栃木県栃木市
野田ホーローのレクタングル深型4点セット(27,000円)
2023年7月1日 14:36
琺瑯さん
熱いまま入れれるホーロー容器、実家に料理を持って行くのに役だってます!
軽いし洗いやすいし、気に入りました!
ラムサール条約に登録された渡良瀬遊水地と、かつて江戸と結ぶ舟運で栄えた巴波川沿いに立ち並ぶ蔵のまち並みが有名な栃木市。そんな同市が誇る自然の恵みと伝統工芸品を紹介したい。
栃木市の自然の恵みといえば、やはりいちご。人気の「とちおとめ」や高級いちご「スカイベリー」に並ぶニューウェーブ「とちあいか」が、満を持して今年の返礼品から初お目見えだ。とちあいかは、栃木県の10番目のオリジナル品種「栃木i37号」で、「栃木の愛される果実になってもらいたい」という願いが込められている。粒が大きく、いちごらしい丸みをおびた果実は、ヘタの部分の付け根が少し窪んでいるので、縦に切るとまるでハート形のようで愛らしい。少し固めの食感で食べごたえがあり、糖度15度を超えるうえに酸味が少ないため、甘さが一層際立っている。
新種とちあいかを栽培しているのは、2年前からスカイベリーを返礼品としている「長谷川いちご園」。同じいちごでも、とちあいかとスカイベリーでは栽培方法がまったく異なるという。
スカイベリーは気温30度を超えるまではビニールハウスを開けずに育てるが、とちあいかは23度を超えたら、外気を入れて温度が上がり過ぎないようにしている。そのため、圃場に設置した装置から温度、湿度、二酸化炭素濃度のデータを送り、スマートフォンでも見られる環境制御装置「プロファインダー」を導入。今まで人の感覚に頼っていたことが、正確なデータで分かるようになり、品種が異なるいちごでも同時に育てやすくなった。
農園を営む長谷川道人さんが「早く摘みすぎると、食べたときに芯が残る。うちはベストタイミングで摘んでいるからおいしいよ」と自信をもって勧める話題のとちあいかを、ぜひこの機会に食べてみてほしい。
2つめの自然の恵みは、栃木市南部の岩舟町曲ヶ島地区で栽培される高級米「ミルキークイーン」。
玄米が半透明で乳白色をしているのが名前の由来だ。もちもちとした食感で甘みがあり、冷めてもおいしく食べられるので、お弁当やおにぎりにも最適。
2008年に営農組合としてスタートし、2011年に法人化した「農事組合法人まがのしま」は、ミルキークイーンなどの米53ヘクタール、二条麦30ヘクタール、大豆6ヘクタール、ニラ60アールを作付けする。農作物の価格下落、就農者の高齢化と後継者不足によって、耕作放棄地問題に直面する地元農家を支えている。
「自分で作ったもので人を喜ばせたい」と服飾雑貨販売から転職して同法人に入社した山下道俊さんは、「やりたいことをやりながら、福利厚生が整った社員として働ける新しい就農スタイル。ここで経験を積んで独立・起業することもでき、選択肢が広がる」と話す。
また、地域の農産物をアピールしたり、雇用を創出して地元の人と一緒に地域を盛り上げるために、同法人では稲刈りやニラの収穫体験など、さまざまなイベントを開催している。
代表理事の佐山修一さんは、「いろいろな立場の人が働きやすい環境を作り、地域ぐるみで地元の農業を守っていきたいと思っています」と、今後の意気込みを語った。
伝統的な技術で製造される発祥100年以上の日用品「栃木県伝統工芸品」指定の返礼品を3つ紹介したい。まずは都賀町まちにある「荒木時三商店」の「都賀の座敷箒」。1948年に荒木時三さんが創業、妻・トクさんとともに営み、今は息子の荒木由和さんが継ぎ17年になる。昔はほとんどの農家が農閑期に箒を作っていたが、現在はここ1軒のみだ。
