市川町は兵庫県のほぼ中央からやや南西に位置する、ハートの形をしたまち。播磨富士の名で知られる笠形山がまちの北東部にあり、1年を通して県内外からハイカーが訪れる。

市川町で人気の高い、鶏肉を使ったお礼の品を3品紹介しよう。

｢チキンハンバーグ｣は、地元食材を囲炉裏で調理する古民家レストラン｢勢賀の郷｣から届く。2023年の地鶏･銘柄鶏コンテストで最優秀賞に輝いた播州百日どりと、地元産のタズミの卵、淡路島の玉ねぎなど、厳選食材を使用。｢食品ロスへの取り組みで開発したメニューでしたが、こだわりの一流食材とオリジナルソースの配合や隠し味などが功を奏し、今では当店の人気メニューです。お店以外で手に入るのはお礼の品のみ。焼くだけでなく、トマトとデミグラスの合わせソースや野菜とコンソメスープで煮込んでもおいしいですよ｣(代表 岡田健太郎さん)

化学飼料は一切使わず天然飼料と天然水のみで養鶏を行う｢田隅養鶏場｣。同町では卵のお礼の品が大人気だが、ひね鶏(親鶏)もおいしいと評判だ。

｢うちの養鶏場で育てたひね鶏は、弾力ある歯応えと凝縮された旨みが特徴です。『ももむねスライス』の発売時には味と食感を知っていただくための試食を2ヵ月ほど行い、お客様から良い反応をたくさんいただきました。焼いて塩コショウで味付けしてもおいしいですが、佃煮や筑前煮もおすすめです｣(取締役 田隅博也さん)

また、同養鶏場の｢ひねソーセージ｣は、発売から10年を迎えた人気の品だ。

｢天然飼料で育てたひね鶏の旨みと食感を出すために、もも肉とむね肉のミンチを半分ずつ使用しています。この機会にぜひ良質なチキンソーセージをどうぞ!｣(販売部長 倉元敏美さん)

妥協のないこだわりが詰まった鶏肉使用の3品を、ご賞味あれ。