総力取材記事
北海道土産の王道が勢ぞろい!札幌ラーメンに「白い恋人」完売続出の「生ノースマン」も!
言わずと知れた人気観光地、札幌には名産品がいっぱい
北海道の政治・経済・文化の中心地、札幌市。日本で4番目の人口を擁し(2024年1月1日現在)、面積は東京23区の2倍弱。自然豊かな環境と都会の便利さが両立しており、一年を通して国内外から多くの観光客が訪れる。ラーメン・さっぽろ雪まつり・白い恋人・札幌市時計台・サッポロビール園など「北海道といえば」で名前が挙がる食べ物や場所の多くは札幌にあることからも、北海道の代表都市としての存在感が示されている。
お礼の品にも全国的によく知られた北海道ブランドの名品が並ぶ。ふるさと納税の利用者には故郷が札幌の人だけでなく、過去に旅行で訪れた人も多い。「お土産に買った『白い恋人』をまた食べたい」「旅行をしたときに食べたラーメンを家族にも味わってもらいたい」など、思い出を振り返りながらお礼の品を選ぶのも楽しみの一つだろう。
札幌ラーメンの歴史を築きあげた西山製麺
味噌ラーメン発祥の地であり、日本を代表するラーメン激戦区・札幌。その歴史は屋台から始まる。戦前に中華料理の修行をした麺打ち名人・西山仙治氏の屋台「だるま軒」は人気店の一つで、ともに店を切り盛りしていた従兄弟の西山孝之氏が現在にまで続く札幌ラーメンの麺(卵入りの中太ちぢれ麺)を開発。その後、孝之氏が設立したのが「西山製麺所(後の西山製麺)」である。
札幌ラーメンの麺の誕生以来、業界を牽引してきた西山製麺。道内のラーメン店はもちろん、道外や海外にも麺を卸している。大きな特徴はオーダーメードの製麺に特化していること。麺の種類だけで500種類以上のレシピがあるというから驚きだ。
「『西山ラーメン』は、スープがよくからむ、もちもちとした食感の麺が特徴です。調理方法はフライパンで具材を炒めたあと熱湯とスープを加えて、ゆでた麺に注ぎます。こうすることで香ばしく仕上がるんです。ぜひご家庭でも札幌ラーメンスタイルで、おいしく味わってください」(常務 西山克彦さん)
40年以上愛され続ける、北海道銘菓・白い恋人
魅力的なお土産品が数多くある北海道にあって、1976年の発売以来、40年以上変わらず愛され続けている北海道土産の代表格「石屋製菓」の「白い恋人」。あえて味のバリエーション展開をしていないこと、道内限定販売にこだわり続けていること、そして何より幅広い年代に好まれるおいしさがロングセラーの秘密だろう。原材料も北海道産にこだわっており、「ラング・ド・シャ」に使われる小麦粉は100%北海道産。砂糖や生クリームなども北海道産を使用している。
「白い恋人の魅力はラング・ド・シャとチョコレートの絶妙なバランスにあります。どちらも主張しすぎず、一緒に食べたときに最もおいしく感じるように計算されているんです。試しにサンドされていない状態で、バラバラに食べてみると違いがわかると思います」(宮沢工場 マネージャー 米山優一さん)
石屋製菓の企業理念は「しあわせをつくるお菓子」。白い恋人を食べて幸せな気持ちを味わってほしい。
旨みとコクがたっぷり!絶品・北海道野菜のスープ
北海道の素材を生かしたオリジナル食品を製造・開発する「北海大和」。看板商品のスープは30種類以上を誇る。創業当時は海苔の製造を行っていたが、1997年から北海道ブランドのお茶漬けやふりかけの開発を手がけるようになり、その後「これからはパン食の時代になる。パンに合うスープを作ろう!」という当時の社長の一言から粉末スープの製造をスタート。人気のコーンスープやアスパラスープを筆頭に、北海道自慢の食材を使ったスープを生み出してきた。
ひとくくりに粉末スープといっても、野菜それぞれの特徴に合わせた加工技術が必要だ。とりわけ食物繊維が多いものは舌触りが悪くなりやすいため、北海大和では自社工場で独自製法により超微細粉末に加工。口当たりがよく素材の風味を生かした仕上がりになっている。甘みとコクが段違いなので、一度食べたらとりこになるはず。
エビ一筋45年!プリプリで大粒のむきえびに大満足
1979年創業の「西華」はエビ専門の水産加工会社。自社工場でバナメイエビやボタンエビ、南蛮エビなどさまざまなエビを加工し、スーパーや寿司店に卸している。札幌中央区にある本社工場では、むきえびやシーフードミックスなどを製造。量販店やホテル、仕出しなどの業務店や学校給食用にサイズや形態を合わせた加工を行う。本社から車で20分ほどの距離にある手稲工場では、生食用の刺し身エビを加工。むき・開き・ボイルなど一つ一つ手作業で加工し、量販店や寿司店、ホテルなどに納品している。
ふるさと納税では、5Lサイズの大粒むきえびをお届け。寄付者からは「想像以上に大きかった!」「プリプリでおいしい」と喜びの声が届いている。背わた除去済み、下処理いらずですぐ料理に使えるのもうれしい。
「バナメイエビはやわらかくて甘みがあるのが特徴です。蒸しても炒めても揚げてもおいしいので、いろいろなレシピでご賞味ください」(営業部 高木佑典さん)
完売続出・幻のスイーツ、札幌千秋庵の生ノースマン
2022年10月に発売するやいなや開店前から商品を求めて大行列ができ、発売からしばらく経った今も入手難易度が高い「生ノースマン」。1921年創業の老舗菓子メーカー「千秋庵製菓」の主力商品「ノースマン」に生クリームを注入した新商品で、パイ生地とあんこ、生クリームのバランスが絶妙な新感覚スイーツである。
「従来のパイ生地では生クリームに含まれる水分が染み込んで食感が損なわれてしまうので、原材料の配合を調整するなど改良しています。生クリームもあんこに合う味と口当たりにするまで試行錯誤を繰り返し、ようやく自信を持って皆さんに召し上がっていただけるものができあがりました」(社長室 広報担当 三崎 栞さん)
バター、小麦粉、あんこに使う小豆、生クリームなどはすべて北海道産。一口食べれば顔がほころぶ、懐かしくも新しい北海道銘菓をぜひこの機会に入手しよう。
プレミアム食事券を使って札幌美食ツアーはいかが?
札幌市では特産品だけでなく、体験型のお礼の品にも力を入れている。「ほっかいどう食図鑑」が提供する「プレミアムレストランお食事券」は、寿司・和食・フレンチ・イタリアン・ジンギスカンなど、厳選された札幌の名店で使用できる食事券だ。代表で料理人の宮下照生さんは、北海道の食材や食品の付加価値を高めたい、生産者や地域に還元したいという思いから会社を設立。道内の農作物や加工品の販売・商品開発を行っている。
北海道は食材の宝庫。そして札幌にはその恵まれた食材を使った、全国に負けない美食店が数多くある。たとえば札幌中心部から車で20分、自然豊かな山中にある「アグリスケープ」は、敷地内に畑を持ち、養鶏や養豚も行う循環式農園レストラン。自ら育てた野菜とハーブ、鶏、卵、山で採れた食材などで、その日のコースを仕立てる。
「味もサービスもプレミアムなお店を厳選しています。ご旅行や出張の際にどうぞご活用ください」(ほっかいどう食図鑑 日下部藍さん)
札幌市のお礼の品のクチコミ
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