたい。

八千代町のお礼の品のクチコミ

茨城県八千代町

八千代夢ワインシリーズ ヤマ・ソーヴィニオン(赤)・きぬ(白)2本セット(13,000円)

2021年12月13日 12:06

ロンタさん

茨城県八千代町に寄付してワインを頂きました。
白ワインは、シャルドネ100%です。
和食との相性もいいと思います。
国産ワインがお好きな方にはお勧めです。

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茨城県八千代町

八千代夢ワインシリーズ 夢・つくば甲州2本セット(13,000円)

2021年6月8日 11:10

ロンタさん

茨城県八千代町に寄付してワインの二本セットを頂きました。
休耕地で葡萄を育てているそうです。
和食とも合いそうなワインです。
ありがとうございました。

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茨城県八千代町

【令和2年産】八千代町産コシヒカリ・あきたこまち食べ比べセット12㎏(10,000円)(10,000円)

2021年6月6日 10:08

mlm大黒さん

こちらのお米が美味しいという家族の声で、初リピート納税です。そろそろふるさと納税ができる満額がわかりそうなんで、頼めれたら、さらにもう一度、こちらで納税してみたいです。来年からは、お米ばっかり、返礼品希望しようかなぁ。あまりにも美味しいので、すぐなくなりますが、家族が前よりもお米をたくさん食べるようになりました。自粛生活が続き、外食する機会が減り、自炊する機会が増えたので、お米の消費量は、増えるばかりです。

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自治体情報

茨城県八千代町(やちよまち)

こちらの自治体詳細

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