高岡市は本州のほぼ中央、富山県北西部に位置する自然豊かなまち。日本の渚百選に選出された雨晴海岸からは、富山湾越しに3000ｍ級の立山連峰を望むことができる。

また、400年余り前に加賀藩主･前田利長によってまちが開かれて以来、銅器や漆器などの｢ものづくりのまち｣として発展してきた。現在は、デザイン性の高い新しいクラフト製品が続々と発表され、注目を集めている。

ものづくり界のトップを走り続けている鋳物メーカー｢能作｣の錫製品は、不動の人気返礼品だ。｢KAGO-ダリア-M｣は錫100%の特性である、やわらかさを活かした、曲げられるテーブルウエアだ。

縦方向に引っ張ったり、曲げたりして、かご状に形を変えれば、フルーツや菓子器、花器などにアレンジできる。陶磁器やガラス器と組み合わせると素敵なインテリア雑貨になりそうだ。誕生日やお中元･お歳暮などの贈答品としても喜ばれている。

｢タカタレムノス｣の｢fun pun clock｣は、時計の読めない子が読みたいと思うアナログ時計で、発売以来、シリーズ累計9万個の販売数を誇る。開発には子育て経験のあるデザイナーの母親視点と教育専門家の協力のもと｢時刻が読める｣｢時間の量感がわかる｣など、知育時計として様々な切り口で創作。インテリアになじむ時計としてもグッドデザイン賞、キッズデザイン賞を受賞した。

新製品の｢fun pun clock with color!｣は、ニュートラルカラー2色とジェンダーフリーカラー紫の3色展開で、どんなインテリアにもマッチする色合いだ。｢子どもが魔法のように時計が読めるようになった｣という声が多数届いているそうだ。

同市の人気返礼品には新鮮な魚介類の｢昆布じめ｣や名産品｢ます寿司｣などもある。高岡市の魅力が詰まった返礼品の数々をぜひチェックしてほしい。