播磨平野の東部に位置する稲美町。美しい田園風景が広がるが、瀬戸内式気候のため降水量は少ない。水の少ない土地で農業を営むために、先人はため池を多く掘り、その数は88ヵ所に及ぶ。県内最古のため池「天満大池」、県内最大のため池「加古大池」などがあり、貴重な水辺の空間になっている。

2022年4月に稲美中央公園「こどもの国」をリニューアル。性別や年齢、能力にかかわらず、あらゆる子どもが遊べるように設計されたインクルーシブデザイン遊具を設置した。くつろげる木陰やベンチもあり、利用者の評判は上々だ。

そんな稲美町からは、リッチな気分にしてくれる返礼品を紹介する。まずおすすめするのは、通販番組などでもおなじみの「トゥルースリーパー プレミアリッチ」

マットレス本体を稲美町内の工場で製造している。独自の低反発素材と高反発素材の2層構造になったオーバーレイマットレスは、いま使っている敷布団やマットレスの上に重ねて敷くだけで、腰と肩の負担を軽減。低反発素材が体のラインに合わせてぴったりフィットし、体全体が優しく包み込まれる感覚になるという。

返礼品には同シリーズで、首と肩、背中まで支える枕の「トゥルースリーパー セブンスピロー」もラインナップ。「人生の3分の1は睡眠といわれるので、全国の方にトゥルースリーパーで体も心もリラックスしていただきたい」と、ふるさと納税担当者もイチオシだ。

リッチな寝心地の次は、リッチな黒毛和牛のセットで舌を喜ばせよう。黒毛和牛の「希少部位を含んだバラエティセット(12ヵ月連続お届け)」は、黒毛和牛のいろんな味が毎月届く嬉しい定期便だ。

ロースやサーロインステーキの精肉や、調理済みのハンバーグ、牛コロッケなどが月替りで楽しめる。

調理をするのは昭和53年から黒毛和牛一筋で、現在は稲美町内でテイクアウト専門店を営む田中昭彦さん。

ハンバーグの肉は黒毛和牛100%で、適した部位を選別して一つ一つ手ごねし、丁寧に焼き上げてから急速冷凍・真空パックでおいしさをそのまま封じ込める。霜降りの部位を選んで成形したやわらかなローストビーフからは、香りと甘みが広がる。セットには入手困難なヒウチやイチボなどの希少部位の肉も含まれており逸品揃いだ。

日々の暮らしに彩りと心地良さを加える返礼品も紹介しよう。一つ目は、植物を育てる楽しみを促す「【生産者直送】季節の花苗セット」だ。季節に合わせて、1セットに5種類以上の花の苗が10〜25ポット届く。花だけでなくグリーンの苗もある。種類は届いてからのお楽しみだ。苗と一緒に、花苗ごとの植え方や育て方のワンポイントアドバイスが付いているので、花を育てるのが初めての人も安心。

花苗作りをする植田諒介さんは若き農業の担い手。「状態がベストの花苗を選んでいる。花を育てる楽しみを知ってほしい」と丹精込めて作った苗が全国各地で花開く様子を思い描いている。

もう一つ紹介したい返礼品は「オーダーゴルフシューズ カジュアル」だ。

「ケンプランター」の板東憲司さんは、「体の重心を正しい位置で支え、歩行時の足の動きを靴が正しくサポートする」という靴本来の機能をきちんと取り入れるために、オーダーメイドで靴を手作りしている。

返礼品のゴルフシューズも、足型測定用キットとカラー見本を寄付者に送り、測定した数値などを返送してもらってから実際に足型を取って製作する。インソールもオーダーメイドで、熱で足にフィットする形に曲がる特殊な加工が施されている。

足に合わせて作ったシューズは長時間のゴルフコースも快適に回れる。プレゼントにも最適だ。