人気スポット多数あり、自然環境を守る取り組みも
沖縄県本島の中部に位置する恩納村は、沖縄屈指のリゾート地だ。海岸線にはリゾートホテルが数多く並び、「ナビービーチ」「タイガービーチ」など多数のビーチがある。
絶景スポットはいくつもあるが、真栄田岬はロケーションが良いことで知られる。
特に水平線に沈む夕陽が美しくムード満点なので、サンセットタイムに訪れていただきたい。
また、シュノーケリングやダイビングスポットとして人気の「青の洞窟」もある。
恩納村は27㎞続くサンゴの海ということもあり、2018年に「サンゴの村」を宣言。自然環境を守る取り組みも熱心に行われている。
恩納村の特産品は、黒い種がオレンジ色の果汁で包まれているパッションフルーツ、世界三大美果のアテモヤ、海藻のアーサやもずく、泡盛など。これらの特産品や各種お土産は、沖縄県特有の亜熱帯の気候と海の恵みからもたらされる。
恩納村の返礼品は、リゾートホテル宿泊券や、琉球ガラス作りが体験できる工房のオリジナルグラス、伝統を守り続けている酒造所の泡盛など、沖縄のリゾート地らしい内容だ。「恩納村に行ってみたい!」と思ったら、「JTBふるさと納税旅行クーポン」がおすすめ。寄付金に応じた額のクーポンを使って恩納村旅行を楽しもう。
唯一無二のリゾートホテルで、特別な思い出作りを
「ハレクラニ沖縄」は、ハワイで100年以上愛されてきた「ハレクラニ」の2番目となるホテルだ。沖縄の自然のエネルギーと最高峰のラグジュアリーを融合させた唯一無二のリゾートとして、沖縄海岸国定公園内に、2019年に開業した。
広大な敷地には、サンセットウイングとビーチフロントウイングの2つの宿泊棟がある。360の客室、レストラン、プール、フィットネスジム、スパ、キッズルームなどの施設を完備している。
客室は全てオーシャンビューで、バスルームの扉を開けると、更に開放感がアップする。
客室から見る景色の素晴らしさはもちろんだが、海側が全面開放されているサンセットウイングのロビーエリアからの眺めも美しい。
「こちらのロビーは、東シナ海に沈む夕陽をご覧いただけるサンセットタイムが特におすすめです。当ホテルは全室オーシャンビューですが、ビーチフロントウイングは北向きのお部屋になります。そのため、サンセットタイムになるとビーチフロントウイングのお客様がサンセットウイングのロビーエリアに自然と集まり、雄大な夕日を楽しまれています」と、ホテルのスタッフは笑顔で話してくれた。
ホテルの豪華さや景観の素晴らしさに注目が集まりがちだが、スタッフの細かなケアも、重要な役割を果たしているのだ。
「お客様は今何を望まれているのかをスタッフがしっかりと汲み取り、お一人おひとりに細かなケアを行っています。満足ではなく、感謝や感動をお客様に感じていただけるよう、日頃から考えて行動しています」。
返礼品を活用して、豊かな自然と充実のアクティビティ、沖縄食材を使ったおいしい食事を楽しんでほしい。
じっくり寝かせて、深みが増した泡盛の古酒
恩納村にある「咲元酒造」では、明治時代より泡盛造りが行われてきた。今でこそ当たり前に飲める泡盛だが、一時、危機的な状況があった。
第二次世界大戦時、日本で唯一地上戦が行われた沖縄は大きな被害を受け、首里に数多くあった泡盛工場のほとんどが焼かれて壊滅状態となった。泡盛を造る上で最も大事な黒麹菌が焼失し、泡盛造りはここまでかと思われた。しかし、奇跡的に戦争の被害を免れた黒麹菌が、咲元酒造(当時は佐久本酒造)の酒造所の敷地内で発見されたのだ。「黒麹菌を見つけた二代目の佐久本政良は、他の蔵元にも黒麹菌を分けてあげました。泡盛が復興したのは、二代目の泡盛への強い思いがあったからだと思います」と、工場長の豊里さんは、話してくれた。
咲元酒造の泡盛は濾過を極力抑えて泡盛の旨み成分を残しているため、新酒はクセが強いが、寝かせれば寝かせただけ味に深みが増すのが特徴だ。返礼品の「琉球村 泡盛古酒セット」は、泡盛好きの人たちからも「おいしい!」と好評だとか。
「昔ながらの伝統を守った製法で泡盛を作っているので、クセが感じられるかもしれません。特に新酒はクセが強いので、水割りやコーヒー割りなどが飲みやすいと思います。それに対して古酒は、寝かせたことでまろやかになっているので、ストレートやロックで、お水と交互に飲んでください。おつまみは、どんなものでも合いますが、個人的には豚の塩漬け、チョコレートがおすすめです」と豊里さん。
創業から100有余年、咲元酒造が守り続けてきた伝統の味を、ぜひとも味わっていただきたい。
また、咲元酒造と資本提携している「琉球村」の返礼品、野草をブレンドしたお茶やハブ油入りの石鹸なども要チェックだ。
ガラスのつぶつぶが美しい、琉球ガラスのロックグラス
琉球ガラスは、沖縄が誇る特産品だ。第二次世界大戦後、廃棄された雑多なびんなどを溶かして、新たなガラス製品に加工し直したのが、琉球ガラスの始まりだといわれている(諸説あり)。
琉球ガラスの「てぃだ工房」では、グラスや小鉢、表札など、さまざまなガラス製品を製作している。返礼品の「つぶつぶロックグラス」も、その中の一つだ。工場長の加藤周作さんによると、青と赤のつぶつぶが印象的なこのグラスは、てぃだ工房の完全オリジナルなのだとか。
「琉球ガラス作りの基本は同じですが、グラスのデザインは工房ごとに違います。つぶつぶ付きの琉球グラスといえば『てぃだ工房』と、覚えてください。工房では、つぶつぶ付きグラスが作れる体験コースもやっています。また、ショップもあるので、ぜひ遊びに来てくださいね」と加藤さん。
琉球ガラスは耐熱性ではないので、グラスに熱い飲み物を入れるのはNGだ。また、食洗機も熱湯洗浄や高温乾燥になる場合があるので、使用しないでほしい。やさしい手ざわりと、きらきら光るガラスの粒が美しいロックグラスで、おいしいお酒を召し上がれ。
充実したプールが魅力の、家族で楽しめるホテル
多彩なプールやアクティビティ、スパでリラックスしたい人や、ご家族連れなどに人気なのが、タイガービーチに面した、全室オーシャンビューの「ホテルモントレ沖縄スパ&リゾート」だ。
ホテルのコンセプトはヨーロピアンテイストで、内装や家具は大人っぽい雰囲気だが、大人から子どもまでが楽しめる設備が整っている。
「美しい夕陽が見られるサンセットガーデンには、6歳以上が使用できるインフィニティプールやキッズ用プールなど、4つのプールがあります。また、ホテルの目の前がタイガービーチなので、海で遊びたくなったら、すぐに移動が可能です。また、当ホテルには、お客様とスタッフが考えて作ったキッズコーナーやベビーコーナーがあり、お子様連れのお客様に好評いただいています」と、企画・広報の新田桃子さんは話してくれた。
レストランは、和食、洋食、鉄板焼き、ビュッフェ。プールサイドとビーチサイドにあるカフェは、水着での利用も可能だ。夏期限定(4月〜10月)のBBQレストランがビーチサイドにある。
屋内プールやスパ、体験工房や沖縄の代表的な花木を配したフルーツガーデンがあり、一年を通して南国沖縄を感じられる。