県庁所在地であり、東九州最大の人口を誇る大分市は、国内有数の製鉄所と石油コンビナートを備える大分臨海工業地帯を有する、九州第一位の工業都市である。また、瀬戸内海に臨み、緑豊かな山々と海や川に恵まれた同市は、様々な海産物や農産物を生産しており、都市機能と自然の豊かさが共存した魅力あふれるまちだ。

ふるさと納税の返礼品もその魅力が伝わる品々が揃っている。

なかでも人気ナンバーワンの品は、「九州乳業」の「みどりバター詰め合わせ」。九州産の上質な生乳を使用した濃厚で香り豊かなバターだ。トーストにたっぷりのせて食べると、口いっぱいに生乳のコクと甘みが広がり、口どけのよさは秀逸。手間のかかる伝統製法の「チャーン製法」で丁寧に練り上げられているため、大量生産が難しく、品切れ・予約待ちが続くこともあるので、早めの申し込みをおすすめする。

次に注目したいのは、ジェラート専門店「キューティートップス」の「限界シャーベット」だ。通常、シャーベットに用いられる果肉率は、30%程度のところ、同店では70〜85％という、ありえないほど、たっぷりと果肉を使ってシャーベットを作っている。「1988年の創業当初は、果肉率3割くらいで作っていましたが、お客様の喜ぶ顔を思いながら試作を続けていたら、果肉率8割前後まで増えていました」と語る店主の後藤寛さん。

シャーベットでよく聞く〝シャリシャリ感〞は、水を多く含んでいるからだそうで、その名の通り、限界まで果肉を使った限界シャーベットは、しっとりとしていて、果物そのもののおいしさを存分に堪能できる。濃縮ジュースを使用せず、味の濃い旬のフルーツだけを使用した究極美味なシャーベットをぜひとも味わっていただきたい。

同市に加工工場を構える「ミートクレスト」の「あらびきウインナーソーセージ＆フランクフルトソーセージ」もおすすめの一品。厳選した大分県産豚を使用し、あらびきで仕上げているので、しっかりした歯ごたえと肉の旨みが味わえる。原材料の一部に国産鶏を使用していて、さっぱり食べられるのも特徴だ。ゆでたり、焼いたりと、いろいろな料理に使っていただきたい。

また、「大分製紙」のキッチンタオルやトイレットペーパーなどの日用品も人気。「グッと吸い込むキッチンタオル」は、吸収性に優れており、濡れても破れにくい特徴を持つ。申込者からは「質がよく、電子レンジでも使えるのがうれしい」との声もあり、何度も申し込む方が多いそうだ。

最後に、大分市の「キヤノン大分工場」で製造された「キヤノンミラーレスカメラ EOS R5」をご紹介しよう。35㎜フルサイズ約4500万画素のCMOSセンサーを搭載、常用ISO感度は最高5万1200という高感度撮影を達成。高画素ながらも、ハイライトからシャドーまで、滑らかな階調表現を可能にした、注目のミラーレスカメラだ。
大分市のふるさと納税では、毎年、返礼品数も寄付額も前年度を上回る増加を続けている。ここで紹介した以外にも魅力あふれる返礼品がまだまだあるので、ぜひともチェックを忘れずにしていただきたい。