茨城県大子町
常陸牛A5 焼肉用500g(もも肉)(10,000円)
2017年8月18日 12:27
シュガーフリーさん
「常陸牛」を食べてみたくて申し込みました。
サシが入った良質なお肉にびっくり!柔らかくてお肉の味もしっかりしていて、さすがA5等級。
量も500gとたっぷりサイズで、大満足でした(^^)
茨城県の最北端、北を福島県、西は栃木県に接する大子町は日本三大名瀑の一つ、袋田の滝で知られる自然豊かな里山だ。
高さ120メートル、幅73メートルの袋田の滝は豊富な水量を誇り、四段に落下することから四度の滝と呼ばれる。普段から大迫力のパノラマを求め訪れる人は多いが、紅葉の時期ともなれば、週末の駐車場はいっぱいだ。
熱心な鉄道ファンに人気の路線、水戸を始発に郡山方面を結ぶ水郡線に乗って大子町を訪れてみるのもおすすめだ。「奥久慈清流ライン」という愛称をもつこの路線、2両編成の可愛らしい車両が、久慈川に沿って緑の中を縫うように進む。絶景ポイントが各所にあり、飽きることがない。紅葉の時期はこちらも大人気だ。
町内を見渡せば、古き良き時代を思い起こさせるノスタルジックな風景に目が止まる。「旧上岡小学校」は明治時代に開校した小学校だ。当時の佇まいをそのまま残すことから、数多くの映画やドラマの舞台になった。NHKの朝ドラ「ひよっこ」にも登場している。同じく、明治時代開校の学校を活用して地元のおやつ「おやき」の生産拠点としているのは大子おやき学校だ。おやきづくり体験も好評。どちらの学校も桜が満開の校庭に立てば、まるで過去にタイムスリップしたような気分になれる。
散策の後は、温泉でゆっくりくつろぎたい。奥久慈温泉郷は茨城県を代表する温泉地。町内には大子温泉、袋田温泉、月居温泉などが点在する。気軽に立ち寄れる日帰り温泉から本格的な旅館まで、思い思いに楽しめる多彩な施設が揃う。
一転して、最新設備から生まれる地元の逸品がある。
「橅豚」は「常陸牧場」が生産するブランド豚だ。東京食肉市場銘柄豚協会枝肉共進会で最優秀賞を受賞。東京市場始まって以来の高値で取引され、業界関係者の度肝を抜いた。
きめ細やかな肉質と脂身の白さと甘さが特徴で、雑味がなく、肉の旨みがダイレクトに伝わるしゃぶしゃぶ用の肉は特に人気が高い。
この橅豚、おいしい豚肉となるために徹底的に管理されたハイテク牧場で育てられている。牧場を案内してくれたのは常陸牧場社長の矢吹和人さんだ。
「橅豚の一番の特徴はリキッドフィーデングです。これは特別配合のエサと水分をあらかじめ混ぜて、成長に応じてちょうど良い量を与えるシステム。エサの量と給餌時間はコンピュータでプログラミングされて自動で与えます。導入してから成長にばらつきがなくなり、肉質が安定しました」と話してくれた。
牧場に見学に訪れた日は折しも真夏日。暑さに弱い豚にはつらい季節だ。夏バテはしないのだろうか。
「夏はどうしても餌を食べる量が落ちるのですが、橅豚は違います。餌と冷たい水をあらかじめ混ぜているので、冷やし茶漬けをかき込むようにサラサラと食べてくれるんです。それに、餌が供給される時間と量が決まっていますから、これを逃したら食べれないと豚もよくわかっているんです。真夏でもよく食べてくれますよ。餌を食べないと良い豚は作れませんから」。
リピーターも多いというこの橅豚をしゃぶしゃぶ用ロースとバラ肉をセットでお届けする。さっと火を通して肉の旨みと甘みを存分に味わいたい。
カラフルな花々に彩られた三角屋根のかわいいお店「きらく」は、町民に絶大な支持を受けるまちのお肉屋さんだ。平日の午前中からお客さんはひっきりなし。ちょっと特別な日のお肉は必ずきらくで。そんなお店なのだ。店内をのぞくと、ショーケースにずらりと肉が並ぶ。中でも地元のブランド牛、常陸牛のラインナップが充実している。常陸牛は茨城県内の厳しく規定された条件下で30ヵ月以上肥育された牛。大子町ではA4・A5ランクの黒毛和牛を指す。この牛肉を目当てに県外からもお客さんがやって来るというから驚きだ。常陸牛の魅力を店主の菊池昭二さんに聞いてみた。「常陸牛は何といっても味がいい。脂はしっとりと甘く、肉は濃厚で味わいがあります。有名ブランド牛に比べると、常陸牛は目立たない存在かもしれませんが肉の味も質も負けません。うちは一頭買いが基本。私が目利きして、良い牛を育てる生産者を指定して買っています」とこだわりを明かしてくれた。ご紹介する常陸牛は最高等級のA5ランク。ステーキ用ヒレ肉とすき焼き用ロース、しゃぶしゃぶ用モモ肉の3種だ。おいしい肉でお正月を迎えたい。
