熊本県湯前町
種無しニューベリーA約3キロ(10,000円)
2023年9月15日 09:49
ベリーさん
実家はがベリーAが好きなのでたのしみました。
少し収穫が早いのか甘味が足りないような気はしましたが、その分長持ちはしました。
種無しですがちょこちょこ種があり、まあ仕方ないのかな、と思い食べました。
大きく深呼吸すると、いきいきとした緑と土の匂いが入ってくる。そんな気持ちいい田園風景が広がる湯前町。美しい山々に抱かれ、古くからの町並みや寺社仏閣も残る山里だ。 熊本県内で最大の球磨川にもたらされる肥沃な土壌とミネラル豊かな水、そして盆地特有の昼夜の寒暖差は、とびっきりおいしい農作物を実らせる。 そんな土地を代表する特産品が、瑞々しく旨みがギュッと詰まった高品質のブドウ。その栽培に情熱を注ぐ4件のブドウ農家をたずねた。 「この10年くらいで、ブドウは新しい品種がグンと増えました。うちでは多い時は25種類以上作っています。お客さんも食べたことのない品種を楽しみにしていますし、つい作りたくなるんですよ」と語るのは久保田諭さん。25年ほど家族で営んでいる直売所は、8月上旬からの約2ヵ月間、お客さんでいっぱいだ。久保田さんのこだわりは、もみがら、米ぬか、油かすなどの堆肥や有機肥料をメインにした減農薬栽培。海藻、アミノ酸などを加えた土作りで、旨みがのるのだそう。 返礼品でも人気が集中するというシャインマスカットを一粒いただいて驚いた。口の中でパリッと薄い皮が弾け、上品な香りと果汁がいっぺんにあふれ出す。思わず顔がほころんだ。 「お客さんに笑顔になってもらえることが、作る力になります。朝とったばかりのブドウを、この直売所から送りますよ」と久保田さん。この新鮮なブドウを、自宅でも味わえるとは、ほんとうに贅沢だ。
伊藤ぶどう園の3代目・伊藤哲郎さんは、ベリーA、ピオーネなど豊富な品種を育てるが、中でも伝統的な品種であるデラウェアにも力を入れているのだそう。 「デラウェアはブドウの中でも1、2を争う高糖度で根強い人気なんですが、小粒でなにせ手間がかかります。作る農家もだいぶ減ってきました。だからこそ作りがいがあるんです」 ブドウ栽培は「1房に何回手を入れるか分からない」といわれ、毎日毎日、気の遠くなるような作業を、ひたすら繰り返していくという。花の咲きはじめから手をかけ、粒の大きさを揃え、キズのある粒を除き、形の美しい房にしていくのだ。それでも、伊藤さんはそんな苦労もどこ吹く風。 「4月下旬、ブドウの花が咲く時期が好きです。農園がすっぽりと甘い香りに包まれるんですよ」 作る人しか分からない楽しみを、そっとおすそ分けしてもらったような気がして、心が和んだ。
ブドウの王様「巨峰」をメインに栽培しているのが、金子ぶどう園の金子光喜さん。しかも、"種有り"の巨峰を作ってきた。食べやすい"種なし"全盛とも思える時代に、なぜだろう。「"種有り"にこだわるのはブドウ本来の甘さを感じてほしいから。甘みに深みがあって口の中の余韻が長く続くんです。花軸がしっかりとして、粒が落ちにくく、日持ちもします」と種有りの美点について語る。
金子さんの巨峰は、一粒一粒が生命力にあふれて瑞々しく、粒がはちきれんばかりだ。種有りならではの甘みとコクをぜひ、味わってほしい。
60年続く東ぶどう園を3代目として受け継ぐのが東雅之さん。選別や発送を行う自宅の作業所は直売所にもなっており、道には車の行列ができるほど。長年のファンも多いのだろう。馴染みとおぼしきお客さんが「今年のブドウは、できがいいね」と味見しながら選んでいく。
返礼品の1つは4種類のブドウの食べ比べができる、詰め合わせセット。
