総力取材記事


生産農家が作るアイスにプリン、数量限定のエビフライなど唯一無二のこだわりの品が続々!
自然のものを自然のまま加工!こだわりのアイスとプリン
吉野ヶ里歴史公園や九年庵など数多くの歴史・文化施設を有することで知られる神埼市。
佐賀県の東部に位置し、北は脊振山から南は有明海の近くまで縦に長い地形とあって、海・山のものを含むバラエティ豊かな産品が取りそろうのが強みだ。ふるさと納税の返礼品の数は実に2600点以上。寄付額は順調に推移中であり、2025年度から新設された移住・定住推進課で、ふるさと納税とともに移住者を増やす取り組みにも力を入れている。今回は、そんな同市で全国から注目を集める5品を紹介しよう。
まずは、子どもからお年寄りまで幅広い人気の「佐賀脊振高原ミルン牧場のアイスクリーム12個セット」。
ミルン牧場といえば、牛の生育から牛乳の生産、加工販売までを一貫して行う6次産業化のパイオニアとして有名だ。標高600mの脊振山の中腹で約25頭のホルスタインを飼育。
搾りたての牛乳を原料に、アイスクリームやチーズなどを商品化している。「うちは、65℃の低温で30分殺菌する低温殺菌牛乳です。生乳に含まれる脂肪球を細かく砕くホモジナイズ処理もしていないので、牛乳本来の甘みがあり、後味がスッキリしています」と社長の横尾文三さんは胸を張る。
創業時からアイスクリームの製造に取り組んだのは、「当時、生乳100%のアイスクリームがほとんどなかったから」とのこと。ほかにないものを作ろうとの情熱が、香料や着色料、保存料などを使わないアイスクリームを誕生させた。「自然のものを自然のまま加工するから喉越しがいい。子どもさんに食べさせるといちばんよくわかります。いくらでも食べられますから」と笑顔を見せる横尾さん。
そんなミルン牧場とタッグを組んだおやつがもう一つ。同じ脊振山の標高400mにある養鶏場「本間農園」の「おひさまプリン」である。
本間農園は、本間昭久さん・綾さんご夫婦が2009年に創業。成長に合わせて玄米などをブレンドする自家配合飼料と平飼いによる自然養鶏法で、薬剤を使わない安心・安全な有精卵を生産している。
2016年からは、産みたての卵を使った「おひさまスイーツ」の製造・販売もスタート。綾さんが子どものために作っていたおやつが口コミで評判となり、ケーキに続いて、あえてカラメルを入れないプリンも売り出した。「『カラメルが邪魔』というお客さんのひと言がヒントになりました。よし、それなら卵屋さんだからこそ作れるプリンを、そして、せっかくなら脊振ブランドで固めようとミルン牧場さんに協力をお願いしたのです」と振り返る綾さん。ミルン牧場の牛乳という最強の援軍も得て、プリンの評判は上々。オーガニックのこし餡を使用して作ったあんプリンも登場し、「和と洋の組み合わさった甘さひかえめがたまらないプリン」と好評を得ている。
贈答用の新パッケージや新商品の準備も現在進んでいるとのことなので目が離せない。
殻をむくところから始める、数量限定のエビフライ
エビの皮をむき、1本ずつ背わたを取って、尻尾を斜めに切り落として、身に切り込みを入れて……。このように家庭で作るのと変わらない工程で作られるのが、「江口鮮魚店」から届くエビフライだ。
同店の創業は1979年。鮮魚をはじめ、刺身や天ぷらなどの惣菜も人気の”まちの魚屋さん”だ。
エビフライは、創業当時から母親が作り始めたと話してくれたのは、江口憲保さん。「母は勤めにも出ていて、母自身も家に帰って晩ご飯を作るのが大変だったので、エビフライを揚げるだけにしておけば働くお母さんたちが助かるだろうと思い、作り始めたそうです」
エビフライは、最も質がよいとされる海水養殖のインドネシア産ブラックタイガーを使い、味付けはシンプルに藻塩だけ。
衣をつけたあとは、マイナス60℃で急速冷凍し、おいしさを閉じ込めている。
ほかにも、味噌漬けや焼き魚、あらだきなどが返礼品に出品されているので、ぜひチェックしてほしい。
どこにもないものを作ろう!情熱が生み出す人気アイテム
続いて紹介するのは、健康効果が話題の「エゴマ油」。
九州産クスノキのウッドチップや天然精油を使ったアロマ雑貨などを製造販売する「中村」では、2016年から直営の「えこびと農園」でエゴマの栽培からエゴマ油の製造まで一貫して行っている。「代表の中村彰義が韓国のファームステイでエゴマと出合い、その健康効果に興味を持ったのがきっかけです。新たに農地所有適格法人を立ち上げ、全くゼロからのチャレンジでした」と、現社長の中村光予子さんは語る。同社のモットーは「よそがやらないことをやる」。化学肥料や農薬、除草剤を使わずに栽培し、熱を加えず圧力で搾って酸化を抑えた良質なエゴマ油は、「オメガ3脂肪酸が手軽にとれる」「国産だから安心」と、多くのリピーターを抱える製品へと成長した。
高温だと酸化するので、冷奴やサラダ、焼き魚、カルパッチョなどにかけたり、野菜ジュースに混ぜたりするのがおすすめ。スプーン1杯でできる手軽な健康法をぜひ試してほしい。
最後を締めくくるのは、100年以上の歴史を持つ家具メーカー「東馬」。経済産業省の「はばたく中小企業・小規模事業者300社」や「地域未来牽引企業」にも選出された会社だ。地元で培われた伝統的な「諸富家具」の技術を継承しながらも、時代に合わせたデザインと機能性を追求し、暮らしを豊かにする家具作りを目指している。
ふるさと納税の返礼品には、同社の強みである「長く愛用できるシンプルで上質な家具」をセレクト。天然木やウォールナット突板など、素材のよさを活かした製品が多い。中でも「ハウタ NA 110チェスト」は、日々の生活の中で自然を感じられる素朴で温かみのあるデザイン。
引き出しの前板はすべてホワイトオークで、天板と下棚の前面にもホワイトオークがぜいたくに使われている。「部屋が明るくなった気がします」「想像以上にしっかりした作りで、長く使えそう」といった喜びの声が届いている。
「ふるさと納税は、私たちのような地方の事業者が全国の皆さまとつながることができる素晴らしい機会だと感じています。特に、ウェブサイトやカタログだけでは伝えきれない想いや製品のストーリーを、寄付者さま一人一人に知っていただける点が大きな魅力です」と語るデザイン担当の生島 到さん。
ふるさと納税を通じた意見は、商品開発やサービス向上にもつながっている。今後どんな返礼品が登場するのか、これからも楽しみだ。
神埼市のお礼の品のクチコミ
令和元年産 さがびより10kg(10,000円)
2020年10月3日 19:32
たぬきままさん
クチコミがとてもよかったので、今回お願いしました。さがびよりは初めて食べましたが、本当に美味しくびっくりしました。冷めても美味しいご飯でした。