地元農家が栽培、茹でて乾燥させたほうき草(ホウキモロコシ)を1本1本丁寧に編んで作る。
まず、短い芯の部分は、編んだときに膨らみすぎないように木槌で叩いて潰す。割れないように水で濡らした長い草を外側にして、草の曲がり具合を見ながら束ねて「玉」を作る。「東京型箒」は「尻玉」、「中玉」2つ、「耳」を糸で編んで1つに仕上げ、竹の柄をつける。
こうしてできた箒は、畳だけでなく、フローリング、絨毯でも静電気を起こさずに掃くことができ、畳やフローリングに艶をもたらす。「百貨店の催事に行くと、嫁入り道具として持って行き、50年使い続けたという人もいます」と由和さん。長持ちして味のある箒をぜひ一家に一本置いてみては。
次に紹介するのは、岩舟町にある「栃木製陶(三毳焼小楢窯)」の「みかも焼」だ。
同市南部の三毳山周辺では、約1200年前の平安時代から下野の国の国分寺の屋根瓦を焼いていた。第2次大戦前までは甕や火鉢、戦後は水田用の土管など素焼き陶器を作っていたが、1971年に川原井文次郎さんが三毳焼小楢窯を設立、本焼きの食器類に転向した。息子・川原井文雄さんは4歳の頃から作業する父の傍らで陶芸を始め、高校卒業後に県内の窯業指導所で基礎を学び、父の元で修行を積んで、跡を継いだ。
みかも焼の最大の特徴は、三毳山山麓の鉄分の多い土で焼き上げていること。原土から不純物を取り除き、粉にして焼き物に適した粘土を生成する。その粘土をこね、左回転の電動ろくろで水挽きする。乾燥させてから窯で約800度で素焼きをし、釉薬を塗ってから1213度で本焼きをする。
返礼品の「ペアビールカップ」はあえて手の跡やろくろ目を残してあり、素朴で温かみがある。「飲んだとき口当たりよく、持ったとき手に馴染むように作っています」(文雄さん)。家での晩酌が楽しみになる逸品だ。
最後は、藤岡町新波にある「田中提灯店」の江戸時代後期から続く「新波の提灯」だ。絵や文字が上手だった初代を地元の延照院潮音寺住職が見初めて技術を伝授。二代目が巴波川の新波河岸の船頭が持つ名入り提灯を作るようになり、今の田中梅雄さんで四代目となる。梅雄さんは中学の頃から家業を手伝い、高校卒業後から本格的に父について習い、職人となった。
返礼品の「家紋入名入れ提灯」は、最初に文字の下書きをして、細い筆で縁取り、太い筆で中を染めていく。どれだけ開いても筆が提灯に直角に当たり、竹の弾力で動かず止まる3本脚のコンパスを使って、家紋の大枠を描き、細かいところはフリーハンドで描く。家紋は約1万種あり、家紋を描けるようになるまでに10年はかかる。
「提灯というと、赤提灯をイメージする人が多いが、提灯をもっと身近に感じてもらいたい」という梅雄さんは、地元小学生に絵付け体験を行っている。「提灯の全面に絵を描く小学生の発想は、新しい作品のヒントになります」と、提灯いっぱいに描かれた繊細で優美な鳳凰の絵を見せてくれた。
栃木市をふるさと納税で応援すると同時に、自慢の返礼品から自然豊かで伝統工芸が息づく同市の魅力をぜひ感じてほしい。
栃木県栃木市
2023年7月1日 14:36
琺瑯さん
熱いまま入れれるホーロー容器、実家に料理を持って行くのに役だってます!
軽いし洗いやすいし、気に入りました!
栃木県栃木市
2020年10月13日 13:29
肉山さん
ふんわりジューシーなハンバーグでした。
切るとジュワッと肉汁が溢れ出て、肉の旨みを存分に感じました。
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