総力取材記事

「地然うなぎ」蒲焼、香り米入りの米、便利な 四万十ヒノキの収納ベンチ

「地然うなぎ」蒲焼、香り米入りの米、便利な 四万十ヒノキの収納ベンチ

青い四万十川は市のシンボル。落差がなく、大きく蛇行する流れは四万十市だけで見られる景観。大水の時には水面下に沈む欄干のない沈下橋は、遠くから眺めても、橋を渡って水面の近さを感じても風情がある

四万十市は、四万十川の中流から太平洋へと注ぐ河口までの流域に位置する。四万十川は「日本3大清流」の一つに数えられ、青い流れ、緑の川岸という川本来の原風景を残し、人々には多彩な恵みをもたらす。
四万十川は最後の清流と称されるように、川と人のくらしが残り、今も伝統漁法を続ける川漁師がおり、アユやウナギ、ツガニなどの川の幸を味わえる。「四万十屋」はそんな川漁師の店だ。注目は代表取締役の田村吉教さんも「天然ウナギに引けをとらない」と認める「地然うなぎ」の蒲焼。「地然うなぎ」は日光を当てて栄養分たっぷりの土を敷いた養殖池で、薬品を一切使わずに育てる。また、50年前から継ぎ足す甘辛のタレが、ウナギの脂のコクを引き立てている。
四万十川の恵みは山林にも及ぶ。四万十川流域で育った四万十ヒノキは油成分を特に多く含み、乾燥に強く耐久性に優れる。「木材加工業」を営む宮﨑聖さんは、従来なら廃材になっていた四万十ヒノキの端材や間伐材などから、丈夫で美しい集成材を製造し、家具を作っている。「集成材の家具を使ってもらい、売上は森林保全にも役立てたい」と宮﨑さんは思いを込める。ふるさと納税では、さまざまな家具を取り扱っており、「大きなベンチボックス」は、衣類や子どものおもちゃなどが収納できるベンチで使い勝手がよい。
300を超える四万十川の支流の1つ、深木川のきれいな水で育った地元の米「コシヒカリ」は、艶と粘り、甘みのバランスがよくおいしい。この「コシヒカリ」に高知県特産の香米「ヒエリ」をブレンドした「四万十のかおり」は、米の甘さと、かまど炊きしたような香りのごはんが炊ける。冷めてもおいしく「おにぎりにすると子どもが喜ぶ」と評判だ。四万十市の返礼品には、四万十川の恵みと人々の川への愛が詰まっている。

川と沈下橋の観光や観光遊覧船、カヌーやSUP(サップ)などのアウトドアレジャーも人気。体験チケットの返礼品もある
香り米「ヒエリ」は高知県の在来種の米。冷めても香りが残るのでお弁当にもおすすめ
通常の養殖ウナギの2倍近くの時間をかけて育てるため脂と旨みたっぷり
原料から製法に至るまで、無添加、無着色、手作りを徹底した「地然うなぎ」の蒲焼
間伐などの端材の集成材を材料に、1点ずつすべて手作り。丁寧に面取りし、手触りをよくしている

四万十市のお礼の品のクチコミ

高知県四万十市

四万十栗ベイクドチーズケーキ(14,000円)

2019年1月27日 11:59

たけとんぼさん

四万十栗シリーズ②
こちらの「ふるさと納税ニッポン!」をはじめ、他のメディアでも紹介されている返礼品です。非常に気になり、あまりに美味しそうだったので注文しました。

商品はあらかじめ10個にカットされているので切る必要がなく、一切れ一切れを素手でも簡単に分けることができます。上には栗甘露煮のトッピング、ペーストにも栗を練りこんであるとのことでしたが…食べて納得。トッピングもペーストも、栗の旨みがバッチリでした。上品&高級な感じがして、自分には食べるのが勿体ないほどでした(笑)。

各メディアが紹介するのも大いに納得です。ぜひおススメの逸品です。

参考になった

自治体情報

高知県四万十市(しまんとし)

こちらの自治体詳細

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