「緑、赤、黒と見た目もきれいだし、人気が高い返礼品なんです。いろいろ味を楽しんでもらいたいです」(東さん)
それぞれの生産者が、一房一房、心を込めて育てるブドウ。どれを選ぶか、とことん迷うのも「湯前ぶどう」の楽しさだ。生産者直送の朝採りブドウのおいしさをぜひ味わってほしい。
球磨川の上流・奥球磨にある同町は、ブドウだけでなく九州でも知る人ぞ知る「米どころ」でもある。清らかな水が田んぼを潤し、肥沃な土壌がすくすくと稲を育て、盆地特有の寒暖差が、米を一層おいしくするのだ。「湯前町では高品質な米が毎年安定して作られています。ふっくらと炊きあがって甘みがあり、思わず何度もゆっくり噛みしめたくなる。全国の名産地に引けを取りませんよ」と語るのは同町企画観光課の射場絵美さん。
湯前町のお米として返礼品に提供されるのは、「ヒノヒカリ」と「にこまる」の2種。どちらも、つや、香り、粘りのバランスがよく、もちもちの食感が特徴。冷めてもおいしいというから、お弁当にもおにぎりにもぴったりだ。
おいしいお米が手に入ったら、お肉も食べたいという方に、おすすめしたいのが「くまもと球磨産黒毛和牛」だ。
「奥球磨の大自然の中で、子牛から2年以上もの日数をかけて愛情たっぷりに育てられます。やわらかくてきめが細かい肉質は、甘みがあり脂身はさっぱりしている。トロけるような味わいは、一度食べると忘れられないですよ」と語るのは、返礼品を提供するAコープの吉岡祥司さん。
ふるさと納税の返礼品でも、その極上の味に驚いて熱いリピーターを増やしているというから、早めに申し込みたい。
取材を通して強く印象に残るのは、生産者の方々のおもてなしの温かさと、作る思いを語るときの丁寧さ、実直さだ。それはきっと品質の確かさや、おいしさにつながっている。
同町のある人吉球磨地域は、旅情そそる温泉や四季折々の美しい風景に魅了されるエリア。ふるさと納税の返礼品をきっかけに、ぜひとも訪れてみてはいかがだろう。
熊本県の南部、球磨盆地の東端にある湯前町。人吉球磨地域を横断するローカル線、くま川鉄道の終着駅があり、九州山地に囲まれた田園の中を観光列車「田園シンフォニー」が走行。のどかな風情が漂う。
歴史と文化が息づく地でもあり、約700年の長きにわたって人吉球磨地域を統治した相良氏ゆかりの史跡が点在。また、郷土出身の風刺漫画家・故那須良輔氏の作品を展示する「湯前まんが美術館」も興味深い。年4回程度、趣向を凝らした特別企画展が開催され、全国の漫画ファンから注目を集めている。
湯前町で人気の天然温泉施設「ゆのまえ温泉 湯楽里(ゆらり)」。標高250mの高台にあり、球磨盆地や九州山地を一望できる。
やわらかい肌触りの湯は、山あいでは珍しい潮湯。美肌成分が豊富で、湯冷めしにくいと評判だ。施設内には宿泊施設やレストランも完備。併設の「ゆのまえグリーンパレス」では、ゴーカートやグラウンドゴルフなどのアクティビティも楽しめる。
熊本県湯前町
2023年9月15日 09:49
ベリーさん
実家はがベリーAが好きなのでたのしみました。
少し収穫が早いのか甘味が足りないような気はしましたが、その分長持ちはしました。
種無しですがちょこちょこ種があり、まあ仕方ないのかな、と思い食べました。
熊本県湯前町
2017年2月9日 08:17
いわんさん
臭みがまったくなく、お酒のつまみに最高でした!2パック入りだったので、この美味しさがもう1回楽しめるとは!次も楽しみです。同梱されていた馬刺しのタレがこれまた美味でした。満足です。
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