四国の中央部に位置する高知県土佐町は、美しい自然に囲まれたまちである。標高差のある地形を活かした農業や酪農が盛んで、山間部では褐色の毛色をした牛「土佐あかうし」が飼育されている。丈夫で病気に強く、昔から耕作していない土地での放牧も多く行われてきた。十分な運動と日光浴によって健康的に育った土佐あかうしの牛肉は、コクと旨みがたっぷり、脂は控えめな赤身がとてもおいしい。返礼品では、ロースやカルビなどに加え、今年度からは「土佐あかうしアイス」が登場。「道の駅土佐さめうら」限定の商品で、卵不使用のホワイトベースのアイスに、細かく繊維状にした土佐あかうし肉が練り込まれている。道の駅グルメの日本一を決める大会で優勝した「土佐あかうしの牛串炭火焼き」と同じ牛肉を使用しており、甘さの中にしっかり牛肉の風味が感じられる。スイーツというより、高級なコース料理の一品のようだ。

山間部の嶺北地域では、一年を通じてさまざまな野菜が栽培されている。山から流れる澄んだ水と山間地ならではの寒暖差によって、甘みのあるおいしい野菜ができるのだとか。地元農家の方々が手間暇かけて育てた野菜が毎月届く定期便は、寄附者からも大好評。春は山菜・スナップエンドウ・アスパラなど、夏は米ナス・パプリカ・トマト・オクラなど、秋は生姜・原木しいたけ・色付かぶ・かぼちゃなど、冬は白菜・ほうれん草・サツマイモなど、毎月6～8種類が届けられる。