総力取材記事
「錫製ビアカップ」と「昆布じめ」でいつものビールが驚くほどうまい!!
本州のほぼ中央、富山県北西部に位置する高岡市。およそ400年前に、加賀藩藩主・前田利長によって高岡城が築城され、まちが開かれて以来、銅器や漆器などの「ものづくりのまち」として発展してきた。
鋳物のメッカである同市に1916年に創業して、ものづくり界のトップを走り続けている鋳物メーカーの「能作」。脈々と継承してきた技術と素材の持ち味、時代を反映させた感性を融合させた製品を生み出し続けている。なかでも錫100%で作られた「ビアカップ」は同社を代表する製品の一つで、人気の高い返礼品だ。
金、銀に次ぐ高価な金属として知られる錫は、古くから「お酒の雑味が抜けてまろやかになる」といわれ、酒器や茶器などに用いられてきた。鋳込む際にできる梨地調の少しザラザラとした鋳肌により、ビールを注ぐと驚くほどきめ細やかでクリーミーな泡立ちに!
また、熱伝導率が高いため、使用前に冷蔵庫に 1、2分入れるだけで、器がよく冷え、ビールを一層楽しめる。もちろん、ソフトドリンクにもおすすめだ。「自宅にいながら、まるでビアマイスターに注いでもらったかのようなビールがお楽しみいただけます」と、同市企画課・布野雅裕さんも太鼓判を押す。
ビールのお供には、「昆布じめ」をぜひ。日本海を往来した北前船が運んできた北海道の昆布と、富山湾の魚介を組み合わせた江戸時代から伝わる郷土料理だ。グルタミン酸など昆布の旨みが魚介に染み込むことで、程よい弾力と、生の刺身とは違う深い味わいが生まれる。定番のカジキをはじめ、淡白な身に旨みが凝縮された車だい、ぷりぷりな食感の甘海老、磯の風味香るつぶ貝、上品な甘みのイカ、脂乗り抜群のサーモンの6種がセット。
そのままはもちろん、わさび醤油でいただくもよし、熱々のお出汁をかけてお茶漬けにしても最高だ。
高岡市のお礼の品のクチコミ
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