大子町を代表するうまいもの「奥久慈しゃも」が平成30年12月、地理的表示(GI)制度の登録を果たした。これは農林水産省管轄の制度で生産地の伝統的な特性が優れた品質に結びついている産品として認められ保護されるもの。地鶏では全国初の登録だという。
奥久慈しゃもの飼育、販売を手がけるのが「奥久慈しゃも生産組合」。高安正博理事に話を聞いた。
「GI登録を受けてから、うちの店でも使いたいと、県外の料理店などから新規の申し込みが相次いでいます。奥久慈しゃもは、焼き鳥の有名店などプロの料理人からも人気が高いのが特徴です。秘密は何といっても肉質。旨みが濃く歯ごたえ抜群です」。
同じく生産組合の森山宏祐主任は「焼き鳥が一番おいしいです。味付けは塩だけ。親子丼や鍋もうまいですが、まずはシンプルな料理で食べてみてください」とおすすめの食べ方を教えてくれた。
出荷数は年間5万羽、生産農家がわずか8軒という奥久慈しゃもは貴重な地鶏だ。町外でも手に入るチャンスはわずか。大子町を代表する美味を味わってみてはいかがだろう。
「蓮実麺業」は大子町民にはおなじみの製麺屋さん。工場近くを流れる八溝山系の良質な水でそばをつくってきた。
製麺業の家に生まれ、しかも麺が大好きという4代目の蓮実敏順さんが生み出す麺は独創的だ。一番人気は極太みそラーメン。どこにでもあるようだがさにあらず。その太さは格別だ。
「太麺が好きで、食べ歩いていたのですが満足できない。もっと太い麺が食べたいと思ってつくりました。極太の手もみ麺で歯ごたえはモチモチ。スープによく絡んでうまいですよ」と話してくれた。付属のスープは札幌味噌スープと辛味噌スープの2種類というのも面白い。全国から取り寄せて試食した結果、絞りきれなかったツートップを両方付けることにしたそうだ。
蓮実麺業のフルラインナップが揃うのが自家製麺満足定期便だ。3ヵ月連続で自慢の麺が届く。ラーメンセット、うどん・そばセット、よくばり麺セットとバラエティ豊か。しかも製麺翌日に発送するため、打ち立てが食べられる。一番人気の極太味噌ラーメンもセットに入り、蓮実家オリジナルレシピも付く。楽しみにしてほしい。
大子町ではふるさと納税による寄附金をさまざまな分野で有効に活用している。主に、安心安全な生活環境づくり、町の魅力づくり、農林業および特産品の振興、次世代の育成などのテーマを設け、寄附金の使い道を選定している。これまでにお年寄りの見守りサービス、予防接種無料化、袋田の滝等の観光資源整備、森林整備、地場産業の振興支援などが実現している。今後も寄附金を大切に役立てていきたい考えだ。
「大子町にはまだまだ知られていない良いものがたくさんあります。」と話すのは大子町財政課の高野由望さん。「返礼品にもラインナップしていますが大子町はリンゴやお茶も有名です。これらを使ったアップルパイ等のお菓子など様々なバリエーションを出していきたいですね。そして返礼品をきっかけに大子町に来てほしいです。11月初旬からの紅葉の時期は袋田の滝をはじめ絶景が各所で見られますよ」
茨城県大子町
2017年8月18日 12:27
シュガーフリーさん
「常陸牛」を食べてみたくて申し込みました。
サシが入った良質なお肉にびっくり!柔らかくてお肉の味もしっかりしていて、さすがA5等級。
量も500gとたっぷりサイズで、大満足でした(^^)
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