愛媛県鬼北町
鬼北熟成きじの燻製スライス(5,000円)
2017年2月6日 10:39
えのっきーさん
ひきしまった歯ごたえのあるキジのスライスが大小20切れほど。ほどよいしょっぱさで、大人も子どももおいしくいただきました。同自治体の特典には、他にもきじ鍋やきじカレーなどもあったので、また機会があれば寄付させていただきたいです(^^)
愛媛県の西南部で、高知県との県境に位置する鬼北町は、日本で唯一自治体名に「鬼」という漢字が入るまち。町の南方にそびえる鬼ヶ城山系の北に位置し、古くより「鬼北地域」と呼ばれていたことから、その名がついた。周囲は千メートル級の山地に囲まれ、「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川の一大支流・広見川をはじめ、三間川、大宿川、奈良川などいくつもの河川が町内を縦横に流れ、森林・清流・渓谷の三つの自然美に恵まれている。そんな鬼北町の自然の恵みを感じられる返礼品を紹介しよう。
鬼北町は昔から農業が盛んに行われている。その背景には町内を流れる川がもたらす豊富な水と、昼夜の寒暖差が激しい山間地域ならではの特性があり、そうした自然環境がおいしい農産物を育てるという。
その豊かさを実感できる返礼品が「新鮮野菜と卵かけセット」だ。町内の生産者が育てたナス、トマト、ピーマン、アスパラガス、サツマイモなど、その時季の旬の野菜が詰め合わせになっている。生産者の一人は「山間部なので一つ一つの畑は決して広くはありませんが、野菜を育てるには最適の環境ですから、いろいろな野菜がおいしく育つんですよ」と教えてくれた。また、セットのなかには「道の駅三角ぼうし」オリジナルの卵かけご飯専用醤油2種と新鮮な卵も入っている。
そうなるとお米も気になるところだが、鬼北町はお米の評判も高いようだ。標高が高い地域にある田んぼでは、気温が高い日中に稲がデンプンを多く作り、夜になって一気に冷え込むとそのデンプンを穂へ蓄えるリズムが生まれる。それによってモチモチと粘りのある食感や、香り、甘みも高まるのだ。そんな鬼北町産のお米の中でも1等米で食味計数値80点以上のものを厳選した「鬼米」も人気の返礼品の一つ。お米も鮮度によっておいしさが変わるが、鬼米は発送日当日に精米するこだわりよう。届いたらすぐに炊いて味わってほしい。
そして、食卓に欠かせないものといえば調味料だ。鬼北町には老舗の醸造所や加工場が数軒ある。
とりわけ長い歴史を持つのは、明治21年に麹店として創業した「地蔵味噌」だ。麹造りで培った技術を生かし、愛媛県特産の麦味噌をはじめとする滋味深い味噌を製造している。国内産の麦や、地元を流れる広見川の水、さらに人気のおかず味噌では町の特産品であるゆずや熟成きじ肉を使うなど、地元素材へのこだわりが強く、この地ならではの味を楽しむことができる。
昭和7年に創業した「高田商店」は醤油や味噌を製造する会社で、鬼北町産のゆずにこだわった製品も高い評判を集めている。豊かな香りと上品な酸味をそのまま生かしたドリンクタイプのゼリーは、子どもからお年寄りまで好まれる逸品だ。
また、ゆず一筋に40年以上歩んできた「いのすや」は、原材料に収穫したばかりのゆずを使うことにこだわりながら、ゆずこしょうやゆず茶などを製造している。そんな町内の醸造所や加工場の人気商品がセットになった返礼品が好評だ。いずれのセットも日常使いしやすい調味料やドリンクが揃っているのが魅力。いつもの食卓をほんのり贅沢に彩ってくれる。
鬼北町の自然が育むのは食べ物だけに留まらない。豊かな山々が育む木は良質な薪と炭に加工されている。
町内に工場を構える「四国薪販売」は南予地方の山から切り出されたウバメガシや広葉樹を使って薪に加工。その際、独自開発した人工乾燥機によって高温で一気に乾燥させることで、含水率を18%以下に抑え、火力が強くて、排出ガスや煙は少なく、さらにカビや害虫の発生も少ない高品質な薪になるという。含有率が低いため自然乾燥のものよりも軽く、運搬がラクなのも魅力だ。
また、鬼北町産の樫を使った黒炭「鬼の炭花」はキャンパーなどから評判が高い炭。火持ちが良くて、煙が少ないのでバーベキューに最適だ。さらに、生産する「日吉農林公社」では、昔ながらの炭窯を蘇らせて伝統技術の継承にも取り組んでいる。子どもたちの社会見学も受け入れており、「少しでも炭焼きと炭を使う文化の伝統を若い世代に伝えていければと思い活動しています」と話す。
最後は鬼北町内に二つある道の駅の人気返礼品をチェックしよう。まずは子鬼を抱く柚鬼媛像がある「道の駅日吉夢産地」。こちらの看板商品であるバウムクーヘンは、小麦粉や卵やバターなど吟味して選んだ素材を使い、道の駅内の工房で職人が一つ一つていねいに焼き上げている。もっちりなめらかな食感の生地の「媛ばうむ」、地元特産のゆずが香る「柚子ばうむ」、そして、鬼をイメージしたハードタイプの「鬼ばうむ」がラインナップ。それぞれの味を楽しめるセットも人気だ。
そして、恐ろしくもかっこいい鬼王丸像がある「道の駅広見森の三角ぼうし」では、町の特産の「鬼北熟成きじ」の肉を使った加工品に注目だ。このキジ肉はより安全性の高い技術で熟成を進められており、コクのある旨みと口当たりの良さが楽しめる。その肉を使った「きじカレー&ナンセット」は、野菜たっぷりの濃厚なルーにゴロッと食べ応えのあるキジ肉が入っている。甘口で子どももおいしく味わえるが、付属のチリペッパーを加えれば大人好みの辛口に!道の駅のレストランでも高い人気を誇る逸品を自宅で気軽に味わおう。
また、キジ肉とキジだんご、キジのスープがセットになった「鬼北きじ鍋セット」は、しっかりとした旨みが広がるので、ぜひ野菜をたくさん加えて味わうのがおすすめだ。肉に脂肪分が少ないので〆の雑炊も後味良く楽しめ、鬼北町のキジの魅力を存分に味わうことができる。
愛媛県鬼北町
2017年2月6日 10:39
えのっきーさん
ひきしまった歯ごたえのあるキジのスライスが大小20切れほど。ほどよいしょっぱさで、大人も子どももおいしくいただきました。同自治体の特典には、他にもきじ鍋やきじカレーなどもあったので、また機会があれば寄付させていただきたいです(^^)
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