総力取材記事
心豊かな高原のまちで生まれる野菜飲料で健康をキープ! 純米大吟醸で幸福度をアップ !!
八ヶ岳の麓のまちで叶える新しい働き方&暮らし方
居住地の平均標高約千メートル、年間の平均気温が10℃程の高原のまち、長野県富士見町。その名の通り富士山が望めるほか、南アルプスや八ヶ岳などの山々がまちをとり囲む。空気は澄み湿度が低く、夏は涼しく快適で、冬は寒いけれど晴天率が高い。この気象条件のもと、農家の広大な畑でも家庭菜園でも、野菜はすくすく元気に育つ。
近年、まちへの移住人口が増加、新店舗のオープンや新事業の立ち上げラッシュが続く。この変化の波の中核を果たしているのが「富士見森のオフィス」だ。同施設はコワーキングスペースや個室型オフィス、会議室、食堂を有する複合施設で、都市にある企業のサテライトオフィスやテレワーク基地、地域の交流の場としての役割を担う。昨年テレワークの必要性がクローズアップされた影響もあり、見学者は激増、登録会員は800人を超える。利用者にとって付加価値の高い環境というハードに加え、人を介し新しい働き方や暮らし方が発見・実現できるというソフト面が高く評価されている。首都圏との2拠点生活(デュアルライフ)を営む移住者と移住に興味のある人との交流など、移住に関するイベントやリアルな情報発信により、このまちだからこそ叶う新しい生き方を提案している。
まちには、移住者を対象とした住まいや就業・就農、子育ての支援制度が充実。少しでも興味があれば、一度まちを訪れ、気軽に何でも相談を。
毎日おいしく健やか元気。野菜飲料でみんな笑顔
今から50数年前、トマトケチャップや野菜飲料の大手メーカー「カゴメ株式会社」の工場が、まちにやって来た。以降、今日も雄大な八ヶ岳を背に、野菜や果物のおいしさを楽しめる商品が、続々製造されている。2019年4月には、工場の隣に体験型テーマパーク「カゴメ野や菜さいせいかつ生活ファーム富士見」が誕生。おいしく楽しい学びと体験を、来館者に提供している。まちの返礼品にもカゴメ商品は多くあり、どれも人気。なかでも「トマトジュース食塩無添加」は、コレステロールや血圧が気になる世代から人気。「野菜生活100オリジナル」や「野菜一日これ一本」も、健康への意識の高まりとともに申し込みが激増。3ヵ月から12ヵ月連続で届く定期便を利用して、家族の健康の維持増進に役立ててはいかがだろう。
善き人と良き水が生む酒「真澄」で幸せな食卓を
ミズバショウ、スズラン、エゾリンドウ――山野花の宝庫・入笠山は、同町の名所の一つ。この山の伏流水を用いた銘酒を、次に紹介する。江戸時代初期から続く「宮坂醸造」(本社・諏訪市)の酒蔵の一つ「真澄富士見蔵」が同町にあり、銘柄数種が返礼品に。
山廃仕込みの「純米大吟醸七號」は、甘みと旨みと酸味の絶妙なバランスを堪能できる美酒。チーズやバターとよく合うため、海外にもファンが多い。早春の八ヶ岳に咲く花のイメージで醸された「純米大吟醸山花」もおすすめ。瑞々しい芳香と軽快な味わいが、春風のように心地よい。
「まち自慢の心と体に良い品で、一日の中に小さな幸せを感じていただければ、うれしいです」と話す同町総務課企画統計係の小林勝也さんの声も、元気で幸せいっぱいだ。
富士見町のお礼の品のクチコミ
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